2016.11.20 (Sun)

戦う理由

「桜田リカ」(演「吉木りさ」さん)は戦隊史上初の "戦う事に強く反対する肉親"
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貴方が唆したのね「戦い」だなんて、ヒロムが

どんな危険な目に遭うか分かっているの!?


レッドバスター「桜田ヒロム」(演「鈴木勝大」さん)は「13年間守ってくれた事」に感謝します。
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俺は決めてたんだ13年前のあの日から!!

ヒーローのリアル、Mission1「特命戦隊、集結せよ!」とMission10「戦う理由」を紹介します。

ヒーロー「最強の敵」が遂にスーパー戦隊シリーズに登場しました。
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"戦う事に強く反対する肉親" が戦隊に登場しない理由は「ヒーローが可哀想に見えるから」
もう一つは「ヒーローが絶対に勝てない最強の敵だから」でしょう。
戦隊は37年目にして遂に「ヒーローもののタブー」の一つに踏み込みました。


"13年前の事件" の直後リカ(当時14歳)は弟・ヒロム(当時7歳)を「特命部」に引き渡す事
を泣き叫んで拒否! "全世界を敵にしても子を守る母" になったのです。 
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イヤです、ヒロムには絶対そんな事させません

「ヒーローが命懸けで戦う事」を、その肉親の全員が物分り良く受け容れるハズがない!!
彼女のような "リアル" を描く事はヒーローものでは非常に危険な "タブー" なのです。


リカを演じた吉木さんは8年前の「特捜戦隊デカレンジャー」Episode03「パーフェクト・ブルー」
04「サイバー・ダイブ」に「フラグラント星人・衛里香」役でドラマ初出演(当時16歳)されてます。
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「お姫様が捕まる」(左)危機感も無く「救出された偽物」(右)にも邪悪な感じもほとんどなく、
"ただ可愛いだけ"。  20歳まではグラビア活動を御両親に反対されたそうです。

深夜番組「キャンパスナイトフジ」(09~10)で「こう見えて演歌歌手」のキャッチフレーズ

で注目され、DVD「セキララ*彼女」シリーズ(10~1)でグラビアアイドルの頂点を極めます。

「線が細くひ弱」から歌っても演じてもグラビアでもトークでも「パワフル」に成長されました。

非常に "多芸多才" で "意外性(ギャップ)" の宝庫! 「ゴーバス」時には売れっ子でした。
今時「ルックス」「演技力」「歌唱力」「タレント性」だけじゃなく「多芸」「意外性」も必須です。


イエローバスター・ヨーコちゃんは事件当時3歳で、ヒロムに「きっと元に戻す」
と約束された事を覚えてましたが、戦いが始まった時には完全にアテにしてませんでした。 
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そんな「シスコン」来てもジャマ! 確かに「マザコン」的な…

「重度のシスコン」ですが、彼女だって10歳上のブルーバスター・リュウジ(血縁関係無し)
に13年間ベッタリ甘えていて「ファザコンに近い重度のブラコン」的な関係だったりします。

ヒロムにとって①人々を守る、②両親を含む異空間に飛ばされた人々を救出する、を放棄して
"卑怯者として生きる" 事は有り得ない選択で「チダ・ニック」と訓練を重ねました。
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戦って 勝つ 絶対に! ③13年間「母代わり」の姉を悲しませない、

事も彼にとって①②と同様に重要な事なのです。 改めて見ると「ゴーバス」は人物設定も…

メカ描写も "可能な限りリアルに描く" が徹底されていて「頑張ってる」感がハンパ無いです。


「吉木りさに怒られたい」(14)は吉木さんの「冠番組」で「Season7」(15)まで制作されました。


私はお前が好きなんだよ! 心配だから好きだから「怒る」。

ワケ分からんけどクセになる「中毒性」。 吉木さんは「演技力」も近年評価されてますが、
「リカ」役のオファーを出した「ゴーバス」のスタッフは既に「怒る」演技に注目してたのでしょう。


人間より人間らしい「バディロイド」のやり取り。 ニックが非常に耳が痛い事を言ってくれます。
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働き過ぎだろ、人生他に楽しみが無いのか!

ヒロムはリカと「言い争い」をするのがイヤで「会わずに無視し続ける」ようになってました。
彼女の心を傷付ける事は自身の心をより傷付ける事で「絶対勝てない存在」
なので彼は逃げた「負けた」と言えます。 ニックは諦めずに彼女の理解を得ようとします。
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そんなのダメだ!! OK、俺が行って来る!

「弟を憎む事が出来ない」のでニックを憎む、リカも「おかしい」事は分かってる。
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どうして、貴方達は家族をバラバラにするの?

戦隊では37年間絶対に有り得なかった危険な発言を連発! 「特命部が洗脳」は事実無根。
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危険な事はやめなさい! ニックや特命部が

何て言おうと貴方に戦う義務なんて無いの!

小さい頃からそう思わされてるだけよ!!!


ヒロムは一般人夫婦を助け、その子供も絶対に助けると約束してから「姉」(母)に反論します。
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これは「義務」なんかじゃない、誰に言われたせいでもない

俺が自分で決めたんだ、自分の意志で。

リカは「メガゾード」の戦いに怯えます。 彼女の知らない所でヒロムは「ダンガンロイド」と
人間の感覚を超えた超速の戦いをしてる。 ニック(声:藤原啓治さん、初代「野原ひろし」)は… 
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リカさん、怖いのは分かるけど見るんだ

敢えて彼女に戦いを見せて「ヒロムの戦う理由」を語りました。 本当に人間より…
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もう誰もバラバラにしない為に!!! 人間らしいヤツ。

ニックが間一髪で駆け付けて辛うじて犠牲者を出さずに済みましたが「エンター」は勝利宣言。
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Très bien, Salut.(とても素晴らしい、またね)

敵が「人質」を取れば、万全のバックアップを受けても「少数の超人」が犠牲を出さず人々を
守れるハズがない! 個人的に戦隊は「リアルを目指し過ぎない方が良い」と思います。

夫婦の元に子供が帰った事を見て、リカは「ヒロムの戦う理由」を分かってくれましたが…
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ヒロム。。。 「弟が帰らないかも知れない戦いをしてる」事実は全く変わらない。

リカはヒロムとニックに「家族の絵」を遺しました。 ニックを「チーター」として描いた事で…
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可愛過ぎるなw オイッ!「真心」(まごころ)が通じた事を伝えました。

リカは「Mission28」で登場し「Mission30」で自分達の両親は救出不能になってしまいました。

その事には一切触れず「44」(クリスマス)「45」(正月)に顔出しし「最終回」(50)では約束通り
ヒロムと自宅で平和に過ごしています。 もしも更にリアルを追求するなら両親を失った時

私は貴方まで失ったら生きて行けない! 

お願いだから、私の為に戦いをやめて!!


と泣き叫ぶ展開も考えられますし、最終決戦で勝っても生きて帰れない状況になって

どうしても行くのヒロム? どうしても行くのなら

私を殺してから行きなさい!!!
 展開だって有り得ます。

吉木さんなら半狂乱のド迫力演技も出来るでしょう。 そこまでやったら正真正銘の

戦隊ヒーロー「最強の敵」 と言える存在になってました。

今後の戦隊で "戦う事に強く反対する肉親" が再び登場するかどうかは分かりません。

Vシネマ「帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ」(13)で…
pink cat
吉木さんは7番目の戦士「ピンクキャット」を演じましたが「Mission44 怪盗ピンクバスター!」
の衣装の流用の「コスプレ戦士」で「変身」は残念ながらしてませんでした。
でわ

P.S.
今回の記事が奇しくも当ブログ「1,000記事目」になりました。 次回は8年目に突入!

「人々に "守る価値" があるのか分からなくなってしまう」

18禁ゲームのスーパーヒロイン を採り上げます。

実はこの作品が、今年の後半から「18禁記事」を書き始めた理由の一つでした。
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テーマ : 特撮ヒーロー - ジャンル : テレビ・ラジオ

21:00  |  36.特命

Comment

初めまして光になれと言う物です。放送当時はスマイルプリキュアと星矢Ωを見ていました。というのも、ゴーバスターズが序盤見て大嫌いになったからです、ガンダムの言葉を借りて言うなら黒歴史でいい。リカお前は弟以外犠牲になっても構わないとでも言うのか。演じてる吉木リサさんは好きです。はっきしいって最低のワースト回。
光になれ |  2017.01.22(日) 20:34 | URL |  【編集】

初めまして、光になれ さん

コメントありがとうございます。
私は「スマプリ」にハマって(以前から知ってたけど)
「プリキュア」に興味を持ち、シリーズ全話視聴しました。
「Ω」も終盤から興味を持ち「鋼鉄聖闘士」が "回収" される
回を観られて涙しました。 その辺の事は過去記事で触れてるので
興味があれば「検索フォーム」で探してご覧になって下さい。

この回は今の所「40年間拾わなかった火中の栗を拾った」お話です。
「2,000回でワースト」と観る人も「唯一の事によく踏み込んだ」
と評価する人も居るでしょう。 見方が非常に分かれる回です。 

リカに「弟以外は犠牲になって良いのか?」と問えば
「どうしてヒロムだけが犠牲にならなければいけないの?」
「貴方達は何もしないのに!」と反論されて答えに窮するでしょう。

特命部はやろうと思えば、リカが何と言おうとヒロムを
ムリヤリ連れ去る事も出来たけど、良心が咎めて出来なかった。。。
そういう事を描く事が戦隊にとって良いか悪いか分かりません。
でわ
珍来 |  2017.01.22(日) 21:03 | URL |  【編集】

これ他の番組なら、「お前だけ弟だけの世界に引きこもって逃げるのか」「あなたのやってる事はただの現実逃避よ」で終わりです。それとゴーバスターズの場合革新を打ち上げた要素がことごとく空回りして、てこ入れした上後番組がイベントだらけなのを考えると燃える展開一つも無かったです、ギャバン回ですら。
光になれ |  2017.01.23(月) 07:52 | URL |  【編集】

他の番組ならそもそも…

「戦う事に強く反対する肉親」を "出さない" ですね。
そういう問題提起や議論を一切しない、のがフツウです。
評価するか「ことごとく空回り」と見るかは人それぞれです。

両親を失った後の「ギャバン回」こそ要らなかったですね。
「悲しみを引きずりのは視聴者に歓迎されない」
"原則" からは逃れられなかったようです。
でわ
珍来 |  2017.01.23(月) 22:52 | URL |  【編集】

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