2010.03.11 (Thu)

戦隊ヒロインの選考基準と方法 (昭和編)

やっと入手しました! 「週刊朝日」(1983.5-6) 表紙:牧野美千子さん(当時18歳)の画像。
100311-1.jpg
ナチュラルメイクで幼い感じだと思ってましたが、読者層を考えるとそれはないですね。

子供番組を作ってるんですけど、興味ありますか?

とスカウトされ「子供を集めて収録する番組のお姉さん」だと思われたそうです。
(特撮番組とスカウトしなかったのは「アクションなんてムリ!」と断られるのを恐れたのかも)
「ダイナマン」の萩原佐代子さんのアクションを見てビックリされたのは、
「バイオマン」の出演を決めてしまった後だったとか…

2/21(日)に開催された「戦隊ヒロイン同窓会」で
萩原佐代子さん、牧野美千子さん、ビデオ出演の小牧リサさんが揃って
「(戦隊ヒロイン役に)オーディションは無く、決め打ちでした。」と仰られてました。
出演者のインタビュー記事を参考にした
昭和期の戦隊ヒロインはどのように選出されたか? についての雑談です。
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「戦隊ヒロイン同窓会」でのトーク内容を要約すると
・今のようにオーディションに応募者が殺到(マジレンジャーに史上最高2,000人!)したり、
 出来レース?になったり何て事は考えられなかった。 そうです。
初期の戦隊ヒロインは「(やってくれそうな人に)お願いする」感じだったようです。


「戦隊ヒロインの選考基準」(昭和) (あくまで管理人の主観)

1.ルックス、スタイル (やはりこれが最重要項目ですね。異論は無いと思います)
 ルックスは「華」のある美人であること、更に明るいベビーフェイスで親しみ易いこと。
 スタイルはなるべく痩身であること、背が男性陣より高いのはNG、いわゆる「巨乳」もNG。
2.アクション経験 あることが望ましい。 無い場合は運動神経が良く、思い切りが良いこと。
3.演技経験 あることが望ましい。 無い場合もアフレコのため滑舌が良いことが望ましい。
4.年齢 18~22歳くらい。1~3が良い場合は要相談。

厳しい… 「そんな人どこに居るんだよ? 居ても絶対引き受けてくれないよ!」って感じです。
今と違って「子供番組だ!」と注目はされても評価は余りされない時代だったと思います。
キツイし、危険だし、オーディションを開いても応募者はきっと少なかったでしょう。


「戦隊ヒロインの選考方法」(昭和) (インタビュー記事を参考にしました)

01.モモレンジャー:決め打ち (「戦隊ヒロイン同窓会」の小牧リサさんビデオインタビューより)
02.ハートクィーン:JAC内で選抜
03.ミスアメリカ(初代):スポンサーの指示、 2代目:不明
 2代目選出の情報は未発見ですが、「初のオーディション」が行われた可能性があります。
04.デンジピンク:決め打ち (複数の弓あきら(当時、小泉あきら)さんのインタビュー記事より)
 「東映スーパー戦隊大全 バトルフィーバーJ・デンジマン・サンバルカンの世界」P160
 「小泉あきら スペシャルインタビュー」が特に詳しいです。 
05.シリーズで唯一変身する女性メンバー無し(視聴者の要望多数のため次作で復活)
06.ゴーグルピンク:
 「ゴーグルV・ダイナマン・バイオマン大全」P11に
 「撮影会では別の方だったんですが急遽役を降りることになりまして、再びオーディション…」
 と言う記述があるので、2回もオーディションが行われたようです。

これは私の思い込みですが、第4話のこの台詞は制作スタッフの願いではないでしょうか。
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ゴーグルピンクは頑張るわ

当時は戦隊ヒロイン役の女優さんに対して、現場の不安は決して小さくなかったと思います。 

07.ダイナピンク:決め打ち(複数の萩原佐代子さんのインタビュー記事より)
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がんばりましたね。 体中アザだらけになったけど、
一生懸命に、ね。
「宇宙船別冊スーパーギャルズコレクション'84 夢・翔・女」より。 

「贔屓が過ぎる!」と思われるかも知れませんが、この方は本当に頑張られたと思います。
「戦隊ヒロイン同窓会」でも
他のピンクの方は可愛がってもらえたと聞きますけど、
私は他の人達から「ライバル」みたいに見られてしまって、
爆発の時とかも誰もかばってくれなかった。
 と仰られてましたが

私が思うに、それは少なからず本当に「ライバル」と見られてたのでしょう。

08.イエローフォー:初代、2代目共にJAC内で選抜
  ピンクファイブ:決め打ち

牧野さんは「」と呼ばれて可愛がってもらえたそうですが、

「『先輩』になったんだから余り弱くてもいけないから…」

と言われ、自分でも「そうだな。」と納得して「優しさ担当」だけどアクションを頑張ったそうです。
私が思うに、アクシデントが無くても何だかんだ言ってやらせるつもりだったのでしょう。

09.チェンジフェニックス:JAC内で選抜、 チェンジマーメイド:オーディション
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貴重な西本ひろ子さんのインタビュー記事の切り抜き(出展不明)より。

「朝日ソノラマ ファンタスティックコレクション 電撃戦隊チェンジマン」によると
オーディションに来た女性は西本さんの他には「3人」だったそうです。
男性は全部で12~3人だったそうで、小規模なオーディションと言えます。


10.イエローフラッシュ:テスト出演(それ以前にオーディションがあったのかは不明)
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前作チェンジマンの第45話「虹色の少女アイラ」に「ニジン星人アイラ」役で出演されました。
「テスト出演」は男性メンバーではBFJから見られましたが、ヒロインでは中村容子さんが初。

 ピンクフラッシュ:JAC内で選抜。 JAC内の選抜の仕方についてですが…
 「東映ヒロインMAX」Vol.1 の
 「栄光のアクション・ヒロイン座談会」(田中澄子×大石麻衣×吉田真弓×澄川真琴) では
 それぞれが「決まった」と仰ってるだけ、まるで「上が決める」みたいなニュアンスでした。

11.イエローマスク:不明、 ピンクマスク:不明。 
 マスクマンのインタビュー記事は少なく、ヒロインの選抜方法についての情報は未発見です。

12.ブルードルフィン:決め打ち(複数の森恵さんのインタビュー記事より)
 レッドファルコン役を嶋大輔さんが演じたことと共にインパクトが強かったようで、
 次作「ターボレンジャー」ではオーディションの応募者が激増したらしいです。

少しずつですが「ブランド化」して行ったようです。 平成以降についてもその内。
でわ

PS.
私も戦隊ヒロインを演じた女優さんのインタビュー記事を全て持っている訳ではないので
選抜方法その他の情報をお持ちの方は、宜しければお知らせ下さい。
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Comment

^^

こんばんは!

Very nice pic of 牧野 美千子!

I like the character of Pink Five ^^

Do you know what is her job actually?

I have never seen her on other tv show, only in バイオマン...

But in France, it's not easy to found information about old Tokusatsu actors v___v)°

Neo Kerberos |  2010.03.11(木) 03:46 | URL |  【編集】

虹色の少女アイラはサラさんでしたか!?
どおりで脚がセクシーだったはずです。
メタルシリーズで個性派女幹部を演じる茂野幸子さんがチェンジマンにゲスト出演してるのは知ってましたが・・・。

悪のヒロインはどうだったでしょう?「宇宙船」とかでゼノビアとかキメラとか逸話ありそうですね。探してみます。
メルシーステージ |  2010.03.11(木) 14:47 | URL |  【編集】

Dear, Mr. Neo Kerberos

Please refer to article on 2009.11.26 (Thu).

After Bioman, she debuted a singer.

She is managing a shop of Tsukudani(佃煮) in Tsukiji(築地) now.
(Tsukudani(佃煮) : Fish boiled down with soy)


でわ
珍来 |  2010.03.11(木) 18:36 | URL |  【編集】

こんばんわ、メルシーステージさん

はい、仰る通り非常に脚がキレイでしたよw
「茂野幸子さん」ですか… ちょっと調べましたが、よく分かりませんでした。

悪のヒロインは初期からありますが、テスト出演なんて
言うのが失礼なほどキャリアがある方が多いです。

今回の記事もやや欲張り過ぎで
長くなり過ぎるので、貼るのを断念した画像もあります。
バイオマン辺りで区切るんだったかな…
でわ
珍来 |  2010.03.11(木) 18:41 | URL |  【編集】

平成以降ですが・・・

確かターボかファイブの頃のアイドル雑誌
(多分明星)で、木之原賀子さんのインタビューが載ってまして、
(と言っても掲載されている西本さんのサイズぐらい。
これ確かライブマンの頃に出た「戦隊大全」みたいなやつですよ。
まだバトルフィーバーが1作目扱いでした)
私の記憶では
撮影会のようなモデルの仕事のときにスタッフさんに
「頼むから出演してくれ」か「頼むからオーディション受けてくれ」と
懇願されたみたいなことおっしゃってました。
(記憶曖昧ですみません。でもとにかく無茶苦茶お願いされたとか)
運動オンチなのでと断っても断ってもお願いされたので
「じゃあ運動オンチでも絶対にいいですね!」と
引き受けたら火傷するわ肉離れするわとか
結構グチってのを覚えてます(笑)
まだ子供番組がステップになる前の時代なんで
オーデだったにしても、集めるのも一苦労だったみたいですね
(チバレイの自叙伝にも「戦隊からアイドルはでない」って
ジンクスがあって、それが怖くてグラビアの仕事を
入れまくってもらったと書いてましたし)

ところでマジブルーだけで2,000人だったのですか?!
それともマジヒロイン総合で2,000人?
別府あゆみさんは大阪の早朝番組でレポーターされていたので
出た時は本当驚き嬉しかったです。
長文すみません。では失礼します。
たけ |  2010.03.11(木) 20:12 | URL |  【編集】

こんばんわ、たけさん

貴重な情報ありがとうございます。
私が聞いた話では、赤の佐藤さんと木之原さんは「明星」に
インタビューが掲載されたことがあったようです。
「決め打ち」か形式的にしろ「オーディション」があったのか微妙ですね。

男性メンバーは古くから希望者が多く、ガチのオーディションがあったようですが、
女性では希望者が少なかったようです。 当然と言えば当然ですよね。
カクレンくらいになるとオーディションに女性も多く来てたようで、
「第5次審査」まである「難関」にまでなったようです。
(結果は広瀬さんに「決め打ち」でしたけど)

木之原さんは第一話で脚を肉離れしてしまったと
「東映ヒーローMAX Vol.20」の対談記事で朝倉さんが仰ってました。

すいません、マジレンジャーに2,000人の誤りです。訂正しときます。
ちなみに素人ではなく、基本的に芸能関係の事務所に籍がある人達で2,000人のようです。
でわ
珍来 |  2010.03.11(木) 21:40 | URL |  【編集】

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