2010.05.04 (Tue)

アイドル歌手 VS 特撮ヒロイン その1

拾った画像で出典不明ですが、85年のピンクファイブこと、牧野美千子さんのグラビア。
100504-1.jpg

ピンク5(ファイブ)がやって来た  細かい文字は判別不能。

「超電子バイオマン」(84)に出演されたことを一般グラビア誌で「個性」としてアピールしました。
おそらく戦隊では「初」のケースだと思います。
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80年代は「アニメブーム」に押され、「変身ブーム」が去った特撮は斜陽の分野でしたが、
アニメに対抗して「玩具展開の工夫」「対象年齢層の拡大」を図ることによって生き延びました。

もう一つ80年代を席巻してたのは「アイドル歌手」。
当時の新人女性タレントにとって「アイドル(歌手)に成れるか、成れないか」は大問題でした。
アイドルに成ればTV画面を5分弱占拠して自分をアピールする機会が多くなりますし、
歌がヒットすれば一気に知名度が上がって芸能活動が軌道に乗ります。
女優志望でアイドルすることに抵抗があっても、最初は我慢… ということが多かったです。

アイドル歌手として成功する要素としては、まずは①ルックス②歌唱力ですが、
以前貼った牧野さんがデビュー曲を歌う動画を観た限り、どうにも②が…
しかし、③個性 で挽回して成功したケースが多々ありました。 
むしろ大勢のアイドルがデビューするので生き残るには③が最も重要! 参考までに。

(下列の曲名と歌手名が途中からズレていることが残念!)
ニコニコのコメントは誰でも好き勝手書けるのですが、①と②の評価は正当だと思います。
皆さん全員強烈な③をお持ちですが、失礼だけど④時の運 としか思えない方も居ます。
絶賛されてる方も居る反面、かなり手厳しいことを書かれてる方も居ます。


冒頭の画像の続きの画像。
当時の特撮ファンは牧野さんに限らず、グラビア誌で特撮に出演した女優が
特撮ヒロイン」だったことをアピールすることを余り歓迎しなかったようです。
100504-2.jpg
「作品のイメージを壊す!」「子供番組なのに!」と非難されることもよくあったようです。

当時のグラビア誌の方も「特撮ヒロイン」であったことに余り価値を認めませんでした。
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ガキのアイドルはもう飽きた  スコラ(850912)より。

否定的に扱われることも多かったようです。 肯定的に扱われる現在とは全然違います。

むしろ当時の特撮ファンが喜んだのは「スケバン刑事」に牧野さんがゲスト出演したこと。
090722-2.jpg

麻宮サキ VS ピンクファイブ  第16話より。

もしかすると制作側も「特撮ヒロイン」だった個性を重視したのかも知れません。
この時の牧野さんの演技はバイオマンの頃から長足の進歩を遂げてるように見えましたが、
御両親が元々芸能活動に反対されてたそうで、残念ながら85年中に引退されました。
継続されてれば、戦隊ヒロインの地位をもっと早く高めてくれたかも知れません。

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戦隊ヒロインの方向性はサンバルカンを挟んで大きく変わったと思います。
デンジピンク以前は海外のスパイ映画に影響されたのか「大人っぽい女性」なのに対して、
ゴーグルピンク以後は明らかに童顔で「アイドルみたいな女性」が多いです。

実際にゴーグルV以降の戦隊ヒロインに選ばれた方々は、失礼を承知で書くと…
・降板したアイドルの代役に急遽選ばれた方。 
・アイドルにもうちょっとで成り損ねた方。 
・アイドルになる前に「子供番組に興味ありますか?」と勧誘された方。
・アイドル歌手デビューしたものの売れず、再起を賭ける方。 などなど
これらは偶然ではなく、TVで頻繁にアイドル歌手が歌っているので制作陣が
「戦隊にもアイドルみたいな子を出せば人気が出るだろう」と考えたんだと思います。

その目論見は当り、ゴーグルピンクこと大川めぐみさんの出現後は
100504-4.jpg
このような「特撮ヒロイン」関係の書籍が色々と出版されるほどの人気を得ました。

しかしマスコミが注目したのは断然、アイドル歌手!

(松田聖子さんのコメントの量が圧倒的なので「別格」なことがハッキリ分かります)
「アイドル歌手」を巨木に例えるなら、「特撮ヒロイン」は小さな苗木。
無数の葉を拡げる巨木に「太陽の光」(人々の関心)をほとんど遮られてました。
全く戦いにもならない、存在に気づいてももらえない 絶望的な実力差での「抵抗」でした。

「アイドル歌手」が強い時代の「戦隊ヒロイン女優」はほとんど評価を得られませんでした。
それは至極当然とも言えます。
①綺麗な衣装を着て、大勢のファンの前で歌って歓声を浴びる。
②男性ばかりの現場で、泥だらけ傷だらけになってアクションする 
芸能界デビューしたい女性にどちらが良いかと聞けば、ほとんど全員①に決まってますから。
どんなに競争が激しくても①でしょう。 ②を選んだら「変わり者」扱いされて当然です。

しかし段々と変化が表れて「特撮ヒロイン」が評価されるようになります。 続きはその2で。
でわ
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テーマ : 特撮ヒロイン - ジャンル : テレビ・ラジオ

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Comment

意気投合してましたね

話が脱線して申し訳ありませんが超電子バイオマンの二代目イエローフォー役の田中澄子さんとピンクファイブ役の牧野美千子さんは同い年で学年も一緒と言う事もあって撮影中には意気投合してたみたいですよ、田中さんは牧野さんの事をひかるちゃんと呼んでましたし、田中さんの雑誌やDVDの解説書のインタビューでは仲が良かったんだなと思わせられましたね、あと大戦隊ゴーグルファイブのゴーグルピンク役の大川めぐみさん以降特撮ヒロインの世間の認知度が高まりましたが、大川さんは今で言えば山川恵理佳ちゃんみたいなルックスでしたね。
あさばよしゆき |  2010.05.04(火) 09:00 | URL |  【編集】

こんばんわ、あさばよしゆきさん 

牧野さんは復帰されてから色んな情報があります。
■[戦隊]牧野美千子さんトークショー in 日本橋ジャングル その1
ttp://d.hatena.ne.jp/matobauni/20100425/asyoulike
3月のイベント報告をされてる方がいらっしゃいます。

山川恵理佳さんを検索しましたけど大川さんに似てるかどうかは何とも…

個人的には大川さん、萩原さん、牧野さんの内一人でも
歌が上手かったら特撮ヒロインの知名度が上がったのでわ…と思ってます。
歌上手かったら特撮やらずに真っすぐアイドルしてたかなw
でわ
珍来 |  2010.05.04(火) 18:41 | URL |  【編集】

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