2010.06.03 (Thu)

歴代最優秀戦隊ヒロイン&女優

12人の千点頭脳により若返った「少年王ビアス」。 非常に視聴者の不評を買ったようです。
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弱いなめぐみ! その心の優しさがお前の弱点だ!!

めぐみちゃんがラスボスに説得を試みたことは今尚特撮ファンの間で語り草になっています。
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いいえ、弱いのは貴方よ。 何っ!?

今回は最終回ばかり採り上げてるので、ネタバレが嫌いな方は動画を視聴しないで下さい。
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サンバルカン放映時「女性戦士を復活させて欲しい」と言う要望が多数寄せられたと聞きます。 
その際に「こういう女性戦士にして!」と言う視聴者の要望も製作者側に伝わったでしょう。
おそらく視聴者(女児、女性が多く含まれたらしい)の要望は2つ
 ①可愛くて美人が良い! TVで頻繁に見られる「アイドル歌手」並みにして欲しい。 
 ②男性戦士に負けないくらい強くして欲しい! そしてドンドン活躍させて欲しい。
何のヒネリもありませんが、1人の女優さんでは両立が難しいムチャクチャな要望と言えます。

ゴーグルピンク・桃園ミキを演じた大川めぐみさんは①は満たすものの、②は極めて困難。
当時「変身前アクション」が重視されたのですが、それを高いレベルで彼女に望むのは酷。
そこで「最初は強くないが、努力して強くなって行く」という方針が取られたと思います。

子供だった私は漠然と「この人は強くなろうとしてる。 弱いとは言い切れない!」と感じて
いつの間にかミキさんに関心を持って応援してました。 まんまと狙いにハマったようです。

第50話(最終回)でミキさんがデスマルク大元帥の侍従・ベス(左)をタイマンで倒した時は
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こんな強敵を倒すなんて、ミキさんは強くなった!」と嬉しくなったことを覚えています。
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でも見返してみるとベラ&ベスが戦ったのは最終話のみで「強敵」かどうか怪しかったです。

終盤はコンボイ(子役レギュラー)が思ってた以上にシャシャリ出て来て
ゴーグルVの出番を奪ってましたが、騒いでるだけで全く何の役にも立ってませんでした。
ラスト3話はミキさんの台詞は短いモノのみ、最終回は赤間さんだけ喋ってる感じでした。

当時「子供なんかいいから、ゴーグルV同士のやり取りを見せて!」と強く感じてましたが
見返すとその時の苦い記憶が鮮明に蘇って来るようで、ストレスを感じてしまいました。
第49話で未来科学研究所が壊滅した後、仲間を必死で探す「見せ場」は子役ではなく、
ゴーグルVのメンバーの誰か、出来れば大川めぐみさんに演じて欲しかったです。
(終盤に長い台詞が全く無い理由は大川さんの演技力が低いためですね。 分かっています。)
私はゴーグルVのメンバーが好きでした。 コンボイが好きな方、もし居たらごめんなさい。


次のダイナピンク・立花レイを演じた萩原佐代子さんは化粧品のCM出身、
細いのにアクションを精力的にこなすという稀有な方で①と②を両立させる逸材でした。
萩原さんは苦労されたでしょうが、私は彼女が演じる「強いヒロイン」に大いにハマりました。
自分の力を過信して一人で無謀な行動をしたり、「猫が嫌い」という弱点も魅力的でした。

「ダイナマン」を見返してた途中、ネット上で

最終回で立花レイが弱音を吐いて幻滅した。

「強いヒロイン」が台無しになってしまった。


と言う趣旨の書き込みを見つけましたが、私にはそんな記憶は全くありませんでした。

ダイナマンが「若き帝王メギド」に「千年洞窟」に閉じ込めた所から最終回は始まります。
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でも! ブレスレットの連絡も通じないし…

本当にもう出られないのかも?
…これって「弱音」ですか?

「弱音」なんていうから、もっと泣き出しそうな顔で深刻に言ってるのかと思いました。
これ位なら男達だって何度も言ってます。 「最後だから罪が重いんだ!」と仰るなら…

一番最後に弱音を吐いたのは星川さんです。 しかも地面にガックリ両手をついて情けない!
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ダメだあんな小さな裂け目じゃ、ネズミ一匹通れやしない

すぐ事態が好転したのは結果論であって、紛れも無くヒーローにあるまじき醜態です。
どんな言い訳も通じません。 2年間「強いブラック」を演じた春田さんの努力は全て台無し… 
なんて訳ありません。 ナンセンスw とんでもない「言いがかり」で、すいませんでした。

大人になって見返せば分かりますが、主な3人で通信可能になる過程を盛り上げただけw
レイさんは最初に長めの台詞で「通信が出来ない」ことを状況説明したに過ぎません。
子供は理解力が無いので好きなヒーロー&ヒロインがショックな発言をすると、
そこで思考停止に陥ることがあるようです。

むしろ私がショックを受けたのは、レイさんがキメラ様と最後まで正々堂々と戦ったのに対して
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男4人がかりでメギドと戦ったことです。「男達はカッコ悪い!」と幻滅してしまいました。
当時の私には「演出の都合」と心の中で男達を弁護することが出来なかったのです。

一方、ダイナスーツを破る程に力を上げたキメラ様と「一人」で勇敢に戦って手傷を負わせた

「ダイナピンク・立花レイ」は私の目には(男達と対照的に)これ以上ないくらいカッコ良く映り
「理想の戦隊ヒロイン」「理想の女戦士」として完全に心に焼き付きました。
(最終回で悪の女性幹部と対決する「見せ場」があったのは、他にはハリケンブルーだけです)


「ライブマン」を2年前に視聴した際には、
"「ブルードルフィン・岬めぐみ」こそ「歴代最優秀戦隊ヒロイン」"の評判に懐疑的でした。
「アイドルだからアクションは十分こなしてないだろう」「欠点が無くて魅力に乏しいだろう」
など、正直言って「絶対に認めたくない」と思ってました。
しかし、森恵さんは「美しさ」「強さ」「知性」「優しさ」「弱さ」(不完全さ)の5大要素を
全て完全に演じ切っていたので「完璧な戦隊ヒロイン」であると認めざるを得ませんでした。

私の個人的見解では、近年アクションの重要性が低くなったことも考慮に入れた上で

歴代最優秀戦隊ヒロイン: ブルードルフィン・岬めぐみ 殿
歴代最優秀女優: 森恵 殿

特に森恵さんの演技力は歴代最高で対抗できる方は一人も居ないと思います。

最終回は彼女の言葉に男達が言葉を繋いで物語が終わります。
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「美しいモノ」は何一つ映ってないわね。

お言葉ですが最終回にも「美しいモノ」が映ってました。
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戦隊ヒロイン6番目の要素「お色気」すらも完璧ですね。 ごめんなさい、でもある意味重要w

「少年王ビアス」は「天才子役」を用意出来れば脚本家のイメージ通りになったんでしょうね。

本作は「森恵」という女優なしでは絶対に成立しない作品で、正にヒロイン(主役)でした。

ゴーグルピンク以来「理想の戦隊ヒロイン像」が模索されてブルードルフィンで完結した。
なんて思ってますが、「一番優秀であること」と「一番好きであること」は違います。
でわ
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Comment

森恵について

超獣戦隊ライブマンのブルードルフィンこと岬めぐみなんですが、ウィキぺディアではスーパー戦隊シリーズ初のブルーの女性戦士と言う事で変身前、変身後共に人気の高いキャラクターとなったと書いてありました、演じた森恵さんは外見的には申し分なかったのでその上で演技も達者だったので人気があったのだと思います。
あさばよしゆき |  2010.06.03(木) 15:10 | URL |  【編集】

こんばんわ、あさばよしゆきさん

何のヒネリもない平凡な結論に落ち着きました。
ラスボスを説得なんてある意味タイマンで倒すより凄いかも知れません。
話が通じそうにないヤツが多いですけどねw

本文には書き切れなかったんですが、私は戦闘時の声、表情を重視してます。
ブルードルフィンはどちらも大変素晴らしく、ライブマンを視聴してすぐに燃えて来ました。
折角生身アクションをしても声と表情が決まらないと私的には価値が半減です。
歴代でもダイナピンク、ファイブイエロー、ホウオウレンジャー、ハリケンブルーは燃えます。
でわ
珍来 |  2010.06.03(木) 19:07 | URL |  【編集】

ご無沙汰しました

めぐみ様が№1ってのは納得です。

彼女は優しさと強さを兼ね備え

知的で女性的な脆さを兼ね備えた

完璧なヒロインだと思います。

追伸。レイさんもレミ先生も

素晴らしいヒロインだと思います☆

ご本人にお会いして当時と余り

変わっていないってのに

驚愕しました!!美人すぎです!!
とら |  2010.06.03(木) 23:23 | URL |  【編集】

久しぶりに書き込みます。

とても説得力のある御意見だと思います。

それぞれの要素で、それぞれ(あるいはいくつか共通して)名前の挙がるヒロインの方はいても、ここまで揃っている方は他にいないと思います。
そしてそんなヒロインを演じきった演技力、素晴らしいですね。
キャプチャーされた画像を見ても、本当に色々な表情をされています。

ライブマンは他にも演技力のある方が多くて、掛け合いなどドラマを見ているようでした。
戦闘シーンは割とおとなしく、派手な印象はないので作品全体のインパクトは薄いかも知れませんが、子供番組らしからぬ、じっくりみたいと思える作品でした。

koturbo |  2010.06.04(金) 01:14 | URL |  【編集】

まとめてすいません。

お久しぶりです、とらさん、koturboさん。
本当にブルードルフィン・めぐみ嬢は戦隊ヒロインとしてあらゆる要素が揃っていて
「どこまで完璧なヒロインを追求できるか?」に挑戦した感すらします。
ハッキリ言って男性陣よりも遥かに優秀です。

アクションの歴代1位はファイブイエローです(初代イエローフォーは降板したので除外)
レミ先生はルックスと演技力も高水準でした。

バイオ~マスク、ファイブとアクションクラブ関係の女優さんが起用されているので
「本職だからダイナピンクよりもっと暴れてる人が居るかな?」と思って視聴しましたが、
思ったより抑えられてる感じがしました。 やろうと思えば出来たんでしょうけど。
ダイナピンクはやり過ぎだったのかなと思います。
でも他で見られない位に強い描写をされてるから素晴らしいとも言えます。
でわ
珍来 |  2010.06.04(金) 08:31 | URL |  【編集】

念願叶って…

珍来さん、お久しぶりです。ずっと見たかったダイナマンのラストがみれました。

最後の最後までレイさんは華がある凛とした女戦士でしたね。

あのシーンは弱音とは私も決して思いません。今まで(ネコ以外)あらゆるピンチのときでもレイさんは泣いたり、憐れんだりしない強い女性だったように思います。

見終わったあとジーンときて泣きそうでした。あんなかっこいい女戦士はもう出てこないかもしれませんね。そう思うと悲しくて…でも珍来さんにまたひとつ夢を叶えてもらいました。ありがとうございました。
こもも |  2010.06.13(日) 17:06 | URL |  【編集】

お久しぶりです、こももさん

コメントありがとうございます。
「立花レイは女児人気が高かった」という話を聞いたことがありますが、
ダイナマン関係で女性の方からよくコメントを頂くので正しいようです。

最終回で悪の女性幹部と派手にタイマン勝負したのは歴代でダイナピンクだけです。
最後まで「華」のある「強い女戦士」として「美しい」見せ場があったと言えますね。
4人がかりでメギドと戦った男達の戦いは
色々と理屈を考えて弁護してあげることは出来ますが「美しい」とはお世辞でも言えません。
ハリケンブルーもフラビ&ウェンディと対決しましたが悪側が動けない衣装でした。

キメラ様は帝王メギドに優しい気持ちを持っても、地上人を見下したままなのが
当然だなと思いましたが、ちょっとショックだったことを覚えてます。

弱音云々の勘違いは別の特撮関係のネット上で
「あの時○○が弱音を吐いてショックだった」 「その後特訓して勝っただろ!」
「弱音を吐いたことしか覚えてない…」 「製作者が聞いたら泣いちゃうよw」
というやり取りを見たことがあります。 理解力が無い子供だとよくあることみたいですw
でわ
珍来 |  2010.06.13(日) 20:16 | URL |  【編集】

私はやっぱり

昭和から戦隊見ている自分にとっては桃園ミキ・立花レイの2人は最高の2トップですね。あと現在放送中のゴーカイジャーも見てますが

ルカ=立花レイ アイム=桃園ミキ
の系譜のヒロインだと自分は思っています。
FFF |  2011.04.25(月) 09:32 | URL |  【編集】

お久しぶりです、FFFさん

私には再放送で観た「ペギー松山」の文武両道ぶりが印象的でしたが、
「ヒロイン」として注目したのは「桃園ミキ」「立花レイ」が最初でした。
「岬めぐみ」で理想のヒロイン像の追求は一旦完結したと思います。

以降の作品のWヒロインは「ミキ系」と「レイ系」に分かれると思います。
最近「魔境伝説アクロバンチ」(82)について調べましたが
「Wヒロイン」のアイディアと既にあったことに驚きました。
それ以前にあったかも知れないので「初」とは断言できませんが、
「お淑やかな姉」「男勝りな妹」という完璧な差別化が既に見られました。
でわ
珍来 |  2011.04.27(水) 00:49 | URL |  【編集】

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