2010.12.29 (Wed)

第37回 NHK紅白歌合戦 (86.12/31)

私が全部観た唯一の「NHK白歌合戦」は斉藤由貴さんが出場した第37回のみです。
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「紅白の視聴率低下は時代の流れ」と見なされる前の 最後のガチの「白」でした。

デビュー2年目の斉藤さんは「紅組キャプテン 兼 司会者」で初出場!
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白組代表 加山雄三! 紅組代表 斉藤由貴!

「超強運」であるが故に彼女は白史上最大のプレッシャー」を経験したかも知れません。
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「NHK白歌合戦」は視聴率70%(時に80%)を超える「お化け番組」「怪物番組」でしたが、
日本テレビの「年末時代劇スペシャル」(85-93)第一弾「忠臣蔵」が15.3%を獲得する成功を
収めたため「第36回白」(85)の視聴率は66.0%に急落してしまいました。
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第二弾「白虎隊」(86)は大きな脅威であり「第37回」では「視聴率回復」が至上命題でした。

斉藤さんが初出場で「紅組キャプテン 兼 司会者」に選ばれたことは大変な話題でした。
「スケバン刑事」(85)からNHK朝ドラ「はね駒」(86前)に引き抜かれた時点で「当確」でしたが、
彼女の大ファンである私も「ええっ! 大丈夫なの?」と驚きと心配が先に立ちました。
発表直後の「夜のヒットスタジオ」(フジ)では斉藤さんは舞い上がってました。

一緒に観ていた姉が本田美奈子さんと西村知美さんがアップになった時に
「こうやって落選した人をワザと何度も映すんだよ」と教えてくれたことを覚えてます。
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その時「どうしてそんなイジワルをするんだろう?」と思いましたが、今見ると2人だけではなく
ベテラン男性歌手達も斉藤さんの「特別待遇」に露骨に動揺しています。

「特別待遇」の理由は「おニャン子クラブ」(85.4~87.9)の存在しか考えられません。
フジテレビは86年半ばからTBS「ザ・ベストテン」に彼女達の楽曲がランクインしても
色んな理由をつけて出場させないなどの「暴挙」に出ました(公然の秘密)。

紅白の裏番組「世界紅白」(86、フジ)でメドレーを歌う「おニャン子クラブ」。


斉藤由貴(NHK) VS おニャン子クラブ(フジ) という構図でしたが
余りにもムチャ過ぎるので斉藤さんを前代未聞の「特別待遇」にしたのだと思われます。

「第37回」におニャン子が選出されなかったのは、フジの意向で拒否したのか、NHK側が
落選させたのかは不明ですが、他局の歌番組との軋轢は解散を早めたと言われています。
解散後、フジテレビ局預かりの芸能事務所無所属である大部分のメンバーは「強制引退」。
「おニャン子解散」のドタバタ劇でアイドルに興味を持てなくなった方は多いようです。


斉藤さんは「超強運」でしたが白史上最大のプレッシャー」を受けたようにも見えました。

(「悲しみよこんにちは」朝ドラOG応援付きバージョン)

彼女の応援に「朝ドラOG」が駆け付けた時は大いに盛り上がりました(確か事前告知無し)。
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(「斉藤さんと沢口さんの仲」は私も「微妙な雰囲気」という記述しか見たことがありません)

「ゲゲゲ」が問題にならない大人気作が4つも集結したと思ってもらって間違いないです。
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途中、斉藤さんが壊れそうになってるように見えるシーンがあって、私はハラハラしました。

白」が芸能人の運命を左右すると知っていたので、無事歌い終わった時はホッとしました。

(「悲しみよこんにちは」曲紹介&エンディング付きバージョン)

その後、彼女は何度も着替えをして紅組出演者の曲紹介を順調にこなして行きました。
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経験不足で多少のミスはありましたが、それまでにない「若さ」を前面に出したことは
好評だったらしく、その後の白では紅組司会者に若い女優さんがたびたび選ばれてます。
少なくても加山さんの「仮面ライダー!」の様な失敗は無かったです(スイマセン)。

「このまま無事に終わる」と思っていた終盤に事件が起きました。

「白組優勝!」 を聞いた斉藤さんが大粒の涙を流して泣き出したのです。
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すごく楽しい時間を持てたので良かったです。

ありがとうございました。
 一時は何とか立ち直ってコメントしました。

リアルタイムでは私には彼女が何故泣いているのか分からず、進行が滞ってるのを観て
「もう斉藤さんはしばらくテレビに出られないかも知れない…」と本気で思いました。
若い方は「大袈裟だ」と思われるかも知れませんが、当時の白は「絶対」だったのです。

しかし元旦の新聞で「第37回」の平均視聴率「59.4%」と一面に大々的に採り上げられ、
「初の60%割れ」を記録した紅白は「絶対」ではなくなりました。
その後、1/3のバラエティ番組に斉藤さんが出演して「仮面ライダー!」と発言した際には
「大丈夫だったんだ」と安心しました(本気で「斉藤さんの責任にされる…」と心配してました)

後日、週刊誌などを読むと…
彼女は紅組出演者の方々から「由貴ちゃんが居れば絶対優勝ね!」と言われていて、
「自分のせいで紅組が負けた」 と思ってしまったらしく
終了後、ステージから引き上げる際にも「ごめんなさい」と声を上げて泣き続けたそうです。
この年は「おニャン子旋風」が吹き荒れ、紅組にヒット曲が少なく絶対的に不利でした。

その後は「紅白の視聴率低下は時代の流れ」とする見方が主流となってしまったので、
個人的見解としては第38回(87)、第39回(88)はガチではなく、平成になってからは

白」であって「白」ではない 感じがします。

第38回以降は家族につられて少し観るくらいですけど、あくまで「個人的見解」です。
それでは良いお年を。
でわ

PS.
次回は予想以上に早かった「35th新戦隊の情報」にするか、
以前リクエストされた「1/2に放送された戦隊のお話紹介」にするか迷ってます。

2年目は戦隊(特撮、アニメ)だけではなく、芸能(アイドル、特に斉藤由貴さん関係)の記事も
書きましたが、3年目は管理人がハマった玩具やゲームなどのマニアックな記事も書きます。
そうしないとモチベーションの維持が難しいんですよね~。
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テーマ : NHK紅白歌合戦 - ジャンル : テレビ・ラジオ

23:00  |  80年代アイドル

Comment

紅白歌合戦

紅白ですか…。

最近は自分がファンの歌手の所だけ見て、あとは裏番組(ガキ使など。)見てる俺です。

以前サザンオールスターズや、とんねるず、DJ OZMAの悪ふざけなんざ紅白盛り上げるためにやってた事なんで、目くじら立てて文句言われる筋合いなんざないだろ…と、思った俺でした。



それでは管理人さん、よいお年を+来年もどぎつい事書き込みするかもしれませんが、何卒宜しくお願い致します。

byでたらめ
でたらめ |  2010.12.31(金) 09:25 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます、でたらめさん

レスついでに補足をさせて頂きます。
サザンは第33回(82)の「受信料は払いましょう」ですね。その頃はボーっと見てました。
初めて紅白に注目したのは第35回(84)の生方惠一アナの「ミソラ発言」で、
内容よりもその恐ろしさ(大人げなさ)にショックを受けました。

第37回の斉藤さんは「紅白史上最大のプレッシャー」を受けたと書きましたが
決して大袈裟ではないと思います。異常な雰囲気でしたから…
翌年、斉藤さんはフジの裏番組に出演して、ドラマ「○○に降る雪」(タイトル失念)に
主演したので、紅白出演は一度きりになりました。
第38回(87)も少し観ましたが、前回の緊張感はなく「諦めムード」だった気がします。
それ以降は若い女性歌手のとこだけ観るくらいですが、
第48回(97)の広末涼子さん、Speed、松たか子さんが出演された回以降は全然観てないので
今年は観てみようかなと思っています。
でわ
珍来 |  2010.12.31(金) 13:20 | URL |  【編集】

こんにちは
私も初めて紅白を全部見たのは斉藤由貴さんが司会をした年でした。その時初めて演歌を聴き「演歌もいいもんだ」と思い以降紅白はだいたい全部(格闘技に浮気したこともありましたが)見てます。
当時はNHKに限らず他局の事をとりあげることはテレビではご法度だった気がします。なのでおニャン子はベストテンにも紅白にも出れなかったのかなと単純に思ってました。他局で発生したユニットで紅白に出たのは浜ちゃんが初めてではないでしょうか?
今年もたくさん教えていただきありがとうございまいた。
来年も拝見させていただきたまにはコメントしたいと思います。
よしお |  2010.12.31(金) 15:25 | URL |  【編集】

今年もありがとうございました、よしおさん

私の場合、第36回以前はお年玉まで起きてるためにボーっと見てました。
第37回は「民放達が初めてNHK紅白と本気でケンカした」という意味でも
「ガチ」だったと思います。 TV局のエゴに振り回されたとは言え、
「たった一人でおニャン子クラブと戦った斉藤由貴さん」でした。

調べると浜ちゃんが出場したのは第46回(95)ですが、
その時は「安室奈美恵さん」が歌う姿を初めて観ました! マジですw
テレビ離れしてたので、年末年始で売れた歌手&芸人を勉強することの繰り返しでした。
良いお年を!
でわ

追加:初めて紅白に出場した「民放派出のユニット」については、よく分かりませんでした。
珍来 |  2010.12.31(金) 16:08 | URL |  【編集】

初めまして

私はデビュー以来の斉藤由貴ファンで、由貴ちゃんより年上です。
当時を懐かしく思い出しながら記事を読みました。
大変な時期に大役を果たしたんですね由貴ちゃん。
おニャン子は中高生にしか人気無いし、扱いに困るので呼ばなかったんだと思ってました。
ところで管理人さんは由貴ちゃんの17年ぶりの新作アルバム
「何もかも変わるとしても」を御存知でしょうか?
ユキスト |  2011.01.09(日) 09:24 | URL |  【編集】

初めまして、ユキストさん

コメントありがとうございます。
「第37回紅白」は後の芸能界、歌謡界に残した影響が多大だと思います。
(尤もここの読者の方々は「特撮しか関心が無い」人が多いですがw)
おニャン子は確かに出場させても扱いに困ったでしょうね。

「何もかも変わるとしても」は押さえてあります。
斉藤さんがブログを開設されたことも「先行販売」のこともしっかりと。
80年代アイドルで近年「ベスト版」を出してる方は多いですが、
「新作アルバム」を出すのは斉藤さんくらいですよね~

斉藤さんについては他にも色々と記事を書いています。
ファンには辛い思い出にも触れてますが、宜しければコメント下さい。
でわ
珍来 |  2011.01.09(日) 16:56 | URL |  【編集】

今更のコメントですみません

今更ですがコメントします。
当時は幼稚園にも上がってなかったのでこのことを知ったのはずいぶん後でしたが、白組は北島三郎と山本譲二がこの年暴力団の新年会に参加していたというスキャンダルがありました。もし当時今の年齢だったら、北島三郎と山本譲二を欠き、しかもその理由がスキャンダルとあっては、むしろ白組にとってダメージではないかと思いました。

なお、1985年を最後に2年連続紅組優勝はありません。
メークボーイ |  2016.09.27(火) 23:19 | URL |  【編集】

初めまして、メークボーイさん

コメントありがとうございます。

経緯はこんな感じらしいです。
北島さんと山本さんが暴力団「稲川会」の新年会に招かれていたことが発覚し、12月29日に降板が発表された。 代役に角川博と鳥羽一郎が決まったが、
鳥羽は「自分もこのような暴力団との仕事上の付き合いはある。
歌手ならこのような付き合いは避けられない」と辞退。
当日予定の無かったシブがき隊を12月30日に急遽代役の代役に立てた。

あーそうだった、土壇場までドタバタしてましたね。
みんなのお手本になるべき方々が思いっきり足を引っ張ってくれました。
30年前は暴力団との関係は「当たり前」の認識だったんですね。

特に80年代の出来事は色々記事に採り上げてるので、
何か気になる事がありましたら、宜しければコメント下さい。
でわ
珍来 |  2016.09.28(水) 18:55 | URL |  【編集】

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