2011.01.19 (Wed)

東宝の一人勝ち「シネマコンプレックス」

第5回(2000)東宝シンデレラGPの長澤まさみさん(現在23歳)。
05年から「東宝カレンダー」の表紙を沢口靖子さんから引き継いで7年連続で飾っています。110119-1.jpg
また主演&準主演の映画出演本数は今年5/7公開予定の「岳-ガク-」で
斉藤由貴さんの9本と並び、いずれ抜くと思われます(数え方によってはもう抜いてるかな)
(ダイエット情報誌「フィッテ」昨年12月号の表紙、見ようによってはHですね)
彼女が活躍し始めた2000年は東宝が「シネマコンプレックス市場」
本格的に参入した時期でした。 私の思い出話を交えた「東宝シンデレラ」の変遷。
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私はリアルタイムで斉藤由貴さんと沢口靖子さんの出演映画を観ているので、
その感想と2人を含めた「歴代東宝シンデレラ受賞者」の変遷を簡単に書きます。

まず私が最初に自分で料金を払って観た斉藤さんの初主演作「雪の断章 -情熱-」。
実は同時上映の「姉妹坂」も沢口靖子さんが出演されてたので期待してました。
「澪つくし」(85前)を夏休みに観て「今まで見たことないような美人」と思ったからです。
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「雪の断章 -情熱-」は斉藤さんが「スケバン刑事」の時と全然違っていて驚きました。
故・相米慎二 監督(01年死去)に厳しくされたそうで、「演じ分け」が完全に出来てました。

「姉妹坂」は訳有り4姉妹の物語で前半だけ三女役の沢口さん主役でしたが、
主役として余り機能してない感じでした。 「澪つくし」とほとんど変わらなくて、
長女役の紺野美沙子さん、次女役の浅野温子さん、四女役の富田靖子さんと一緒に見ると
ハッキリ「演技力が無い」ことが分かりました。 でも…
彼女は一番というより断然、圧倒的に「美しかった」です(ゴメンナサイ)。
女優として必要な他の能力は低くても「美貌」だけは誰にも負けない感じでした。

手元に残っていた「写真週刊誌TOUCH」(小学館、89年廃刊)87年3月17日号の記事。
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沢口さんが漫画で描いたようなエロオヤジにセクハラ(当時はまだない言葉)された記事。
その瞬間は写ってないけど頬にキスされたらしいです。今じゃ絶対に有り得ない…

同じ号の映画「トットチャンネル」(斉藤さんの主演3作目)の製作発表会の記事。
110119-4_convert_20110118040953.jpg
若かりし時の黒柳徹子さんと斉藤さんがよく似ているという微妙な内容…
(私が最も好きな斉藤さんの主演映画はこの「トットチャンネル」です)
当代一の美人女優とトップアイドルという「最強の盾」と「最強の矛」が揃ったような状態で
この頃の東宝はウハウハだったと思います。フジテレビ製作の映画に2人を主演させます。

「竹取物語」(87、製作:東宝映画とフジテレビ)の沢口さんは美のピークで正に「神」でした。
110119-5.jpg
「加耶(かぐや姫)」役は沢口さん以外誰にも出来ないと思われます。
物語の解釈、UFOのデザインを指摘される映画だけど「沢口さんの美しさ」だけで十分です。

「完全な美人か?」と思われる人もいる知れませんが、その疑問が出ること自体凄いです。
しかし彼女の主演&準主演映画はしばらく途絶えてしまいます。
(現在「ヤマトタケル」(94)「ひめゆりの塔」(95)(どちらも未見)を合わせて計4本だと思います)
その後、NHK大河ドラマ「秀吉」(96)おね 役での演技を高く評価されたようです。


88年に斉藤さんが5作目の主演映画「優駿 ORACION」(フジテレビ開局30周年記念作品)を
大ヒットさせると東宝は「TV局との提携」で東映と松竹を大きくリードした感がありました。
90年代に入り「バブル崩壊」後は自社での邦画製作を「ゴジラ シリーズ」のみにして、
テレビ局や外部プロダクションが製作した映画を配給することで乗り切れました。

また斉藤さんは8作目の映画「おいしい結婚」(91)の宣伝で初の「スキャンダル」をしました。
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記者会見が「ゴールデンウィーク最初の月曜日」で映画の公開日(5/18)以降は続報無し。
映画はヒットしませんでしたが「スキャンダル」の方は当って93年に続編が作られました。
93年に彼女は映画主演出来ませんでしたが、それを十分に補う「利益」を上げたと思います。
94年頃「モルモン教を脱会して映画でヌードになる」 という噂が
ありましたが、バブル崩壊後の最悪の時期なので本当に要請されたのかも知れません。
しかし斉藤さんは自分の幸せを優先して94年12月に御結婚されました。


95年から04年いっぱいまで私はTV離れして、映画も観ないようになってましたが、
96年に「映画人口過去最低(ピーク時の1/10の1億2000万人)」という新聞記事を読んだ時
「TVの企画ばかりやってるから邦画は衰退の一途だな」と思いました。


05年のTV復帰以降に、長澤まさみさんの情報を調べたら映画出演の多さに驚きました。
東宝が2000年から「シネコン市場」に本格的に参入して収益を上げたことが大きいようです。
(東宝の平成22年の国内映画興行収入は2200億円を突破し、過去最高となる見込みです)
彼女が頑張ったことは確かですが「春の時代」にデビュー出来たことも確かです。

「バブル絶頂期」にデビューした第2回(87)GPは大々的な売り込みがありましたが、
「冬の時代」の第3回(91)、第4回(96)の受賞者達は売り込みが控え目だったようです。
デビューする時期は非常に重要です。 本人にはどうにもなりませんが…

初代「きれいなおねえさん」(92-6)の水野真紀さん(第2回 審査員特別賞)CM集。

水野さんはあまり売り込んでもらえなかったのですが1本のCMで大ブレイクしました。
でわ
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Comment

そういえばタンスにゴンのCMもやってましたね。
http://www.youtube.com/watch?v=epoocSBEs_0&feature=related
戦隊者 |  2011.01.22(土) 12:58 | URL |  【編集】

久しぶりにコメントします。

いろいろ懐かしく思い出しながら記事を読みました。
管理人さんは詳しいから口を挟みにくいんですが
私が思うに 全体的には由貴ちゃんは東宝からよくしてもらえました。
バブルが弾けたときは仕方なかった 由貴ちゃんに無理をさせるしかなかった。
扱いが悪かったのはそのときだけで結婚後も2時間ドラマにたくさん出てましたよ。
お子さんが産まれる時には休養期間ももらえました。
昔の沢口さんはどうしようもないと私も思いました(笑)。
ユキスト |  2011.01.23(日) 09:34 | URL |  【編集】

こんばんわ、戦隊者さん

次の記事に初期の沢口さんの面白いCMを付けたので興味があればご覧下さい。
でわ
珍来 |  2011.01.23(日) 22:58 | URL |  【編集】

こんばんわ、ユキストさん

はい、斉藤さんの出演履歴を見ればそれは推測できます。
ただ「仕方ない」とは今でも思えません。 リアルタイムでは
「こんなことやらされたら本当に破門になってしまう」と心配でしたし、
「自分は主演映画をしないといけない」と義務感を持ってるようにも見えました。
彼女にとって信仰は「家族との絆」だと思っていたので、結婚されて「ホッ」としました。
実は96年の「映画人口過去最低」のニュースも
「斉藤さんが幸せになったから関係ない。邦画なんて滅んでいいよ」と思ってました。

今後どんなに状況が悪くなることがあっても第7回で選んだ子達には
斉藤さんと同じようなことは絶対にやらせないで欲しいと思います。
もし「女優はスキャンダルやヌードも当然だ」というなら
オーディションの時に10歳の女の子相手にちゃんと説明と質問をして
「イヤ」と答えたら即座に落とす と言うことをしてもらいたいです。

沢口さんはTV復帰した後で「科捜研」を見てビックリしました。
でわ
珍来 |  2011.01.23(日) 23:42 | URL |  【編集】

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