2011.04.17 (Sun)

おちゃめ神物語コロコロポロン (82-3)

このアニメは「大戦隊ゴーグルファイブ」の裏でしたが、私は第1話と第2話を視聴しました。
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アポロンの娘・ポロン(Polon、ギリシャ神話には登場しない)が「一人前の女神」を目指します。

第1話「女神になりたい!」で愛の神・エロスと知り合い、過激なお転婆ぶりを発揮しました。
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でも貴方はモテナイのよね 愛の神なのにブサイクなエロスw

タイトルも思い出せないほど微かな記憶でしたが、非常に面白くて最近全話視聴しました。
第2話「イカルスのつばさ」と第3話「おとうさまの恋人」も紹介します。
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子供の頃、私は「親戚の家に泊ること」がイヤでした。好きなTVが観られないからです。
ビデオ普及率が低く、TVが「娯楽の王様」だった80年代前期ではフツウでしょう。

その日(82.5/8)は親の都合で親戚の家に泊りに行きましたが
「大相撲」「プロレス」「プロ野球」など「天敵」スポーツ中継を観たがる人は居ませんでした。
しかし当時高校生だった従兄が「観たい番組がある!」と言い出して愕然としました。
彼は「魔法のプリンセスミンキーモモ」(82-3)等が好きないわゆる「アニメおたく」でした。
(80年代にアニメから「おたく」という言葉が定着し、「特撮―」「アイドル―」などに分岐しました)
「ロリコン」かも知れませんが、人の嗜好には関心がなく「あーぁ」と落胆しただけでした。

OP「オリンポスのポロン」を観た途端、ギリシャ神話を題材にしていることに気付きました。
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左が太陽神・アポロン(音楽や医術の神。ゼウスの子、アルテミスの双子の兄。イケメン)
中央が全能の神・ゼウス(神々の王、特に天空と雷を司る。 浮気性で子沢山、だらしない)
右が炎と鍛冶の神・ヘパイストス(ゼウスとヘラの子、アフロディテの夫、自称「発明王」)

私は「あるTVドラマ」から神話に興味を持ち「ギリシャ神話」にも知識がありました。
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左が結婚の女神・ヘラ(ゼウスの姉で正妻、ゼウスの浮気相手には容赦が無く、嫉妬深い)
中央が美の女神・アフロディテ(ゼウスの子、夫のヘパイストスとは「不仲」の描写は無い)
右が月の女神・アルテミス(先に産まれたがアポロンの妹、自分を軽んじる人間に容赦無い)
「ギリシャ神話」は諸国の神がゴチャ混ぜになってるので、血縁関係は諸説あります。
総じて男神は浮気性でだらしなく、女神は嫉妬深く無慈悲です。


アルテミスが夜を終わらせて、時の女神(ホーライ三姉妹の一人?)が朝を告げますが…
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アポロンは二日酔いで起きられませんw 音楽の神の娘なのに音痴なポロンが起こします。

遅刻を咎められたアポロンはゼウスとニンフ(精霊)の浮気を持ち出して切り返す。
「今週の二枚目ベストテン」とか逆にアポロンの機嫌を取るゼウスw 80年代ティスト全開!
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母上。 アポロンはゼウスとレトの子ですが、本作ではヘラの子になってます。

私はギリシャ神話で漠然と「性」を学んだかも… 「交わる」とか書いてあったのでw
ただヘラがゼウスの浮気相手にまで八つ当たりすることが全く理解出来なかったです。
浮気相手はゼウスから逃げ切れないのだから、むしろ「被害者」で何も悪くないのに…

エロスに「太陽を動かせる」と大口を叩いてしまったポロンは無断で「太陽の馬車」を持ち出す。
もう一人の太陽神ヘリオスの息子・パエトンの墜落とゴチャ混ぜになってます!
(ギリシャ神話は月の女神もセレネが居てだぶってます。 矛盾はキリがありません)
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劇中の馬の名は「ドサンコス」。 星座達を怒らせ、エチオピア?の人達を焼きました。

ヤッホーお父様 ヤッホーじゃありません 大惨事。

パエトンはリビアを砂漠にして大地の女神ガイアの怒りを買い、ゼウスの雷霆で死んだのに…
「こんなことしでかして許されるのかよ…」と思いましたが、面白くて惹き込まれました。
「太陽」がタバコを吸ってるとこがシュールですw

OPでポロンを乗せてるガヒル(ガチョウとアヒルの雑種?)は元人間。 サービスシーン満載!
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アルテミスの裸を見て、しかもブスに描いたため、その怒りに触れてしまいました。
彼はポロンの傍に居られることに満足したのかも… 幼女なのに胸の谷間があるしw

ゼウスの兄・海神ポセイドンは何故か巨神で本作では「泳げない」ラブリーな設定です。
「常識神?」ですが、ブリッ子・ポロンに「女神の力」を授けてしまい、地上はパニック。
(挿入歌「根が明るい音頭」、「ネアカ」「ネクラ」と言う言葉が流行りました)
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ポロンは罰として岩(何故か足の裏の形w)に鎖で縛られ、海蛇に襲われました。
(「化け鯨」(カイトス)の生贄にされ、ペルセウスに救われたアンドロメダのパロディ)

いいとも 当時の流行語で許すポセイドン寛容過ぎる。力を与えた方が悪いけど…

ED「気分は女神チック」も秀逸です。あの「国際映画社」製作のアニメだったんですね。
本場イタリアでも放映されて大人気だったそうです。

私は不可抗力でゴーグルV第14話「大変だ! 地球沈没」(ミキさんの主役回)を観られません
でしたが、俄然興味が湧いて翌週(82.5/15)は自分の意志で「ポロン」を観ました。


第2話はメジャーな「イカロスの失墜」がモチーフ。イカロスの父で伝説的な大工・ダイダロスが
「それは秘密です!!」(75-87)と思われる番組の「視聴者の人探し」コーナーに出演。
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上がりまくって80年デビューのアイドルを連呼、「しばらくそのままで…」の表示が出ます。
作者・吾妻ひでお氏の分身・アズマ虫が「ダメだこりゃ!」とこれまた当時の流行語w
吾妻氏は70年代末から「ロリコン漫画」でブームを巻き起こしましたが、
80年代中期から沈黙期に入り、2度の失踪後に「失踪日記」(05)を出版されました。

エロスとガヒルの羽を膠(にかわ、蝋(ろう)とも)で背中に付けて空を飛ぶイカロスとポロン!
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この空は全部、僕のモノだ! 私にとって大NGのシーン。

今見ると手羽(キモw)がありますが、友達とペット(元人間)の翼をもぎ取ったように見えました。
更にポロンを海に落としたイカロスが太陽に近づき過ぎて墜落した後に「生きている」
ことが大いに不満だったのです! 来週からは「ゴーグルV」を観ました。 
日本では好意的に同情を以って語られるイカロスですが、西洋では親の言うことを聞かずに
高く飛び過ぎて太陽に近づいて死んだ、身の程知らずな「愚か者」扱いです。

同日に放映されたゴーグルV第15話「甦る悪魔の大元帥」を観なかったために

第16話で「デスマルク大元帥」を見た時は「この変なオッサン誰?」と思いましたw
更にザゾリヤ&イガアナ両博士が居なくなって、ベス&ベラが居るので
「役立たずだから、あんな姿に変えられちゃったんだ…」と勘違いしました。


第3話は最近視聴しました。これまたメジャーな「アポロンとダフネ」がモチーフです。
エロスに「ブス」と言われ膝蹴りするアフロデイテ。更に大歌手・美空ひばりの「柔」を歌い…
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マウントポジションから「脇の下くすぐり刑」。 美の女神による気持ち良い拷問 いいなぁw

さぁ「儀式」をはじめましょ♪ ヤメロー、アヒャ

元々エロスはカオス(混沌)、ガイア(大地)、タルタロス(奈落)と同様に「原初の神」です。
アフロディテはクロノス(農耕の神)が切り落としたウラノス(天)の男根に発生した泡から
産まれたとも言われてます(どちらもゼウスより古参の神)。 何より後世の説でも…
エロスはアフロディテが軍神アレス(登場せず)と「浮気」して出来た子なんですよね。
ヘパイストスは2人の浮気現場を押さえて離婚しました。 実は複雑な家庭環境なんですよw

「どうしてポロンにはママが居ないの?」 父・アポロンは困惑する。
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アポロンの妄想:都会の魔の手により、グレてスケバンの総帥になったポロンw

いいもん私、家出してやる! 「Midnight special号」登場!

ポロンのモデルは「医薬の神・アスクレピオス」(男神)らしいんですが、その母・コロニスは
アポロンに殺されてるんですよ。 それがバレたらグレるくらいじゃ済みません!
(作中ではポロンのママは「酒屋の店員と逃げた」ということになってます)
アスクレピオスは死者まで蘇生させるようになり、冥府神ハデスの怒りに触れ
祖父ゼウスの雷霆で撃ち殺されました。 死後「へびつかい座」になり神の一員に成れました。

黄金(愛)の矢を受けたアポロンに迫られる、アルカディアのラドンの川の神の娘・ダフネ。
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ダフネちゃ~んTT イケメンでもフツウに嫌われるストーカ的迫り方w

彼女は鉛(憎しみ)の矢を受けたため、アポロンの求愛を頑なに拒み「月桂樹」になりました。
アポロンは悲しみ「月桂冠」を作り、永遠に身に着けている と言うお話ですが…

太陽と共に「岩戸」に引き籠るアポロン。 ちょっと待て日本神話のアマテラスかよ!
いくらギリシャ神話と日本神話に共通点が多いからってムチャクチャ過ぎるw
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裸踊りする酒と豊穣の神・ディオニッソスと「いいことしてあげる」と色仕掛けするアフロディテ。

いくら私達が叫んでも簡単に出て来るような

お父様じゃない!
 涙で訴えるポロンのお陰で出て行き難くなりました。

自称「世界で唯一人の正常なマッドサイエンティスト・Dr.ナハハ」とか解説不能です。
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吾妻キャラらしいのですが… ダフネが変化した怪物にくすぐられて悦ぶアフロディテで〆!

今見ると不条理過ぎて面白いんですが、当時の私には受け入れられなかったですね。

ダフネコンプレックス(処女の男性恐怖、同性に憧れる傾向)を暗示するとされてますが
彼女が憧れたとされるアルテミスは登場しません。 全てハッピーエンドにアレンジされてます。

「オリンポス12神」では戦と手芸、知恵の女神・アテナも登場します。
私が「聖闘士星矢」にいまいちノレれなかったのはアテナの冷酷さを知っていたからです。
同格の神としてハデスの妻・ペルセポネがヤケ食いして太った姿で登場します。

次回は「国際映画社」アニメの今尚評価が高い見事なクォリティのOPについて。
いずれ「個人的・好きな戦隊OPベストテン」をやりたいと思います。
でわ
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テーマ : アニメーション - ジャンル : テレビ・ラジオ

23:00  |  魔法少女&戦闘美少女アニメ

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