2011.10.23 (Sun)

ホリプロタレントスカウトキャラバン (HTSC) (76~)

第9回(84)GPの井森美幸さんが披露した通称「井森ダンス」は四半世紀「ネタ」にされてます。
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何でぶり返すの? 「芸能人見られたくないお宝映像100連発」(07)より

第10回(85)GPの山瀬まみ さんと「バラエティ・アイドル」(バラドル)としてブレイクされました。
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ちゃんとしたオーディションなんですよ「SC」っていうのは!

「ホリプロタレントスカウトキャラバン」は日本で最も歴史と伝統がある芸能オーディション。
30年以上の「時代の流れ」に柔軟に対応し続け、今年10/10に第36回GPが発表されました。

今回は過去最高に駆け足の内容で説明不足気味だと思いますが、ご了承下さい。
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アメノウズメは「天孫降臨」を成功させたことでも知られる非常に活躍度が高い神です。
「猿女君」(さるめのきみ)の始祖になり、子孫は「巫女」(シャーマン)として祭祀に携わりました。
(重要視された反面「戯(さ)る女」=「たわむれる女」という蔑みの意味もあります)

古代から近代にかけては芸能人の地位は一般的に低く、その地位が向上したのは
19世紀の「産業の発達」と20世紀の「マスメディアの発達」があってからです。

「スター誕生!」(71~83)は国民的人気を誇った「視聴者参加型歌手オーディション番組」。
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(最終回(83.9/25)のOPに出演された錚々たる「卒業生」、解説は非常に大変なので割愛)
70年代芸能界を創った番組で、その卒業生はいつしか「アイドル」と呼ばれるようになりました。
手が届かない「スター」(星)ではなく、親しみ易い「アイドル」(偶像)ということでしょう。

カラー放送開始の時期に始まり、その卒業生の活躍は芸能プロの勢力図を塗り替えました。
「ホリプロダクション」(創業者・堀威夫 氏、現・取締役ファウンダー)も恩恵を受けましたが…

他社との競合により有力新人を希望通りに獲得できない事から、自社オーディション
「ホリプロタレントスカウトキャラバン」(以下HTSC)が、堀氏みずからにより立案されました。
(「自社オーディション」形式の定着が「スタ誕」を終了に追い込んだと言われてます)

しかし「アイドル歌手」として成功したのは第1回GP・榊原さんと第6回GP・堀さんのみ。
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井森さんと山瀬さんは「おニャン子旋風」の直撃を受け撃沈! 「タレント」に転身しました。
(85年に非おニャン子で売れたのは斉藤由貴さん、中山美穂さん、南野陽子さんの「女優系」)

山瀬さんが番組開始(86.10/12)から89.10/8までアシスタントを務めた「テレビ探偵団」に
榊原さんが出演された回(88.1/17)の貴重なHTSC映像集(第2回は大人の事情で欠?)。

第10回の山瀬さんは歌唱力があって、クラッシックバレエもイケてます。 受賞式で号泣!
(この後も笑い続けた榊原さんを山瀬さんが「キッ#」と睨んでいたのを私は覚えてますw)

私の記憶では86年末頃、片岡鶴太郎さんのバラエティ番組に井森さんが出演された時、
既に「井森ダンス」がネタにされていました。 その後「ファンクラブ会員ナンバー1番」だった
男性を番組が探し出して対面させ、井森さんに「ごめんなさい」と言わせたことも覚えてます。

翌87年に山瀬さんと共にタレントとして売れ「バラドル」という言葉が生まれました。


見事木っ端微塵になりましたw 88年頃?の番組。

(「売れないアイドルだったことを自虐ネタにする」のは「スタ誕」でデビューした松本明子さんが
既にしてたので真新しいことではありませんでした。 それ以前でもあったかも知れません)


当時、私は斉藤さんと南野さんの出演スケジュールを知るため「テレビ情報誌」を毎週
立ち読みしてましたが「読者投稿欄」や各種コラムで以下の様な批判をよく見かけました。

 「ホリプロは正統派アイドルを育てられなくなった」
 「バラドルはアイドルではなく、お笑いタレントだ」

個人的に関心が低かったんですが、89年頃に鈴木保奈美さんが女優としてブレイクすると…
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それもネタになって「本人達や事務所が了解してても、どうなんだろう?」と思いました。

しかし80年代末に歌番組が衰退して、不況の90年代になると歌手デビューする新人が激減!

(アップ主が後半の「井森ダンス」を編集されてるので、不快に思われる方はゴメンなさい)
70年代から様々な番組の合間にあった「ゲストの歌の時間」も全く見られなくなり、
バラエティのレギュラーとして頑張る新人が増加したため「バラドル」は死語になりました。
そう考えれば、なりふり構わず笑いを取りに行く姿勢は時代を先駆けていたのかも…

現在では封印されてるようですが、第9回HTSCでの鈴木保奈美さんの映像。

…当時「歌は必須」だったんです。 「歌が売れる人」に価値があったんです。

アイドルの歌が売れなくなった原因は90年代初頭に雑誌などで盛んに採り上げられました。
 
①70年代の遺産が80年代の「モラル低下」で破壊された
・「写真週刊誌」(「FOCUS」(81~01)、「FRIDAY」(84~)など)の行き過ぎた報道。
・「おニャン子クラブ」(85~7)で芸能プロ未所属の「しろうと」をレッスンも受けさせずに
 番組に出演させ、解散の際には強制的に引退させ「使い捨て」にしたこと。 など

②「時代の流れ」であって仕方がない
娯楽が少ない時代に映画俳優は「スター」だった。 テレビ中心の時代に「アイドル」になった。
しかし情報が過剰なり生活レベルが最高点に達した90年代に「アイドル」の時代も終わった。

主な論調は上記2種、どちらも説得力を感じました。
 生活レベルの向上とメディアの発達が芸能(人)への憧れを生み、その地位を向上させた。
 しかし、それが最高点に達すると 逆に芸能(人)への憧れが低下するのかなと…


「アイドル冬の時代」になり、ホリプロ社内でHTSCの廃止案が出た際に堀威夫 氏の

「本当に原石は掘り尽くしたのか? 止めるのは簡単だが
我々は今後どこに鉱脈を求めるのか?」


という「正論」というか… 「鶴の一声」で継続が決まったそうです。
第15回(90)GPの戸田菜穂さん以降は主に女優発掘に重点を置いたようです。

第21回(96)GPの深田恭子さん(通称:深キョン)の98末のインタビュー。

この方がブレイクされた頃、私の関心は芸能を離れ完全にスポーツに移行してました。
芸能は不況に非常に弱いのに対して、スポーツは何故か不況に強いんですよね。

90年代以降の世代ではホリプロのイメージは「アイドル」ではなく「女優」なのでしょうか?
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第25回(00)審査員特別賞・綾瀬はるか さんのバラエティ番組での素敵な暴れっぷり。
 http://www.youtube.com/watch?v=paYsvNEX9S0 リクエストによる埋め込み無効

第27回(02)GPの石原さとみ さん。 どっちもポニーテールが似合うので管理人的に「☆☆☆」 
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黒目がちで可愛いですね、こういうルックス大好き!(「地震速報」は気にしないで下さい)


芸能界で売れる一握りの方は「アメノウズメの血」を濃く受け継いでいそうですね。
そうそう、最近「本名非公開」の若手女優が多いです。 時代の流れなのかな…

最後に「芸能界の一般企業化を進めた先駆者」と言われる堀威夫 氏の言葉。

「芸能界をヤクザな虚業でなく一般企業として
社会に認めさせたい。 その為には株式を
店頭公開して経営の透明度を上げるしかない」

 
一昔前なら一笑に付されたでしょうが、着実に実現されました。 非常に強い信念を感じます。
でわ

PS.
次回は2010年6月までホリプロに所属されていた戦隊ヒロイン女優の画像あれこれ。
管理人は何だか最近忙しいので、11月は更新を週一にするか週二にするか未定です。
このテーマも本当は第36回GPが決定する前に公開したかったですw
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Comment

デカスワンとレッドファルコンが映ってますね
戦隊者 |  2011.10.24(月) 21:58 | URL |  【編集】

こんばんわ

ちょっと前まで、石野真子さんがスタ誕出身と知りませんでしたw
姉達が熱心に観てましたが、私は全然興味無くて。

ただ嶋大輔さんの「男の勲章」(82)は印象に残ってます。
嶋さんは石野さんの親衛隊だったそうです。
でわ
珍来 |  2011.10.24(月) 23:42 | URL |  【編集】

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