2012.10.14 (Sun)

第2期魔法少女ブーム (82~6)

「第2期魔法少女ブーム」は東映動画系列以外の魔法少女アニメが起こしました。
121010-1.jpg
映画「魔法の天使クリィミーマミVS魔法のプリンセスミンキーモモ 劇場の大決戦」(85)

ミンキーモモ(声:小山茉美さん)と森沢 優(声:太田貴子さん)が巨大化して戦う短編。
TV本編で2人が使う魔法は基本的に「大人になる」(18歳と16~17歳)だけです。
少女が夢を叶えるために「魔法は必要ない」という結論に辿り着きました。
にほんブログ村 テレビブログへ人気ブログランキングへ

More・・・

「サリー」「アッコ」と”バトルヒロイン”要素含む「リボンの騎士」(67-8)の黎明期3作品で
「少女アニメに必要な要素は全て出揃った」という説があります。
「大人になる魔法」も使われてたようですが、それをメインにした作品もありました。

「不思議なメルモ」(71-2)は”世界初の子供向け性教育を意図した作品”のようです。
121010-2.jpg
渡メルモ(9歳、名の由来は”メタモルフォーゼ”)が持ってる「ミラクルキャンディー」は…

赤は10歳若返り、青は10歳年をとり、飲み方によっては他の動物にも変身出来ます。
独創的なアイディアで周囲の不安に反し大ヒット! 一種の「魔法少女アニメ」でした。
(漫画の神・手塚治虫 大先生は89年に満60歳であまりにも早くお亡くなりになりました)


「ハロー!サンディベル」(81-2)は「ララベル」の後番組ですが、魔法を使いません。
「現代の女の子達にとって、魔法は憧れではなくなった」
という制作陣の判断があったそうです。 姉達はこの作品で「少女アニメ離れ」しました。

「Dr.スランプ アラレちゃん」(81-6)の大ヒットの余波でキャラクター商品が奮わず、
「ドラえもん」のゴールデンタイム進出により、第28話から30分後の枠移動して
後番組は「宇宙刑事ギャバン」(メタルヒーローシリーズ)になりました。


ざっくばらんな放送年代表。「モモ」は東映動画系列以外で初の魔法少女アニメです。
121010.jpg
「モモ」を企画した「読売広告社」は次に予定された企画「マミ」の制作を
「スタジオぴえろ」(「うる星やつら」(81-6)アニメ制作を126話まで担当)に依頼しました。

管理人は「モモ」「マミ」の大ヒットを知っていましたが、当時は興味無しでした。
「ペルシャ」の頃はTV離れ、本放送を観たのは「エミ」と「ユーミ」第1~2話だけです。
「モモ」(第1作)と「マミ」は96年頃にケーブルTVで観ました。


モモは夢の国「フェナリナーサ」のプリンセスで様々な職業の18歳の大人に変身します。
121010-3.jpg

大人になったら何になる~ 女性の社会進出を反映してました。

女児達に大人気でしたが、当時から「おたく」と呼ばれ始めた層にも大ウケしました。

管理人はスパロボで「第31話に一話限りの巨大ロボ”ミンキナーサ”が登場した」という
情報を知り、ケーブルTVでそのお話から観ました。 心地良い暴走ぶりに痺れましたw

「葦プロダクション」(現:プロダクション リード)制作の「戦国魔神ゴーショーグン」(81)
のパロディ(第1作のモモ役・小山茉美さんは「レミー島田」の声を担当されました)。
第46話でモモが交通事故で死亡して、人間に転生する展開には唖然としました。


優は”一年間限定”で「16~17歳に変身する魔法」を使えるようになり、変身後の姿が
第2話「スター誕生!」でスカウトされ「アイドル」として二重生活をするお話。
片思いの大伴 俊夫がマミの大ファンになり、限りなく鋭角な三角関係になります。
121010-4.jpg

女の子って 好きと嫌いだけで 普通が無いの

当時15歳のアイドル歌手・太田貴子さんが主題歌とヒロインの声を担当されたことも
大きな話題でした(後続の「エミ」「ユーミ」「ララ」でも同パターンが踏襲されました)。

魔法少女アニメに「芸能界」要素を取り入れたのは画期的で大人気を得ました。 当時
「アイドルブーム」でしたが、管理人がアイドルに関心を持ったのは85年以降…

最終回(第52話)「ファイナル・ステージ」では「セントラル競馬場」にファンを10万人集め、
豪雨にも関わらず誰一人帰ろうとしない凄まじい熱狂の中で彼女は完全燃焼しました。 
「アイドル冬の時代」で最も暗黒期だったと思われる96年に、
管理人はケーブルTVで全話視聴して当時の熱気を懐かしく思い出しました。


「ペルシャ」もケーブルTVで放送されてましたが、これは全然観てません。
121010-5.jpg
速水ペルシャ(11歳)はアフリカで生まれ育った野性児で、妖精の国・ラブリードリームを
救うために魔法の力(主な効果はモモと同様)で愛のエネルギーを集める物話。
終盤で”魔法でもどうにもならないことがある”事を悟り、魔法の返上を申し出るそうです。


「エミ」は番宣CMで変身後のスタイル抜群の姿に興味を持ち、第1話から視聴しました。
管理人は幼い頃から15歳以上の手足が長いお姉さんが好みで「小学生」は苦手でした。
(「サクラ大戦」をプレイしてもロリキャラ「アイリス」の攻略は一番最後になったりしますw)
121010-6.jpg
でも香月 舞(声:小幡洋子さん)には何故か上手く言えませんが非常に好感を持ちました。
83年以前とは嗜好が変わったようで、彼女の「幸せな日常」に興味を持って視聴しました。

エミは憧れの天才マジシャン「エミリー・ハウエル」をモデルにした彼女の理想像です。

”種が無いマジック”で忽ちスターになりますが、ステージ以外では魔法を使わない
(管理人の記憶ですが、やや自信無し)ので彼女の魔法は”幻術”の類かも知れません。
終盤で舞は魔法を捨てて”自分の力”で一流のマジシャンを目指す事を決意しました。

「エミ」は非常に良作だと思います。「魔女っ子メグちゃん」(74-5)の次に好きな作品ですが
管理人が最も好きな「魔法少女アニメ」は翌87年に放送されたので後述します。


「ユーミ」はシリーズで唯一変身しません。 描いたものを実体化させる魔法を使います。
121010-7.jpg
「エミ」が良過ぎたので「サービスシーン?」に疑問を持った記憶があります。

「エミ」はケーブルTVで観返す事が出来ましたが「ユーミ」は放送されてなかったような…
個人的に「第2期魔法少女ブーム」は「エミ」で完結して、方向性が失われたと思います。
(ヒロイン・花園ユーミの声と主題歌を担当されたアイドル歌手・志賀真理子さんは
放送終了の3年後に留学先のアメリカで交通事故死されました。 まだ19歳でした)


「男女雇用機会均等法」改正(85)と施行(86)時期に重なってました。
女性が「日常を幸せにする」「夢を叶える」ために 「魔法は必要ない」時代が
本格的に来たのかも知れません。 その後も「魔法少女アニメ」は制作されますが…


「美少女戦士セーラームーン」シリーズ(92-7、東映動画)が大ヒットして、その余波で
「バトルヒロイン」ブームが起きたのは”歴史の必然”と言えます。
121010-12.jpg
特別な「力」を持って「変身」するスーパーヒロイン達の成すべき事は
「平和のために戦う」 ことしか無いのではないか、と思われるからです。


セラムンブームが一段落した98年に「魔法のステージファンシーララ」が放送されました。
(ヒロイン「篠原みほ」の声と主題歌を大森玲子(現:相原玲)さんが担当されました)

「ぴえろ魔法少女シリーズ」が12年ぶりに復活、第5弾でしたが振るわなかったようです。
「アイドル冬の時代」にようやく薄日が差して、暗黒期が終わった頃なんですけどね…


最近遅ればせながら「プリキュアシリーズ」(04~)を現在色々と調べていますが、
まず気になったのは”タキシード仮面”のような「男性助っ人キャラ」が排されたことです。
第4作「Yes! プリキュア5」(07-8、次作で6人になり”プリキュア戦隊”と呼ばれた)で
121010-11.jpg
マスコットキャラのココ&ナッツが”イケメン”に変身したみたいですね。
こいつらちゃんと彼女達を献身的にサポートしたのか? ただ顔が良いだけなんじゃ。。。

昔のスーパーヒロイン物には必ず献身的にサポートする男性キャラが居たものですが…
プリキュア世代に「居ないの?」「欲しくない?」聞いてみれば良いんでしょうけど、
「別に欲しくない。 要らないよ!」と言われそうでコワイですw
でわ 

P.S.
管理人・珍来が最も好きな「魔法少女アニメ」は 「エスパー魔美」(87-9)です。
121010-8.jpg
藤子・F・不二雄 大先生(96年満62歳没、あまりにも早過ぎる死!)の作品では

「パーマン」の次に好き(「ドラえもん」は3番目)ですが、アニメ化は本当に驚きました!

ヒロイン・佐倉魔美(14歳)は画家(高校美術講師)の父の「ヌードモデル」を務めて、
お小遣いをもらうという素敵な子だったので♪ そのシーンじゃなくてゴメンなさいw

彼女は自分が「エスパー」であることに気付き、父母にそれとなく聞いてみました。
(中世の 「魔女狩り」で火炙りにされたフランス人が先祖に居たことが明かされ、
別の回で「ジャンヌ・ダルク」(1,412~31)の話題が出てきましたが、先祖かどうかは不明)


不安になった魔美はクラスメートの高畑 和夫(通称「高畑さん」)に相談しようとします。
頭脳明晰な高畑さんは魔美の「超能力開発のコーチ・相談相手」役を買って出ました。

「魔法」を「超能力」とSF的に見なし、その能力を開発し高め、人助けに役立てて行く
という視点は他の「魔法少女モノ」とは完全に一線を画す決定版と言える内容でした。

「超能力」を安易に使い過ぎて、有らぬ疑いを掛けられた彼女を彼は無条件に信じました。
121010-10.jpg

あらゆる証拠が不利なのに? それでもあたしを信じてくれるの!?

理屈じゃないんだよ、人を信じるってことは。

スーパーヒロインを献身的にサポートした”イケメン”男性キャラは数居れど
”綺麗なジャイアン”「高畑さん」よりもカッコ良い男を、管理人は未だに知りません!! 
彼女は多くの危険な目に遭いますが、彼は献身的に彼女を支えました。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : アニメーション - ジャンル : テレビ・ラジオ

00:00  |  魔法少女&戦闘美少女アニメ

Comment

この中では自分にはクリィミーマミが一番思い入れがある作品でした。ウラのボトムズを観ながら録画してました。
 キャラデザインの高田さんの絵から興味を持ったのですがストーリーも後半になるにつれ面白くなって毎週欠かさず観てました。そのあとの魔法少女物はキャラの絵柄からあまりのれず観ませんでした。
 セーラームーンは1話を観てどうものれずあまり視聴せずでした。実写はヒーロー物の流れで観ましたが・・・
 エスパー魔美は時々観た記憶がありましたがヌードシーンが多くて子供にいいのか?って話題がありましたな。マンガを藤子不二雄全集で読み返して奧が深いというかドラマがしっかりしていたのでファンになりました。複製原画も買ったりして。(笑)
 
toshi |  2012.10.14(日) 00:44 | URL |  【編集】

毎度コメントありがとうございます、toshiさん

「マミ」の裏ってボトムズだったんですね。
レンタルビデオに前半だけあって観たことあります。
「マミ」は”期間限定”のアイディアが画期的で後半が特に盛り上がりました。

この記事は2回分を気が変わって1回分にしたもので、詰め込み過ぎになってますね。
本文で触れられなかったのですが、「ゴーショーグン」「モモ」の構成などを担当された
首藤剛志さんは2010年に61歳でお亡くなりになったそうです。

「セーラームーン」はおよその流れを把握してますが
「実写版」は第1話しか観てないので、そのうち観てみたいと思っています。

私が好きな魔法少女は ①魔美 ②メグ&ノン ③エミ(舞) ④マミ(優)の順になります。
魔美が高畑さんに秘密を打ち明けるまでは紆余曲折あって
「僕はウソが嫌いなんだよ。 つくのもつかれるのも」とちょっとだけ距離を置きますが、
彼はすぐにサポート役を買って出ます。「名言」が多く、かなり魅力的なキャラです。
でわ
珍来 |  2012.10.14(日) 08:48 | URL |  【編集】

エスパー魔美は、「藤子不二雄ワイド」の中で放送されてたんでしたっけ?
記憶があいまいですが・・・。

確かに、お父さんの絵のモデルでフルヌードになっていたので、それ目当てに見ていたことは否定できませんね。

高畑さんが「綺麗なジャイアン」とは、まさにナイスな表現です。
印象に残っているのは、魔美と一緒に野犬に取り囲まれた高畑さんが、魔美を守るためそばにあった木の棒を構えて「僕は生まれて初めて死に物狂いになるぞ!」と言ったシーンですね。

余談ですが、ミンキナーサもものすごく印象に残ってます。
女の子向けアニメで、何で合体ロボが出てくるのかが不思議でした。

男の子はともかく、当時見ていた女の子はどう思ったんでしょうね?
T-yoko |  2012.10.14(日) 10:38 | URL |  【編集】

お久しぶりです、T-yokoさん

87年4月から9月までは「藤子不二雄ワイド」内でしたが、
それ以降は独立番組になって2年間も続きました。
連載は78年から82年までで、私が読んだのは84年です。
「孔雀王」より前でしたが「ギリギリOK」でしたねw

「綺麗なジャイアン」は顰蹙を買うかも知れないけど分かり易いかなと。
それは「サマードッグ」での名台詞ですね。
魔美よりも高畑さんの方が「超人」なんじゃないかと時々思えました。

「ミンキナーサ」はリアルタイムで観てた女児の方々はどう思ったんでしょうねw
私なら「一回限りなんて惜しい!」と思ったでしょうけど。
でわ
珍来 |  2012.10.14(日) 17:01 | URL |  【編集】

スマイルプリキュア第35話 『やよい、地球を守れ!プリキュアがロボニナ~ル!?』
ミンキーモモのミンキナーサの現代版ですね。
興味があればご視聴ください。

プリキュアのコンセプト=女の子だって暴れたいですからね。
イケメンになれるならハートキャッチのお助け妖精(?)が一番助けてくれてました。
ちなみにスマイルの順レギュラーお助け妖精は一度イケメンに化けても見栄だけでしたが盾役を頑張ってますw
90年代~戦隊ファン |  2012.11.06(火) 16:28 | URL |  【編集】

初めまして、90年代~戦隊ファンさん

コメントありがとうございます、私は「80年代~」です。
その超神回は、この記事が公開された日の放送でしたね。
実はスマプリは第1話から観てるんですよ。 割り込み記事で採り上げようかな…
以前からちょっとだけ観てますが「5」が一番興味あります。「無印」も観てみたいです。

女の子アニメで巨大ロボは「魔法騎士レイアース」(94~5)がありますね。
「おジャ魔女どれみ」シリーズでも(99~03)「どれみロボ」が登場したようです。
現在「集団スーパーヒロイン物」についてあれこれ調べています。
セラムン以降はバトルヒロイン一色というわけでもなさそうです。
でわ
珍来 |  2012.11.06(火) 19:04 | URL |  【編集】

自分が見ていた魔法少女物だとNHKアニメ屈指の代表作
カードキャプターさくらでしたね。
kivaxtuto |  2012.11.29(木) 11:37 | URL |  【編集】

こんばんわ、kivaxtuto さん 

本放送で「5」をのぞみとココが気球に乗る回まで観てました。
現在その続きを観てますが、ナッツがこまちさんと、ということがあるみたいですね。
女児向けアニメで無駄にイケメンが出て来ることなないようですw

「カードキャプターさくら」は非常に評判が良いようですが、
全く観た事がありません。
でわ
珍来 |  2012.11.29(木) 21:17 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

 | HOME |