2012.11.04 (Sun)

「西部劇」と「魔女裁判」の思い出

ゴーオンシルバー・須塔美羽 役を演じた杉本有美さんの「カウガール姿」の画像。
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メイド服、ファミレス店員的なアレンジがされてますね。 でもゴーオンでは着てません。
現在までスーパー戦隊シリーズの劇中で「カウガール姿」になった
戦隊ヒロインは9名、悪のヒロインは2名居るので画像をまとめて貼ります。
管理人が西部劇をあまり観なかった理由 について。
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「西部劇」は日本の映画、テレビ関係者に多大な影響を与えました。
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デンジピンク・あきらさん、ゴーグルピンク・ミキさん、ダイナピンク・レイさんの
「カウガール姿」。 当時のスタッフは彼女達にこの衣装を着せたかったのでしょう。
(デンジマン(80-1)第8話、ゴーグルV(82-3)第36話、ダイナマン(83-4)第17話より)

「出典」が分かりませんが「ウィンクさせる」ことが”ツボ”であり”萌え”だったようです。
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日本人はウィンクなんてしないと思いますが、あきらさんとミキさんは非常に上手でした。

レイさんは第5話では失敗しましたが、特訓?したのか第17話ではシッカリ出来てます。
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悪のヒロイン・キメラ様も「カウガール姿」になって、レイさんと「決闘」しました。

映画「駅馬車」(39)の頃から「決闘」と言えば「西部劇」だったようです。

”西部劇のバイブル”と言われる作品ですが「原住民に対する差別的な描写がある」
と聞いてます。 管理人的には将棋の”駅馬車定跡”なら知ってます。


小学生の頃、西部劇が好きな先生が居て、映画「シェーン」(53)を教室で上映しました。

ラストシーンの「シェーン、カムバーック!」が有名ですが、管理人が驚いたポイントは…

「インディアンを悪者にしていない」 ことでした。

”インディアンは白人に土地を奪われた被害者なのに悪者にされて可哀想だ”
西部劇がお好きな方はお怒りになると思いますが、管理人が当時持っていた西部劇の
イメージはそれだけでした。 だからテレビで放送されても敬遠して観なかったのです。
(近年、アメリカ内の先住民全般は「ネイティブ・アメリカン」と呼ばれる傾向があります)

先生も差別的表現が無い作品を選んで上映したのかも知れません。
60年代には「公民権運動」(「ブラック・パワー」 「レッド・パワー」)が盛り上がり、
次第に差別的表現に厳しくなり、勧善懲悪的な作品を作ることが難しくなったようです。


「メキシコ風カウガール姿」2代目イエローフォー・ジュンさん(バイオマン(84-5)第46話)。
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映画「荒野の七人」(60)はロケ地を借りるためメキシコ政府と何度も交渉した事が
知られてます。 それまでメキシコ人を良く描かないことが多かった事が原因です。

日本映画「七人の侍」(54、世界のクロサワ・黒澤明(98年満88歳没)監督)のリメイクです。
(”七人”の集団ヒーローを増やし、世界的に多大な影響を遺した不朽の名作です)

「インディアン娘姿」チェンジフェニックス・麻衣ちゃん(チェンジマン(85-6)第44話)。
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まだこの頃は大丈夫だったんですかね。 西部劇は70年代以降も制作されましたが、
史実を忠実に描く意図の作品を除いて「原住民は出さない」事が多いです。

そういう息苦しさから逃れるため「西部劇」から「宇宙SF物」「異世界ファンタジー物」に
シフトして行ったのかも知れません。 それがまた日本の作品に影響を与えています。

チェンジマーメイド・さやかちゃんとの戦隊史上初のWカウガール&ウィンク!
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麻衣ちゃんの方が出来てません。 日本人女性にはウィンクは難儀なようです。

さやかちゃんの衣装はミキさんとほぼ同一のデザインだとは思いますが、ただ一つ!
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「スカートの丈が明らかに短い」という素晴らしい改善箇所がありました!!!
ロケ地は「栃木県日光市のウェスタン村」ですが、この時が初なのかは分かりません。

管理人は84年頃に色々本を読んで、その結果 「何が正義か分からない」
状態になりました。 アメリカ合衆国は建国が比較的新しいから色々と分かってるだけで、
現在繁栄してるほとんどの民族は 「先住民を殺戮して土地を奪った」
歴史があるようです。 それを「悪」と呼ぶならば、ほとんどの現代人は「悪」です。。。

そう言う事を考えるようになってから管理人は「ヒーロー物離れ」しましたが、
ある程度大人になってから戻って来ました。 自分より若い出演者が増えてましたねw 
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戦隊初のVシネマ作品「超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー」(96)より、
ニンジャホワイト・鶴姫。 素晴らしく似合いますが、ウィンクはありませんでした。

テレビ本編ではありませんが、約10年ぶりの「カウガール姿」復活です!
主な視聴者と出演者は”西部劇に馴染みがない世代”になったでしょうが、
Vシネマなのでオールドファンと初期の戦隊ファンへのサービスだと思われます。

5年後、7作目の「未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ」(01)より、
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ゴーピンク・祭ちゃん&タイムピンク・ユウリによる15年ぶり2度目の…
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Wカウガール&ウィンク! 何度テイクしたか分かりませんが、何とか出来てます。 

ユウリはCase File 22「桃色の誘惑」で”投げキス&ウィンク”をしてますが、
その時は両目を瞑ってしまいました。 ”アメリカに強く憧れた世代”
にはツボでしょうけど、若い日本人女優は「え~っ!?」と困惑するでしょうねw

「ウェスタン村」は07年に休園になったので、前回紹介したマジレンジャー(05-6)
Stage.14が最後のロケになりました。 その時は誰も「カウガール姿」になってません。

その翌年ボウケンジャー(06-7)Task.38で風のシズカが「カウガール姿」になりました。
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悪のヒロインとしては2人目、テレビ本編では約20年ぶりの復活でした!!!
戦隊では現在までの所「最後のカウガール姿」になっています。

映画「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!」(10)の冒頭に
”ガンマンワールド”が登場しますが、誰も「カウガール姿」になりませんでした。
「海賊戦隊ゴーカイジャー」(11-2)第35、36話に再登場しましたが同様です。
でわ

P.S.
米伊合作ホラー映画「サスペリア・テルザ 最後の魔女」(07)は09年に日本公開されました。
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杉本有美さんがイメージ・キャラクターに選ばれ「魔女」のコスプレをしています。

15~7世紀の中世ヨーロッパ諸国で、多くの人々が「魔女裁判」に掛けられました。
犠牲者は貧しい高齢の女性が多い傾向にあったと言われてますが、男性や少年少女、
身分が比較的高い人でも、嫌疑を掛けられれば、ほぼ”魔女”にされてしまったようです。

「セイラム魔女裁判」(1,692)はマサチューセッツ州セイラム村(現:ダンバース)で
200名近い村人が魔女として告発された事件です。「奥さまは魔女」(64-72)の
第7シーズン第8話「魔力を失った魔女」(原題:Samantha's Old Salem Trip)で
サマンサがその時代のセイラム村にタイムスリップしてしまうお話があります。

くしゃみをすると無意識で魔法を使うお手伝いさん魔女・エスメラルダの仕業でした。

サマンサは記憶を失ったので、サマンサの母・エンドラはダーリンを救出に向かわせます。

「コインをサマンサの頭に乗せて呪文を唱えさせる」とサマンサの記憶は戻るのですが、
ダーリンは魔女の嫌疑を掛けられてしまうというお話で、管理人は強烈に覚えてます。

17世紀末のセイラム村の描写には「原住民」が一人も登場しませんが、この場合は
史実に忠実です。 祖国での弾圧を逃れた清教徒(ピューリタン)を含む130名ほどは
1,620年、メイフラワー号に乗り、マサチューセッツへ移住を始めました。
その後”ニューイングランド”(New England)と呼ばれるアメリカ北東部6州では
17世紀末までに「原住民」のほとんどが絶滅寸前に追い込まれたのです。
こういう話を今回したのは、次回採り上げる作品の前フリのためです。
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Comment

昔?はまたやってるというイメージがありましたが、こうしてみると近年はあまりカウガールは登場してないですね。全体にシリアスでないストーリーに合うスタイルなので番外編みたいな作品でないと作れないのかな?
toshi |  2012.11.04(日) 12:08 | URL |  【編集】

こんばんわ、toshi さん 

ゴーグルV第20話でミキさんがフラメンコの衣装を着て、
ウィンクをした時「何か良い!」と思った記憶があります。
第36話のカウガール姿自体は特に何も思わなかったような…

ただダイナマン第17話でレイさんがカウガール姿になった時は
”学習”していて「(ウィンクが)来る!」と予想していたような気がしますw

今の女優さんでも別に嫌がらずやってくれるとは思いますが、
子供達は「?」でしょうねw
でわ
珍来 |  2012.11.04(日) 17:44 | URL |  【編集】

自分もインディアンを悪者に仕立てる作品は好感が持てませんが
「荒野の七人」やイーストウッドの夕陽シリーズは
「ならず者を討つ無宿者」っていうコンセプトが良く、
テーマ曲も哀愁と勇ましさを兼ね備えた名曲ですし
何と言ってもルパン好きな自分にとっては
今は亡き山田康雄さんの吹き替えが
ルパンとはまた違ったカッコよさを醸し出していて好きな作品です。

それにしてもグラビアが普及したのもあるでしょうが
ウエスタンなどコスプレ系な話が減ったのは間違いない気がします。

特撮最前線 |  2012.11.04(日) 19:13 | URL |  【編集】

こんばんわ、特撮最前線さん 

音楽を聴くだけで名作と呼ばれる由縁が分かる気がするのですが、
先に「インディアンを悪者に仕立ててる」負のイメージが刷り込まれました。

クリント・イーストウッド主演、山田康雄さんの吹き替えと言えば
個人的に「ダーティハリー」シリーズ(71-88)です。
全体的に素晴らしく「カッコイイ」としか言い様がなかったです。

ハリケンブルー・長澤奈央さんがウェスタン村でイベントをした際(03?)
特別に「ヘソ出し・カウガール」衣装が用意されたそうです。
他のグラドルではホルスタインの模様(白地に黒ブチ)のビキニや、
牛の着ぐるみを着て「カウガール」というのもあるみたいです。
でわ
珍来 |  2012.11.04(日) 20:52 | URL |  【編集】

こんばんは
ゴーグルピンクのミキさんも可愛かったですけど、チェンジマンのさやかさんの時は確かにスカート丈は極端に短いですね。
いつもミニスカだった彼女のイメージに合わせてだったのでしょうか。

おかげで、放映当時の時は、いつものタイトミニと違って、ヒラヒラのミニだったので、白いパ〇チラが良く見えたのを覚えてます。
タンザナイト |  2012.11.04(日) 23:16 | URL |  【編集】

お久しぶりです、タンザナイトさん

西部開拓時代はアメリカの白人にとっては
「旧き良きアメリカ」と言われてるようですが、
チェンジマン第44話では「旧き良き日本」が感じられますw

ギンガマン(98-9)で「白」が一時的に復活しましたが、
「ポケモンショック」のせいで終わってしまったのかな。。。
「白き良き時代」はもう来ないのかw
でわ
珍来 |  2012.11.05(月) 00:30 | URL |  【編集】

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