2013.03.03 (Sun)

魔女をワナにかけろ! (ヒロイン七変化 その15)

「①ウェディングドレス」を着た最初の平成戦隊ヒロインはピンクターボ・森川はるな です。
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恋する乙女の明るい心を奪い取り 溜息をつかせて苦しめ

死に追い込むなんて
  絶対に許せない!!!

女性専用の占い館「ババの館」に踏み込んで、姫暴魔ジャーミンの企みを阻止しました。
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「誓い」を最後まで守り通した戦隊ヒロイン、第13話「魔女をワナにかけろ!」を紹介します。
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本作は関東地方では「土曜18:00-25」枠の最後の作品で、主に視聴率低下により
第32話(89.10/6) から「金曜17:30-55」に放送枠変更されました。

前作「ライブマン」では「ストーリを難解にし過ぎた」という反省があり、敵を人間ではない
「暴魔百族」にして単純明快な勧善懲悪を目指しましたが、思わぬ方向へ走り出しました。

「②セーラー服」 初の「高校生戦隊」でしたが主演5人に現役高校生は居ません。
その事を非常に気にされる方も多いようですが、年齢より他の要素を優先すべきでしょう。
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2度目の高校生戦隊「電磁戦隊メガレンジャー」でも第9話(97.4/6)から「日曜7:00-30」に
放送枠変更がありました。 偶然の一致ではなく 「若さで新規低年齢層獲得」
を目指したと思います。 どちらも非常に厳しい時期だったので、今後の記事で補足します。
(「小学生、中学生戦隊の方が効果がある!」と思う方も居るでしょうが、ムリな話です)

彼らは幼少期に妖精シーロンの”妖精の魂の光”を浴びたので、暴魔と戦う力があります。
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「③普段着」 太宰博士はその存在に気付き、数々の超兵器を開発した天才科学者。
”カーマニア” なのでターボロボは”無公害エンジン” を搭載した自動車モチーフです。

暴魔百族は人間の環境破壊によって現代に復活! 暴魔博士レーダ(右上)は第30話…
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必ずこの世から消し去ってみせる!!!

暗闇暴魔ジンバ(左下)は第28話、ジャーミンは第29話で退場、三幹部の詳細は不明でした。

担任の山口美佐 先生(演:高見恭子さん)が被害に遭った直後、はるなは踏み込みました。
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残念ながら私は恋はしてないわ! 彼女が無事な理由。


敵が結婚式場を狙う作戦に出たので、シーロンの力で 「④振袖」 姿になって待ち伏せ。
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あの箒を奪わなきゃ! 結婚式場に居るだけでは捕まえられない。

式に参加するためブルーターボ・洋平が「神主」、はるなが 「⑤巫女」 姿になってもダメ。
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別な方法でもう一度やってみるんだ!

”巫女萌え”は90年代(セーラーマーズ?)からだと思うので、時代を先駆けてました。

戦隊ヒロインが作戦のために”偽装結婚式”をしたのは「科学戦隊ダイナマン」(83-4)
第13話のダイナピンク以来でした。 その時の新郎役は日下秀昭さん(スーツアクター)。
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はるな行くぞ! おうっ! ピンクターボ!!

「⑥ピンクターボ」 普段着と変身後を入れても6変化、でも見所は多かったです。
ウェディングドレス姿で変身したのは初で、新郎が戦隊メンバーだったのも初でした。
書籍によって「レッド・炎力にほのかな思い…」と書かれてますが、そうは見えません。

山口先生は太宰博士と第4話で初対面し、最終回で両想いになりました。
第17話でドロロボーマに子供にされ、洋平に初恋するなど非常に存在感がありました。
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必ず暴魔百族を倒して、素敵な恋をする事を

はるなの恋愛回は無いので、彼女が密かに立てた「誓い」は最終回まで守られました。

個人的には森川はるなを演じた木之原(現:巌谷)賀子さんの演技力は5人の中で
最も高かったと思えるのですが”流れ暴魔カップル”の出現で恋愛回無しになったのでしょう。


次話「参上!さすらい転校生」で登場した流星光(流れ暴魔ヤミマル)はインパクト大でした。
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演じた田中良典さんによれば「5~6話で退場予定」でしたが、作品の流れを一変させます。

「柔道一直線」(69-71)のライバルキャラ・結城真吾(演:近藤正臣さん)が見せた伝説の
”鍵盤の上に立ち、足の指で” を越える ”逆立ちでピアノを弾く” 荒技を披露しましたww
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どう見ても只者じゃない! 女生徒失神www ギャグでしたが…

「土曜18:00-25」枠最後の第31話「女戦士キリカ」で”赤い糸”で結ばれた月影小夜子を…

覚醒させ、人間と暴魔から蔑まれた流れ暴魔2人だけが支配する世界を目指しました。

「金曜17:30-55」に放送枠変更後からは「人間以外の存在同士の愛」
が作品の中心になって行きました。 これは当初の予定には全く無かったでしょう。

80年代の学園ドラマでは ”不良生徒” と ”恋する女生徒” が人気を集めましたが、
「正側では出し難い、敵側ならOKだろう」 と考えて出した ”流れ暴魔カップル” が
「やや高い年齢層」の絶大な支持を受け、高速で走り出した。。。 と思われます。
その後のお話は昭和と平成の間に起きた色々な変化について触れてから、いずれ。
でわ

P.S.
先日スタートした「プリキュアシリーズ」10作目8代目の「ドキドキ!プリキュア」の
キュアハート・相田マナの変身&名乗り。 「口上」がターボレンジャーOPを連想させます。


愛を無くした悲しい○○○さん♥ 漲る愛・ハート様♪

シリーズを通して、ほとんどの変身メンバーが中学生なので「女子中学生戦隊」的ですが、
他には「妖精の力を借りる」「異世界ファンタジー」などの要素がシリーズ共通です。
「アーサー王伝説」(5世紀の伝説的人物、中世にまとめられた騎士道伝説)
(アーサー王は「湖の乙女」という妖精に聖剣「エクスカリバー」を授かってます)
が異世界ファンタジー物のルーツではないかと思います。

異世界ファンタジーに巨大ロボを融合させた「聖戦士ダンバイン」(83-4)は大好きでしたが、
その後「巨大ロボットアニメ」が衰退すると、次第に管理人はアニメに関心を失ったのです。
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01:00  |  13.高速

Comment

ターボレンジャー、大好きでした!

放送当時リアルタイムで高校生(但し学年は1つ下でしたが…)
だったので特に思い入れは大きかったです。

ちなみにターボレンジャーでは初の高校生戦隊という事ばかりに
注目されがちですが、もう一つスーパー戦隊の路線の大きな
転換点となってる要素があったのをご存知ですか?

それは歴代初の"ファンタジー系"戦隊だったという事です。
本格的にファンタジー系路線に寄っていくのは3年後の
「ジュウレンジャー」からでしたが、敵が宇宙人や異次元の
侵略者等ではなく、精霊・魔神の類になり、妖精まで
登場していたのでこちらが実質上の第1号ファンタジー戦隊
で間違いないと思います。

何故路線が変わったのかと言えば、それまでの怪奇・SF路線
がメタルヒーロー枠に取って代わられ、同じ事をやっていては
リアルさという意味でどちらかといえば高学年向けの
メタルヒーローには勝てないので、当時、ファミコンの台頭で
ようやく一般的になってきたドラクエ等のファンタジー要素を
実験的に取り入れてみたからだと思われます。水と油のような
"自動車"と"妖精"に"高校生"というごった煮状態の取り合わせ
にも制作スタッフ側の当時の試行錯誤が伺えます。

僕はこういう無茶振りな"三題噺"みたいなのは大好きですけどね。
(近年では「仮面ライダー電王」とか)
 
余談ですが後年になり、長谷川祐一著の「すごい科学で守ります」
を読んで"ターボレンジャーのスーツやロボには自動車の精霊が召喚され
吹き込まれている"という説には非常に感動を覚えました。
そこから思考を発展させ、今、自分のブログで新企画を進行中です。
よろしければ一度御覧下さい。
堀川廉 |  2013.03.03(日) 17:46 | URL |  【編集】

こんばんわ、堀川廉 さん

日本で異世界ファンタジーは「魔法少女物」(66~)がありましたが、
個人的に「聖戦士ダンバイン」(83-4)は見慣れぬ世界観に衝撃を受けました。

ファミコンでは86年に「ゼルダの伝説」「ドラゴンクエスト」が出てました。
私はやってないので思い浮かびませんでしたが、確かに一般化させたかも。

「光戦隊マスクマン」(87-8)と「高速戦隊ターボレンジャー」(89-90)は
ダンバインの影響を受けてますね。 仰る通り「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(93-4)
以前にターボでファンタジー戦隊は完成されたと思います。

「高校生」「妖精」「自動車」がどうしても結びつかないという意見は
やや高い年齢層に多かったようですが、低年齢層は気にならなかったようです。
「ミニ四駆ブーム」(88~91)に乗って「自動車」を入れた判断は大正解で
結果的にターボは当時では過去最大の玩具売上を記録したようです。

90年代になると70年代80年代の科学万能的なSFは影を潜め、
特撮&アニメ双方でファンタジー全盛という逆転現象まで起きましたね。
でわ
珍来 |  2013.03.03(日) 21:27 | URL |  【編集】

こんばんは

初めてコメントします。
私も『ターボレンジャー』好きです。
今日たまたま第1話をブログの方で取り上げました。
元祖ファンタジー戦隊という事で注目しています。

こちらのブログをリンクに追加させていただきました。
もし宜しければ私のブログも追加していただけるとありがたいです。
これからも色々と参考にさせていただきたいと思います。
Shellfield |  2013.03.04(月) 21:39 | URL |  【編集】

コメントありがとうございます、Shellfield さん

「ブロとも」申請ありがとう御座いました。 早速リンクさせて頂きます。

以前の記事で書いてますが、私は85年から「スケバン刑事」シリーズに
ハマってアイドルに興味を持ったので「ターボレンジャー」の本放送は観ていません。
90年代「アイドル冬の時代」になって「ジェットマン」で戦隊復帰しました。
その後「オーレンジャー」から離れて「マジレンジャー」で2度目の復帰をしました。

ターボレンジャー第1話について知ったのは戦隊シリーズ30作目が話題になった頃でした。
でわ
珍来 |  2013.03.04(月) 23:20 | URL |  【編集】

ターボレンジャーはいきなり妖精が登場して確かに??って感じたのを覚えています。その後仕事の関係でジェットマンまであまり観ていない戦隊空白期?になっちゃいました。
なぜか地元のデパートにブルーとピンクの俳優さんだけショーに来たのを見に行ったのは初めて戦隊の俳優を見たよい思い出です。
ブログと言えば自分もアメブロでグッズやイベントのレポ的なのをやっているのでお暇なときに検索して見てください。toshiの特撮・・・ブログです。
toshi |  2013.03.07(木) 07:30 | URL |  【編集】

毎度ありがとうございます、toshiさん

ダンバインでチャム・ファウを見た時、私も衝撃を受けましたw
私の場合は84年に少年漫画にハマってからジェットマンまで戦隊空白期です。
ロボアニメは「レイズナー」(85)から95年に第4次スパロボにハマるまで空白期でした。
次回の記事は90年に始まったロボアニメシリーズを採り上げます。

ブルーターボ&ピンクターボをショーでご覧になった時があるんですか!?
第13話での神主&巫女は正直言って似合い過ぎだと思いました。

「toshiの特撮・イベント・グッズ大好き!!」確認させて頂きました。
後で何かコメントさせて頂きます。
でわ
珍来 |  2013.03.07(木) 21:42 | URL |  【編集】

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