2013.03.17 (Sun)

勇者シリーズ (90-8) その2

「勇者シリーズ」第8作「勇者王ガオガイガー」(97-8)は非常にファンが多い作品ですが…
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「無敵超人ザンボット3」(77-8)より約20年続いた”名古屋テレビ+サンライズ”制作
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土曜17時代アニメの最終作になりました(厳密には12週(87.2/7~88.1/30)中断有り)。
「少子化」で90年代末には17~19時代のアニメ枠が減少して行きましたが、
「スーパー戦隊シリーズ」はその危機的時期を「玩具の売上」で乗り越えました。
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管理人は91年から観たいテレビ番組が少なくなり、95年から10年ほどテレビ離れしました。
「第4次スーパーロボット大戦」(95、SFC)で非常に遅ればせながらゲームにハマって
98年頃まで ”参戦作品” をレンタルビデオやケーブルテレビで色々と視聴しましたが、
「勇者シリーズ」を初めて知ったのはシリーズ終了を採り上げた、ある新聞記事でした。

「ざっくばらんなテレビ朝日系、年度別の放送スケジュール表(89~97)」。
スーパー戦隊シリーズ+勇者シリーズ
「地球戦隊ファイブマン」の玩具売上が低迷した理由について、よく指摘されるのは
 ①「バブル崩壊」 ですが、当時を知る者としては ”まだそれほど深刻ではなかった” です。
 ②「前作と似たラインアップにしてしまったため」 が最大の原因だと個人的に思います。
「ターボレンジャー」が当時シリーズ最高の売上だった事が ”落とし穴” になったのかと。。。

 ③「勇者エクスカイザー」の玩具売上がタカラによると「今までで一番良かった」事 と
 ④90年11/21に「スーパーファミコン」が発売された事 も大きな要因と考えられます。

「戦隊」と「名古屋テレビ、サンライズ制作アニメ」は ”お隣さん” ではなくなりましたが
「テレビゲーム」を共通の敵とした強力な「ライバル」関係でした。


「太陽の勇者ファイバード」は前作と世界観を共有したお話で、視聴率は前作を越えました。
「ファイバード」がアンドロイド「火鳥勇太郎」と一体化して、天野ケンタ(10歳)の”優しい兄”
的になり、幼女から主婦層までのファンレターが届くほど女性ファンに熱烈に支持されました。

同期の「鳥人戦隊ジェットマン」とのMAD。 同様に「愛」をテーマにした作品ですが、
玩具売上は「ジェットマン」が盛り返したためか伸び悩んだようです。 また…
ライジンオー
「絶対無敵ライジンオー」からの「エルドランシリーズ(3部作)」(91-4)と食い合ったようです。 

「伝説の勇者ダ・ガーン」からは主人公が勇者達の司令官となり”主従関係”が生じました。

「電撃戦隊チェンジマン」(85-6)とのMAD。 放映中から類似性が指摘されてたようです。
玩具売上が「ジュウレンジャー」に圧倒されたためか、初期3作の監督・谷田部勝義 氏が
降板になり、以後3作(「高松三部作」)は高松信司 氏が監督をされました。


「勇者特急マイトガイン」は勇者シリーズの「中興の祖」的な成績を遺しました。
”昭和125年(西暦2,050)” とフザけた時代設定で勇者達は主人公・旋風寺舞人(高校生)が
総帥を務める「旋風寺コンツェルン」が開発した”所有物”で没個性になってしまいましたが…

「昭和ロボットアニメ」に回帰したスーパーな熱さが大好評! しかし終盤は物議を醸しました。

だから… ドリルは取れと言ったのだ。。。

「ダイレンジャー」の終盤も物議を醸しましたが、玩具売上はどちらも高レベルだったようです。
(同時期「機動戦士Vガンダム」(93-4)から「機動新世紀ガンダムX」(96)までガンダムも復活)

ヒロイン・吉永サリー(高校生)は吉永小百合さんと「魔法使いサリー」(66-8)からの命名。

毎回さまざまなコスプレ… じゃなくてアルバイトをしながら最終回で舞人と結婚しました。

「勇者警察ジェイデッカー」は刑事ドラマ「太陽にほえろ!」(72-86)的な作品で勇者達は…
ジェイデッカー
「公的機関の所属」になり、前作の反省からかそれぞれの個性を深く掘り下げたようですが…

ボス・友永勇太(小学4年生)の人気が非常に高かったようなので、動画はそちらを優先w

彼が「女装して女子更衣室に潜入捜査をしたシーンにドキドキした」方も多いようですww
戦闘が前作と比べ地味で、玩具売上は「カクレンジャー」と「Gガンダム」に遅れを取りました。

「就職氷河期」が団塊ジュニア世代を直撃して、平成が始まったばかりで
「昭和を懐かしむ」風潮が早くも出て来ました。 そして、あの「95年」を迎えます。

「黄金勇者ゴルドラン」は「カーレンジャー」的な徹底してギャグの作品でした。
「出来ちゃった合体」「出来ちゃった勇者パパ」など傑作ギャグが多くて動画は迷いましたw

シャランラ・シースルー(20歳?)の命名は「魔女っ子メグちゃん」(74-5)のOPから。

「一昨日(おととい)来やがれ!」ですわ。
ワルター・ワルザック(通称「悪太」、20歳)の自称婚約者で破壊的なトラブルメーカーでした。

<追加MAD>「魔法少女シャランラ」 本当にやりたい放題やったみたいですねw

玩具売上は「オーレンジャー」がシリーズ最高を更新して惨敗。 しかし両者とも

「地下鉄サリン事件」(95.3/20)からの ”オウム真理教事件”
報道で視聴率は低迷しました。 世界の歴史でも類を見ない空前の大事件でしたね。
管理人は一連の ”オウム報道” に嫌気がさして、新聞で情報を得るようになりました。
思い出すのも忌まわしい事件で、今考えれば ”テレビ離れ” した切っ掛けでしたね。


「勇者指令ダグオン」では初期5人、追加2人の高校生が等身大ヒーローに変身しました。 
ダグオン
女性層とやや高い年齢層には好評でしたが、低年齢層の支持が得られなかったようです。


「これは勇者シリーズではない!」 とまで評されましたが
同様の評価をされる事があった「カーレンジャー」と玩具売上は大差がついたようです。
(「勇者王ガオガイガー」共々のちにOVAが作成されたので決して不人気ではありません)

「勇者王ガイガイガー」を管理人が初めて知ったのは98年初頭の新聞記事でした。

玩具売上が回復しなかったためシリーズ打ち切りとも、当初からの予定とも言われてますが、
20年間も日本のアニメを牽引した”名古屋テレビ+サンライズ”制作枠が終了する事を
「ロボットアニメ自体が終焉した」 かの様に大袈裟に報じてました。
管理人はショックを受けながらも「そろそろゲームやめよう」と考えてた時期なので、
正直言って他人事でした。「アニメにハマる事はもうないだろうな」と漠然と思ってましたね。


実際にはその後もロボットアニメは作られてます。 しかし ”長寿アニメ” を除いて
90年代末は17~19時代のアニメ枠が次々と終了する危機的時期になりました。

「女性層」「やや高い年齢層」人気も高い方が良いに決まってますが、
「スーパー戦隊シリーズ」が現在の放送枠(日曜朝7:30~8:00)で継続してるのは
「玩具売上」(低年齢層男児人気)を高いレベルで保ち続けたためでしょう。
今更言うまでも無いことでしょうが、だから「少子化日本」で生き残る事が出来たんです。
でわ
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16:30  |  巨大ロボアニメ

Comment

銀魂はガオガイガーネタもやった事がありましたか。
kivaxtuto |  2013.03.20(水) 16:49 | URL |  【編集】

「銀魂」が分からなくて調べました。
「宇宙超商船隊鉄侍カイエーン」というのが出て来るみたいです。
でわ
珍来 |  2013.03.20(水) 21:04 | URL |  【編集】

お久しぶりです。

勇者シリーズは、やってたのは知ってましたがあまり見たことがなく、個人的にはマイトガインとジェイデッカーが記憶にあるくらいです。

特にマイトガインは、そのネーミングからして旋風児(マイトガイ)・小林旭氏ですからね。
主人公・旋風寺舞人の父親が(小林)旭、母親が(浅丘)ルリ子、祖父が(石原)裕次郎など、日活俳優のパロディになっているのが、日活映画ファンとしてはツボです。

ジェイデッカーは、「太陽にほえろ!」のノリで好きでした。
エンディングの歌詞に「水金地火木土天冥海」とあって、この頃まだ惑星だった冥王星が、海王星の軌道の内側に入って順序が入れ替わっていた時期だったんだなと思います。

あと、記事を読んでゴルドランの「出来ちゃった勇者パパ」の動画を見ましたが、本当笑えますね。
子供向けロボットアニメで、「妊娠」や「陣痛」といったリアルな言葉が出てくるのも時代でしょうか。

余談ですが、ドランの四つ子を見てると、昨今流行のゆるキャラにこんなのいないかなと思ってしまいました。

T-yoko |  2013.03.23(土) 12:05 | URL |  【編集】

お久しぶりです、T-yokoさん

「マイトガイン」は初期3部作のファンには
「勇者シリーズでは…」と言われかねませんでしたが、
それをモノともしない熱さと勢いがあったようですね。

「ジェイデッカー」のED「笑顔は君の忘れ物」を聴いてみました。
「水金地火木土天冥海」だったのは79年から99年までの20年間でしたが、
「宇宙大帝ゴッドシグマ」(80-1、個人的に観てたかどうか記憶無し)の
ED「レッド・ブルー・イエロー」では「水金地火木土天海冥」と歌われていて
”間違っていた”と言えます。 でも06年に冥王星は「準惑星」になりましたね。

「ゴルドラン」は強烈なネタが多くて、最後までどの動画を添付するか迷いました。
97年頃から色々とうるさくなって来たようですが、まだ大丈夫だったんでしょう。
でわ
珍来 |  2013.03.23(土) 19:18 | URL |  【編集】

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