2013.07.21 (Sun)

水戸黄門 (69~11)

「水戸黄門」は42年間(全1,227話)放送された世界でも類を見ない長寿TVドラマシリーズ。
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主演(水戸光圀役)が第1~13部(69~83)の東野英治郎(94年満86歳没)さんから…
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第14~21部(83~92)の西村晃(97年満74歳没)さんに交代した後の管理人の思い出と
11年に放送終了した際に感じた 時代劇が生き残る道 について。
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管理人は95年から「TV離れ」して約10年ほどTVドラマをほとんど観てませんでした。
05年に復帰した際「韓流ブーム」(04~11)を知りましたが、全く興味ナシでしたね。
ただその「放送権料の安さ」から "日本のTVドラマ制作が苦境に立たされてる" と聞いた時は
暗澹とした気持ちになりました(「韓ドラ」が今現在でも好きな方には申し訳ないです(汗))。

「水戸黄門、42年の歴史に幕」(11.12/19)には本当に衝撃を受けました。 それは日本の
「時代劇の伝統や技術が継承されない」事を危惧させましたから。


最初に断っておきますが、管理人は子供の頃から時代劇をあまり観てません。
父が好んで観てた「新五捕物帳」(77~82、主演:杉良太郎さん)は "トラウマ" でした。


あっしの懺悔みたいなモンなんでしょうか。

杉さんの鬼気迫るモノ凄いアクションに、当時の管理人は姉2人とドン引きしてましたw
被害者をほとんど助けられないので 「どうしてこの人、いっつも間に合わないの!?」
と不満を言ったら 「昔は車やバイクが無いから」 「昔は大変だったんだよ」 と返され、 
「そうか! もし間に合っても、疲れ切ってて負けちゃうかもねw」 と姉弟で笑っていたら
父に怒鳴られた思い出がありますw 今観るとそれでも負けるとは思えない鬼強さ。。。

管理人が全話視聴した時代劇はNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」(87、主演:渡辺謙さん)のみで
時代劇の知識に乏しく、到底「水戸黄門」を解説し切る事は不可能なので御了承下さい。

 
「印籠」 が初めて披露されたのは第1部第14話で、次第に定番化して行きました。
第1~2部の初代・助さん(佐々木助三郎)役杉良太郎さんが当時を語ってらっしゃいます。

放送1,000回記念特別番組(03)より。「印籠出し」は格さん(渥美格之進)の役になりました。

第1部から登場の「風車の弥七」(演:中谷一郎(04年満73歳没)さん)と第2部から登場の…
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「うっかり八兵衛」(演:高橋元太郎さん)の大人気も、シリーズ化に大きく貢献したようです。

第3部で登場した女忍者(くの一)「霞のお新」(演:宮園純子さん)は女性初の印籠出しを決め、
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最終回で弥七の妻になりました(管理人は長い間、弥七の妻はお銀と勘違いしてましたw)。

第9部で登場した「佐々木志乃」(演:山口いづみさん)は若侍に扮し、剣術を心得てました。
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第10部の最終回で助さんと結婚。 上記2名は諸国漫遊の旅に加わり殺陣もこなしました。

第9部の最終回(79.2/5)でシリーズ最高視聴率「43.7%(関東地区)」を記録しました!
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「積木くずし〜親と子の200日戦争〜」最終回(83.3/29)「45.3%(関東地区)」に次ぐ…

民放ドラマ史上2番目の高さで、80年代初頭に掛けて「偉大なるマンネリ」を誇りました。

しかし83年に東野さんが高齢のため降板して、第14部から黄門役を西村さんが引き継ぎ、
更に第15部から弥七役の中谷さんの体調が悪化すると、人気に陰りが出て来ました。

第16部から登場した「かげろうお銀」(演:由美かおるさん)はその窮地を救いました!

「入浴シーン」は名物となり、そういうのに関心が出て来た管理人もついつい観ましたw

86年か87年のお盆に祖父の家に行った際の、祖父の発言が思い出に残っています。

「お銀は弥七の出番を奪うから嫌いだ!」
 
その時は「フーン」と思っただけでしたが、その後、由美さんがトーク番組に出演された際
「中谷さんの穴を埋めるため必死に頑張った」趣旨の話をされた時に鮮明に思い出しました。
仕方が無い事だと思いますが、それが管理人にとって「水戸黄門」最大の思い出です。


第22~28部(93~00)佐野浅夫さん時代は正直言って全然分かりません。
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第29~30部(01~2)石坂浩二さんでは設定を刷新しましたが、振るわなかったようです。

第31~43部(02~11)里見浩太朗さんは2代目助さん(第3~17部)の印象が強いため…
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古くからのファンは違和感を感じ、2代目「風車の弥七」(演:内藤剛志さん、37部-43部)と
(ちゃっかり)八兵衛(演:林家三平さん、40-43部)も違和感を感じた方が多いようです。
更に由美さんが42部で降板し「楓」役の雛形あきこさんが登場しても "焼け石に水" でした。

おそらく誰が演じてもダメで、視聴者の本音は「同じ人が良い!」でしょう。

①変えないで欲しい、という無理難題に応えられなくなった

が時代劇衰退と「水戸黄門」が終了した最大の原因ではないかと思います。
でわ

P.S.
②制作費が掛かる も時代劇衰退の大きな原因でしょうが、
「水戸黄門」終了後は "時代劇の伝統を守ろう" という動きが盛んになって来ました。

現在、地上波でのレギュラー放送における時代劇ドラマ・最後の牙城となった
NHK大河ドラマは「ヒロイン物」が増え、現在放映中の「八重の桜」(主演:綾瀬はるかさん)は
「バトルヒロイン物」となりました。 差別とか言う問題ではなく、日本の歴史的に
政治や戦争に直接大きく関わった女性は少ないので "リアリティ" が損なわれますが、 

③(若い)女性ファンが好む作品を模索する
ことが時代劇が生き残る唯一の道ではないか、と思います。
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23:30  |  ドラマ

Comment

水戸黄門

今回は水戸黄門を記事に取り上げたんですね、超力戦隊オーレンジャーのオーブルーこと合田雅史さんが水戸黄門の第何作目かは忘れましたが出演されてましたね、私はウィキペディアで知りました、管理人さん的にはオーレンジャーは戦隊シリーズで一番納得のいかない最終回となったとおっしゃていました事を覚えていますよ、オーレンジャーは戦隊の原点回帰を目指した作品でしたが阪神淡路大震災やオウム真理教事件の影響で路線変更を余儀無くされ結果的には作品としても内容的にしても破錠してしまったとこれもウィキペディアに書いてありましたね。
あさばよしゆき |  2013.07.22(月) 17:37 | URL |  【編集】

こんばんわ、あさばよしゆき さん 

合田さんは5代目格さん役で32~41部(03~10)に出演されてました。
ギンガブルー・照英さんは「風の鬼若」役で31~37部(02~7)に出演されてますね。
個人的にその時期は「水戸黄門」を観た事がないです。
個人的思い出と終了した際の衝撃に絞って採り上げました。

今後の記事で「水戸黄門の影響で制作された番組」を採り上げる予定なので
「水戸黄門の起源」「集団ヒーローとしての水戸黄門」にも触れるかも知れません。

「オーレンジャー」で路線変更があったかどうかは怪しいんですけどね。
でわ
珍来 |  2013.07.22(月) 21:47 | URL |  【編集】

個人視聴率

NHKの番組でも指摘されていましたが、90年代に個人視聴率が
導入され、若い世代の時代劇の視聴率が低い事が数字の上でも
証明されてしまいました。その結果、購買意欲のある若者が見ない
時代劇のスポンサーを降りる企業が多くなりました。

それとやはり製作費も大きな問題ですね。 現代の製品が
そのまま使用できる現代劇と、特注品が必要になる時代劇
では経費が違います。 
この辺は、ミニチュアが必須で製作費がかかる巨大ヒーロー
と、既存の設備を利用できる等身大ヒーローに通じる所
がありますね。
極端な話、普通のおじさんでも、変身後の等身大ヒーローと
互角に殴り合いをさせたり、巨大なドラム缶を投げさせる
だけで、きぐるみを製作することなく、視聴者に「こいつは
人間そっくりの怪人だ」と思わせる事ができますから。
事実、仮面ライダーオーズのアンクは、前半は片腕だけ
で、あとは全部人間でしたし。
片倉(焼くとタイプ) |  2013.07.24(水) 22:42 | URL |  【編集】

お久しぶりです、片倉(焼くとタイプ)さん

私も「時代劇が生き残る道」を特集したNHKの番組を観た事があります。
同じ番組か分かりませんが、御指摘に件は触れられてましたね。
若年女性視聴者獲得のため「ヒロイン物を開拓すべき」という意見はありました。

最近の「女信長」「八重の桜」で見る限り「○○の妻」系では飽き足らず
「最高権力者」か「最前線で戦う」ヒロインが求められてるようです。
時代劇が「セーラームーン・プリキュア化」して行くかも知れませんが
「史実」「時代考証」の”壁”があるので、どうなるか。。。

それから、今だに「昔のフィルム撮りに戻して欲しい」要望が多いそうです。
古くからのファンを大事にすることも大事ですが、制作費を抑えるべきでしょう。

特撮の場合「きぐるみ」は”必要経費”だと思います。
どんな極悪人でも変身ヒーロー&ヒロインが”人間”を爆殺するのは問題ですw
基本的にはNGですね。 この件はいずれ記事で採り上げたいです。

「新五捕物帳」と同時期に父が「西部警察」を観てましたが、
やはり被害者は助からない事が多く、どうしようも無いくらい極悪な犯人が
主人公(達)に完膚無きまでにボコボコにされるシーンを観て、
私と姉達は爽快感を感じるどころか、むしろ”ドン引き”してましたw
でわ
珍来 |  2013.07.25(木) 20:58 | URL |  【編集】

極端な例

我ながら極端すぎる例を出してしまいましたね。 確かに平成
ライダーでも人間体を持つ怪人はいるものの、ライダーと戦う
時は基本的に怪人体ですね。 CGが発達した現在は、人間体の怪人に光線
を撃たせるという事も出来なくはないですが、それをやると遠距離から
ちまちま攻撃するという構図になって迫力のある格闘戦を描けない
という欠点がありますしね。

水戸黄門を集団ヒーローとして見てみると、ヤクザの子分や浪人、
役人が「戦闘員」で、悪代官や悪徳商人、ヤクザの親分が「怪人」
黄門の命を狙う凄腕の忍者が「幹部」で悪のボスが側用人
「柳沢吉保」だとおバカなことをつい考えてしまいました。
それでライダーキックや巨大ロボの必殺技に相当するのが「印籠」
とか。
片倉(焼くとタイプ) |  2013.07.26(金) 21:32 | URL |  【編集】

戦隊の場合

人間態?のまま変身ヒーロー&ヒロインに倒された悪の幹部は…
ええと、ハリケンのフラビ&ウェンディまで遡るでしょうか。
「ザ・カゲスター」(76)の頃から”人間”を倒すことは批判されましたし、
「パワーレンジャー」(海外版)は”人間”が死ぬ事は絶対NGのようです。

映像の迫力という点では、近年の悪の幹部役の俳優さんも
アクションを頑張ってますが、怪人態で最期を迎える事が定番になってます。
CGで人間態に戻って今際の際の演技ができても、血は緑色だったりします。
”怪人”なら殺しても、という”不文律”がありますねw

時代劇が特撮に与えた影響は非常に大きいですね。
殺陣や名乗りはモチロン「戦闘員」は「斬られ役」からのアイディアのようです。
「水戸黄門」の場合、テレビ版で「印籠」「女性メンバー」が加わったようです。
テレビ的に”ウケる”んだと思います。 「スケバン刑事」では「桜の代紋」が
ウケましたが、水戸黄門の印籠に喩えられました。 必殺技もそうですが、
戦隊、ライダー、プリキュアの場合、変身アイテムも印籠ですね。

次回の記事は「戦う印籠」と呼ばれた巨大ロボアニメについてです。
でわ
珍来 |  2013.07.27(土) 00:03 | URL |  【編集】

これは特撮ヒーローも抱えてる問題ですが
ハイビジョン撮影で映像がチャチに映っちゃってるのってどうにかならんのですかね
映像美の必殺シリーズも昨今のシリーズはハリボテ丸出しで見ちゃいられない。
Z坊や |  2013.08.04(日) 10:43 | URL |  【編集】

初めまして、Z坊や さん

コメントありがとうございます。
近年の高画質で観ると、昔の特撮もピアノ線とかが見えてしまいますね。
昔は見えなかったであろうシーンも多いですが。

時代劇の場合、高画質対策をすれば制作費が掛かってしまうでしょうね。
近年はロケ地確保も難しく、CGなど画像編集技術が使われてますが、
ファン側はある程度 ”寛大” にならないといけないかも知れません。
でわ
珍来 |  2013.08.04(日) 20:46 | URL |  【編集】

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