2013.09.29 (Sun)

美形悪役 その2

「勇者ライディーン」(75~6)第2話で登場した妖魔帝国の王子プリンス・シャーキンは…
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「美形悪役」(♂)の元祖と言われてますが、総監督交代により第27話で死亡退場しました。
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「機動戦士ガンダム」(79~80)の「仮面のライバル」シャア・アズナブルの名の由来です。

「美形悪役」(♂) の需要に初めて気付いたのは誰なのか? 雑談です。
今回も非常に駆け足ですが「裏番組」に泣かされた番組を多く採り上げました。
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(第1次)石油危機(73)により「変身ブーム」(71~4)が去り「アニメブーム」(75~85?)が
到来したと言われてます。 その要因の一つは元祖国産テレビアニメ「鉄腕アトム」(63~6)以来
①日本のアニメ制作費が安く抑えられた 事で間違いないようです。
勿論それだけではないので、他の要因も挙げて行きます。

「宇宙戦艦ヤマト」(74~5)は裏が「アルプスの少女ハイジ」(74)で打ち切られましたが、
再放送で人気が出ました。 「デスラー総統」の名の由来は昔は「アドルフ・ヒトラー」でした。


ガミラスに下品な男は不要だ。 第11話で炸裂した名言。

管理人は再放送で観て大爆笑w 幼いながらも "シュールなギャグ" と認識しました。
後年このシーンを観てウットリする女性ファンが居る、と知った時は心底驚きましたね!
「美形悪役の元祖」説もありますが、制作陣はまだ "需要" に気付いてなかったでしょう。


「マジンガーZ」(72~4)は菓子メーカー主導だったテレビアニメのシステムに変革をもたらし、
②玩具メーカー主導になった 「ターニングポイント」的な作品でした。
(精巧な玩具が造られるようになりましたが、内容に対する干渉も多くなりました)

「巨大ロボット特撮&アニメ年表」(74~9)、今回も「等身大ロボット」作品は省略。
ぶっちゃけ、この時期から "特撮よりアニメ優位" になった事が誰の目からも明らかでした。
巨大ロボット特撮&アニメ年表 その2(74~9)
「永井豪とダイナミックプロ原作の東映動画制作」は「グレンダイザー」以降提携が崩れ、
更に「東映動画制作」は「バラタック」で途絶え、東映動画(98年以降「東映アニメーション」)は
「巨大ロボットアニメ」分野の盟主の座を追われました。 76年に8本、77年に6本に達した
作品数は78-9年には3本にまで減り、第1次巨大ロボットアニメブームは沈静化します。

「長浜忠夫(80年満48歳没)総監督作品」「富野由悠季(82年まで「喜幸」)総監督作品」
サンライズ系が新たな盟主となり「ガンダム」以降80年代前半に第2次ブームが起きました。

「勇者ライディーン」は第1~26話まで富野総監督、第27~50話(最終回)は長浜総監督です。
"総監督交代劇" の詳細は今後の記事で。 第9話でシャーキンは仮面を外し…
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「砂場金吾」を名乗りましたが、富野氏は「美形悪役」をまだ意識してなかった事は明白!
しかし「主人公・洸と血縁関係がある」という "大河ロマン" 構想はあったようです。

「ゴッドバード」変形は個人的に「今だにこれを超える美しい変形は無い」と感じます。

第27話でシャーキン死亡退場を描いた長浜氏には、女性ファンから怒りの投書が殺到した、
逸話があります。 その後「長浜ロマンロボシリーズ」と呼ばれる「コンバトラーV」では
大将軍ガルーダ、「ボルテスV」ではプリンス・ハイネル、「ダイモス」ではリヒテル提督と…
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「美形悪役」が3作品続けて採用されたので "需要" に最初に気付いたのは長浜氏です。
③女性アニメファンを意識したキャラ設定 男児向け作品の革命!

また「ゲッターロボ」であった "合体がリアルではない" 不満にも明確に回答されました。

「コンバトラーV」での5体合体は、ほぼ完全再現出来る玩具が発売され大ヒット!

更に 「ボルテスV」「ダイモス」では "大河ロマン" 要素を導入されました。
④リアルさとドラマ性を追求し、やや高い年齢層にアピール

「機動戦士ガンダム」は④を更に追求しましたが "早過ぎた" ため打ち切りになりました。
管理人は姉達と裏の「まんがはじめて物語」(78~84)を観たので全く記憶にありませんw


76年以降のサンライズ系(緑字青字)以外の巨大ロボットアニメは "語られる機会が少ない"
ですが「ゴワッパー5 ゴーダム」(76)は個人的に関心があり、最近数話視聴しました。
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タツノコプロ初の巨大ロボットアニメで、ヒロイン岬洋子は初のリーダー兼主人公!
ゴーダムのメインパイロットはサブリーダー・津波豪と "保険付き" ですが斬新でした。

「グレンダイザー」の裏ですが、男子大学生が岬洋子ファンクラブを結成した逸話があります。
(タカラ(06年より「タカラトミー」)がメインスポンサーの関係でマグネモシリーズの第2弾扱い)

「ラ・セーヌの星」(75)は「ライディーン」の裏でしたが、当時希少なバトルヒロイン物!
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本放送時から注目した方々も居たようなので「70年代アニメファン恐るべし!」と思いますが、

管理人は身近にもネット上でも以下のような方を、今だに一人も見かけた事がありません。

「本放送時からヤマトとガンダムに注目した」

いらっしゃったらコメント下さい。 「真(ホンモノ)の70年代アニメファン」
と認定させて頂きますが、他には何も出ませんw

<追加>
「宇宙魔人ダイケンゴー」(78~9)も興味ありますね~、非常に視聴困難な作品のようです。

主題歌が素晴らしく、ロボもキャラも非常に良く動くので少し観ただけで興味が出ました。

P.S.で採り上げた「キャンディ」が現在視聴困難な事は、記事を書き始めてから知りました。


特撮は76年に東映だけで7本のヒーロー番組が制作されたので、まだ元気がありましたが
2大ヒット作「がんばれ!!ロボコン」(74~7)と「秘密戦隊ゴレンジャー」(75~7)の後番組
「ロボット110番」(77)と「ジャッカー電撃隊」(77)が共に年内打ち切りになると
"斜陽化" が明白になったようです。「大鉄人17」(77)は評価が高いようですが…

裏の大人気女児向けアニメ「キャンディ・キャンディ」(76~9)に泣かされました!
巨大ロボット特撮では(正義側)初の変形ロボ、と言えます。

「小さなスーパーマン ガンバロン」(77)第14話で登場した「ダイバロン」は
巨大ロボット特撮では(正義側)初の合体ロボですが、スポンサー倒産で打ち切り。
「レッドバロン」(73~4)も倒産、「マッハバロン」は局の編成の都合と、
「バロンシリーズ」は視聴率も良く、人気も高かったようですが3作とも無念の打ち切り。

「UFO大戦争 戦え! レッドタイガー」(78)では「ランボルジャイアント」が登場。

三面の頭部が常に回転するようですが… 非常に制作費が逼迫した作品のようです。
特撮はこの頃になると "時代遅れ" 的なイメージさえ持たれるようになったようです。。。

この年アメリカ「マーベル・コミック」社が日本の巨大ロボットアニメをコミック化するため
東映に「3年間にお互いのキャラクターを自由に使用してよい」契約を持ち込みます。
Spiderman OPED
その結果「スパイダーマン」(78)に「レオパルドン」を出して「特撮巨大ロボ」ようやく成功!!!

「バトルフィーバーJ」(79)から幼かった管理人は戦隊にハマることになるのです。
「ガンダム」にはハマらなかったんですね~。 そのお話は今後の記事で。
でわ

P.S.
「キャンディ・キャンディ」(76~9)は再放送で姉達が熱心に観てました。

管理人は全く興味無かったのでストーリは分からないのですが、今思うことは…
ヒロインのボーイフレンド「アンソニー」と「テリュース」(テリィ)は一言で言えば
「王子様」 と 「不良」 であり、女性が好む男性の2大傾向と言えます。 つまり

「美形悪役」 とは "美形で不良な王子様" だから人気が出たんだと思います。
もしリアルでそう言う人物が居たら、管理人は何があっても絶対に関わりたくないですねw
"美形で不良なお姫様" なら、ちょっと怖いけど関心があるかも知れません♪
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Comment

実はつい最近になって…

CSのチャンネルNECOで再放送される様になったので「レイズナー」と
一緒に録る事にしたのですが、記事に挙げられていた「ゴーダム」や
「ラ・セーヌの星」以上の悲劇の番組が一つありました。

コンセプトも設定も被りまくった挙句、よりにもよって15周年
の記念作として裏番組で放映された「Gガンダム」に知名度で
負けたアニメ版の「レッドバロン」です。念入りな事に主演の
紅拳役は「Gガンダム」でもサイ・サイシー役でレギュラー出演
していた山口勝平だったり…

本放送時は「Gガンダム」に熱狂していたので改めてじっくり見てみよう
…と思ったのですが、その矢先、別の局でGガンダムの方も再放送が
始まってしまい、それも録り始めたため、中々観てるヒマがありません…
更に別の局では「バクシンガー」も録ってる訳ですが…

本題である「美形悪役」に関してはちょっと触れたい話があるので
次の記事のコメントで。でわまた。
堀川廉 |  2013.10.24(木) 23:42 | URL |  【編集】

アニメのレッドバロンを調べました

別にGガンの裏という訳ではないのですね。
コンセプトが被ったため「ネタ」にされる作品のようで、
特撮版世代は全く関心を示さず、弁護される事も少ないようです。
確かに視聴率は伸び悩んだようですが玩具売上が良く、
「打ち切りにならなかった」ので不人気作とは言い切れない、でしょうか。

「特撮をアニメ化して非難轟々だった例」を今後の記事で採り上げます。
「仮面ライダー」と「魔法少女」がガチバトルした事もありました。
「男児向け特撮」と「女児向けアニメ」が夜7時代で覇権を争った
子供番組がまだ熱かった時代でした。 あの頃に子供で良かった~w
でわ
珍来 |  2013.10.25(金) 21:34 | URL |  【編集】

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