2013.11.24 (Sun)

若き帝王メギド (悪のヒーロー その8)

当ブログの6年目突入を記念して、戦隊初の美形悪役「若き帝王メギド」を採り上げます。
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分かったぞ! 今その正体を暴いてやる!!

ダイナレッド北斗は"闇の騎士"「ダークナイト」の正体が「メギド王子」だと見破りました。
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地底で進化した「有尾人一族ジャシンカ帝国」に伝わる "10本尻尾" の真実が明かされた
第50話「よみがえった強敵」と第51話(最終回)「明日をかけた戦い」を紹介します。
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管理人が本作で思った事は「敵幹部と怪人がカッコ良くなった」でした。
その事により「ヒーロー&ヒロインの魅力も引き立った」と感じました。

「長浜ロマンロボシリーズ」(76~9)の「美形悪役」「大河ドラマ」要素を試験的に導入し、
「やや高い年齢層」へのアピールを開始しました。 我が家の場合は前作「ゴーグルV」で
一旦離れた姉達が「メギド王子」と「王女キメラ」に惹かれて戦隊に戻って来ましたね。

第49話で7本尻尾の軍神カー将軍はダークナイトとゼノビアに陥れられ、最期を遂げました。
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カー将軍こそ忠実な家来であった 「アホか」と思いました。

子供の目から見ても、カー将軍は"忠臣"で7本尻尾の女将軍ゼノビアが"奸臣"は明白。
9本尻尾の帝王アトンに「人を見る目がない」事は、当時は不思議で仕方なかったです。

その頃、ゼノビアは夢野久太郎(本名「遠山」)博士に "レトロ遺伝子" を製造させてました。
博士は15年前に有尾人の存在を知り、私財を投じて「科学戦隊」を設立したのです。

最後のメカシンカ・ファイヤースフィンクスはピラミッドパワーで "隠れ家" を探知。
ダークナイトはグランギズモの接近を察知し、アトンと砂上で一騎打ちを始めます!!
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お前の負けだ。 ティヤ~! 業の深い対決はダークナイト勝利!

おのれダークナイト! と詰め寄るキメラ王女を制し、彼は…

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慌てるな、これからが見物なのだ "復讐" を完結させます。

ゼノビアがカプセルに入ったまま出現! 「不老不死で超魔力」伝説の10本尻尾になり

世界の支配者になるのじゃ~w と高笑いした途端苦しむ。

もっと苦しんで地獄へ落ちろ! ダークナイトは勝ち誇ります。

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それがお前の末路の相応しい、フハハハハw

ゼノビア役の藤山律子さん(「レインボーマン」のオルガ、「ザボーガ」のミスボーグ)が
得意の絶頂から奈落の底へと叩き落とされる、野心深い強欲な女をド迫力に演じられました。
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謀ったなぁ。。。 "自業自得" だけど、彼女が白骨と化すシーンはトラウマ。


ダークナイトの正体はメギド! 第38話で父・アトンに見限られ、尻尾を全てゼノビアに絶たれ
"千年洞窟" に堕とされましたが「10本尻尾になると、その者は死ぬ」
古文書を発見して自力で脱出し、第42話から正体を隠し復讐の機会を伺ってたのです。

"尻尾の数が多いほど階級が高い" 古い掟を実力で覆して、有尾人の新しい道を示しました。
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大切なのは己を鍛え自ら強くなることなのだ!

アトンは息子の成長を認め、倒された事を心から喜び、地上征服の夢を託して果てました。
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これからはお前達若い者の時代じゃ 涙ぐむキメラ様。

この辺りは当時の管理人の理解を越えた展開でした。 「父と子の心情」以外にも
「尻尾を増やす事は意味が無い」と分かったのに「地上侵略」に拘る事も不思議でした。 

キメラ様はアトンに託された "帝王剣" をメギドに恭(うやうや)しく丁重に差し出しました。
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若き帝王メギド様、共に戦います! 何!? 

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「若い者の力で、新しいジャシンカ帝国を築け」

と仰いました!
 そうか、父上が…メギドは剣を引き抜き…

ダイナマンを千年洞窟に堕として、若き帝王としてキメラ様と有尾人達に堂々と宣言します。
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俺について来い、明日は俺達の物だ!!!

父を乗り越え、一族の新しい道を示し、妻を娶(めと)り、新しい国を築く、彼の一連の行動は…

当時の管理人の理解を遥かに越えていて、ただただ「カッコ良い」と思うしかなかったです。


最終回OPでは「若き帝王メギド」「若き王女キメラ」と表示されたので
劇中では挙式してませんが結婚しました。「ケンカばかりしてたのに…」と不思議でしたね。
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ダイナマンとの最終決戦では「下は非常に素晴らしいのに上が…」と漠然と思いましたw

この戦いで深手を負ったメギドは、少年のように素直にキメラ様への愛情を示しました。

キメラ、お前は戻れ! 地底へ戻るのだ!!

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イヤです! メギド様と最後まで戦います!!

グランギズモ(全長:1027.8m)に乗り込みますが、ダイナロボ(全高:53m)に撃墜され…

お互いの名前を呼び合いながら炎に包まれましたが、最期のシーンは描かれてません。
姉達は「メギドとキメラは死んでないよね」と言いましたが、同様に思ったファンは多く
本作のキャラデを担当された出渕裕 氏も「2人は生き延びジャシンカ帝国を再建した」
との見解をされてます。 管理人としては「地上征服をやめなかった」事が不思議でしたが

①妻と国民に深い愛情を持っても、地上人は無価値 であり
②父を越えた事を示さなければならない のでやめるハズないです。

そう言う "大人の事情" が分かりませんでしたが、84年から「少年漫画」にハマって約1年ほど
「テレビ離れ」するほど自室で色んな本を読んだ期間があり "分かった気" になりました。

最終回で何故か採用されなかった "マスクオフ" シーン。 もしこれが採用されていれば
管理人は「バイオマン」~「ファイブマン」まで "戦隊離れ" しなかったかも知れません。
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本作以降 "アニメティスト" が本格的に導入され「やや高い年齢層」へのアピールが
念頭に置かれるようになりました。 また終盤での "本人スーツ" は恒例になりましたね。

次回からは80年代前半の「アニメブームの最盛期」と「特撮番組の再興」について。
でわ
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テーマ : 特撮ヒーロー - ジャンル : テレビ・ラジオ

13:00  |  07.科学

Comment

 お久しぶりです。ゼノビアの最期が印象的でした。この回だけ(たぶん)キメラ様が薄いストッキング履いてるんでますます美脚に見えます。
メルシーステージ |  2013.11.26(火) 00:32 | URL |  【編集】

来年で戦隊シリーズは38作目

どうでもいい話なんですが来年の戦隊名は烈車戦隊トッキュウジャーと言う名称みたいです、あくまでも噂なんですが、来年で戦隊は38作目になります、40作目まであと一息のところまで来ました、今回、管理人さんが書き込んだこの記事、戦隊7作目の科学戦隊ダイナマンは戦隊初のターニングポイントとなった作品と言えるのではないでしょうか?戦隊5作目の太陽戦隊サンバルカンからサブプロデューサーとして参加した鈴木武幸氏は長浜忠夫監督と手掛けた闘将ダイモスで学んだ事を実写に生かそうと考えサンバルカン、大戦隊ゴーグルファイブで悩む中、ダイナマンでアニメで学んだ経験を開花しました、鈴木氏はバイオマンで途中でチーフプロデューサーに昇格、五星戦隊ダイレンジャーまでチーフプロデューサーを続投しました、忍者戦隊カクレンジャーからサブプロデューサーに戻りましたが超力戦隊オーレンジャー終了後はクレジットには入っていなかったのですが東映特撮作品を統括的にプロデュースしています、戦隊38作目まで続いたのはダイナマンでアニメ的要素を導入した事が要因ではないでしょうか。
あさばよしゆき |  2013.11.26(火) 22:56 | URL |  【編集】

お久しぶりです、メルシーステージさん

ゼノビアは漠然と「自業自得」と思った記憶があります。
この2話は当時の自分の理解を越えてた事が多く、特別に印象に残ってますね。

キメラ様の薄いストッキングには気づきませんでした!
脇の下辺りに目が行ってしまうタチなのでw
でわ
珍来 |  2013.11.26(火) 22:59 | URL |  【編集】

こんばんわ、あさばよしゆき さん

「トッキュウジャー」については恒例の年初の記事で採り上げます。
「烈車」は捻り出した感じがアリアリですねw

次回の記事で83~4年の「巨大ロボット特撮&アニメ年表」を掲載しますが
それを見て「やや高い年齢層へのアピール」「アニメ要素の導入」は
しなきゃいけない事だったんだな、と改めて思いました。
「ダイナマン」~「バイオマン」は正にターニングポイントでしたね。

現在は「戦隊」が40作目を目指してるのに対して
「巨大ロボアニメ」は沈滞気味なので残念です。
「メーテレのアニメ枠」で「勇者シリーズ」を復活させたら…
男児向け合体ロボ玩具を「戦隊」で独占出来なくなって困りますねw
でわ
珍来 |  2013.11.26(火) 23:24 | URL |  【編集】

今まであんなにツンだったキメラが
呆気なくメギドになびいてしまうのには
なぜか違和感を感じたものですが
この歳となっては堪らなくいい女に見えて来ます。

地上征服についても父を超えられるような
何かを見出したので敢えて地上を相手にしなくても
ジャシンカが復興出来ると踏んだのではないかと思いますし
またはカー将軍とはまた違ったタイプの忠臣が現れ
先代の孤高の帝王の反省を踏まえ、
まずはお二人で帝国をまとめる方が先と進言したのかもしれませんね。

メギド様は大槻ケンヂ風のメイクが印象深く、
キメラ様はエロ目線で見てしまいますが
メイキングや素顔はなかなかの
好青年&べっぴんさんですし
愛すべき敵役として印象深い二人ですね。


特撮最前線 |  2013.11.29(金) 11:28 | URL |  【編集】

お久しぶりです、特撮最前線 さん 

私もそこが不思議でしたが、メギド王子が処刑されてから
元気無さ気だったのでその時に気付いたのかな、と思えます。

グランギズモはマクロス的な1,000m級戦艦で
「脱出装置」くらいあってもおかしくないですから
2人が生き延びた説は不自然ではないですね。

メギド王子のメイクは、何となく個人的にツボでした。
王子と王女の撮影待ち写真を以前入手しましたが、いい雰囲気でした。
ttp://blog-imgs-26.fc2.com/s/u/p/supersentaiseries954/dynamanA.jpg
でわ

P.S.
大槻ケンヂさんは特撮に対する造詣が深く、幼少の頃
「水に濡れたウルトラセブンで性に目覚めた」と明かされた事があります。
「キメラの呪いの服」で性に目覚めた管理人ですら理解不能で
「それはないわ」と思いましたw
珍来 |  2013.11.29(金) 22:02 | URL |  【編集】

帝王メギドの成長

ダイナマンを千年洞窟に閉じ込めた後、脅威となりうる
ダイナロボを捕獲しようとしたメギドの戦略は正しかった
です。惜しむらくは、時間をかけすぎたため、ダイナマン
の復活を許してしまった事とファイヤースフィンクス
を巨大化出来なかったため、グランギズモ単独で
ダイナロボに対抗することになったことです。
カー将軍が生きていれば勝ち目があったでしょうが。
若者同士の戦いは、それを手助けする大人の有無に
よって勝敗が決まってしまいましたね。
片倉(焼くとタイプ) |  2013.12.02(月) 22:50 | URL |  【編集】

お久しぶりです、片倉(焼くとタイプ)さん

コメントありがとうございます。

メギドがカー将軍を味方にする事はほぼ不可能だと思います。
「復讐」の邪魔なので排除するしかなかったでしょう。

これを言ったらおしまいなんですが
ちゃんと夢野博士を始末しとけば、メギドの完全勝利でしたね。
でわ
珍来 |  2013.12.02(月) 23:18 | URL |  【編集】

はじめまして

有能で忠実な武人カー将軍を切り捨てた時点でジャシンカの敗北は決していたといっても過言ではありませんよね。
おっしゃる通り、その場の感情で取り返しのつかない決断を下したアトンは残念な首領でした。

しかし言い換えれば、それでも万が一の為にビデオを残していたカー将軍の忠誠心とその存在感が際立ったとも言えますね。
ボクはカッコよくて好きな悪役として3指に入るくらいカー将軍好きです。

いまでは戦隊サイドのキャラクターが1年の中で成長していくのが一般的ですが「科学戦隊ダイナマン」という作品においては第1話から最終回までで1番成長したのはメギド王子だと思えます。
最終回の画的には不自然な1対4も実は4人がかりでなければ危ないほど王子が成長していたと、ここ数年は(ご都合的ではありますが)解釈しています。

古木場 |  2013.12.12(木) 21:53 | URL |  【編集】

初めまして、古木場 さん

コメントありがとうございます。
本放送ではアトンに「人を見る目がない」事が不思議でしたが、
成長するにつれて段々「そんなモノかも」と思うようになりました。

「忠臣」は私も好きで印象深いキャラが多いですが
たとえ誤解されたまま死んでも、恨み言の一つも言わず
「ビデオ」まで残したカー将軍の忠義は群を抜いてると思います。
弁明とか一切無い辺りに高潔さを感じます。

「帝王剣」を振るう若き帝王メギドには4対1はやむ無しですよね。
でもダイナピンク VS 若き女王キメラ の方がカッコ良かったですw
でわ
珍来 |  2013.12.12(木) 23:23 | URL |  【編集】

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