2013.12.01 (Sun)

アニメブーム最盛期 (83~4)

「機動戦士ガンダム」(79~80)が再放送で大ブームを起こした「リアルロボット路線」は…
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「太陽の牙ダグラム」(81~3)と「装甲騎兵ボトムズ」(83~4)で早くも頂点に達しました。
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「アニメブーム」(75~84)は83年にピークを迎え、84年に早くも陰りが出て来た、と言えます。

人間同士の ”リアルな戦争” が描くモノ について。

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管理人は82年?に周囲が騒いでた「ガンダム」を再放送で観ましたがハマりませんでした。
人々は自らの行為に恐怖した

人々は自らの行為に恐怖した。 第2話の冒頭より。


「人間の愚かさ」 をまだ知らなかった事、がその最大の要因です。
同じ人間が地球と宇宙に別れて、双方が総人口の半分を失って、まだ戦争を続けてる…
「その人達はバカなの?」 としか思えず、感情移入する事は不可能でした。

人間同士の ”リアルな戦争” を描く事は「人間の愚かさ」を描く事であり、その後に
「人間の素晴らしさ」を描く意図であっても、その前に「児童層」は離れてしまいます。
「戦隊の敵は人間以外が望ましい」と管理人が考える最大の理由です。
 

再掲載「巨大ロボット特撮&アニメ年表」(80~2)を補足すると「サンライズ」が "盟主"で
「長浜3部作」の流れを汲む「八手三郎原作」は "戦隊の生き別れの兄弟" 的存在でした。
主な制作会社で「東京ムービー新社」(現:トムス・エンタテインメント)や「タツノコプロ」それに、
「葦プロダクション」 (現:プロダクション リード)と「国際映画社」(85年倒産)に大別出来ます。
巨大ロボット特撮&アニメ年表 その3(80~2)
80年から「巨大ロボットアニメ」が再び増え始めましたが、変形合体がドンドン複雑になり、
更に「女性層」「やや高い年齢層」にアピールするべく人間ドラマに尺を多く取ったため
①不必要な変形&合体をして胴体が空っぽ ②ほとんど動かず、すぐ勝つ
作品が多くなり、当時の管理人は「再放送(70年代作品)の方が面白い!」と漠然と感じました。
 
③同じ人間同士が争う  が3番目の好まない傾向だったので
「ダグラム」と「ボトムズ」は本放送では少ししか観てません。


学生になってから地方局の再放送で「ガンダム」を全話観て「ダグラム」も観始めましたが…
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主人公クリン・カシムは美形ですが、乗機が「ダグラム」でなければ何度も死んでますね。。。

デイジー・オーセルは「頬が痩けたヒロイン」として知られ「美形キャラが登場しないアニメ」

と評される”象徴”となってます。 管理人的には「面白い!」と感じた部分も多かったですが、
「主人公とヒロインは居なくても良いかも…」「ロボを出す必要があるの?」 など
「こんな所までリアルにしなくて良いだろ!?」と疑問を感じました。

プラモが売れたため放送延長(全75話、サンライズアニメ史上最長)され、希少で稀有な
「政治ドラマを描き切ったアニメ」です。 管理人は半分で挫折しましたw


「ボトムズ」では反省したのか「パーフェクトソルジャー」(PS)という ”超人設定” が導入され…
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主人公キリコ・キュービィーとファンタム・レディ(フィアナ)に "ヒロイズム" は充分有ります。

リアルにし過ぎると「地味で華が無くなる」宿命(さだめ)を出来る限りカバーしたと思いますが

クメン編(第14~28話)に登場した「奸雄」ことカン・ユー大尉を是非紹介したいですねw
「何でこんなヤツが!?」と思わずには居られない人物で、蛇蝎の如く嫌う人も多い反面
「ボトムズのアイドル」と愛でるファンも多いです。 実は管理人も大好きで…

「距離を置いて観てる分には面白いけど、近くに居られたら堪らない」と思いましたw


「巨大ロボット特撮&アニメ年表」(83~4)。 巨大ロボアニメは83年10本、84年9本も
制作されました。 「ダイナマン」「バイオマン」から戦隊は変わったとよく言われますが…
巨大ロボット特撮&アニメ年表 その4(83~4)
こういう状況なので変わらざるを得ないです!! 「仲間」が出来ましたが、次回の記事で。

「サイコアーマーゴーバリアン」は永井豪とダイナミック企画原作で「アストロガンガー」(72)
のナック制作。 「リアルロボット」と「スーパーロボット」の融合という理想を目指しましたが…

ナックの社長が永井大先生に「マジンガーでお願いします」と要望したため、ファン達から
「偽マジンガー」 と蔑まれてしまいました。 初期OPは豪快に「尺余り」してます!
「マジンガーから離れる事が大事」と思われますが、非常に難しい事だったようです。

管理人は「ダイナマン」の前の時間に放送された「聖戦士ダンバイン」にハマり、全話観ました。
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第31話で登場した「黒騎士」の正体は失脚した「バーン・バニングス」でしたが最終回まで
誰も指摘しませんでした。 「自分のプライドだけ」のヤツなので、どうでも良かったのかなw
憎しみが強いだけで「若き帝王メギド」のような "人を惹きつける魅力" は皆無でしたね。


劇場版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」(84)は「アニメブーム」の最高潮!!!

全て「手描き」の凄まじい作画レベルで作品自体が今では失われた「プロト・カルチャー」です。
「巨大ロボアニメにアイドルを出したい」 発想で制作された作品で
当時のアイドルブームを反映して大ヒット! 「ヲタク」の語源になった説があります。

しかし84年には「超時空シリーズ」「八手三郎原作」作品が終了して、陰りが出ました。

「ゴッドマジンガー」(84)は永井大先生が「マジンガーZ」「グレートマジンガー」の
後番組として企画されたタイトルと同一でしたが、ほとんど幻の作品と化してます。

アニメ「キン肉マン」(83~6)が放送開始した「日曜10:00~30」の次の時間でした。
後番組「ビスマルク」は「魔法の天使クリィミーマミ」(83~4)で知られる「スタジオぴえろ」
初の巨大ロボアニメですが… その後番組「忍者戦士飛影」(85~6)で撤退しました。

管理人は84年に漫画「キン肉マン」にハマりましたが「原作を損なってる」と感じたので
アニメはほとんど観てません。 しかし85年から巨大ロボアニメが減った要因の一つは
「ジャンプアニメの台頭」 ではないかと思います。

次回は「アニメブームの終焉」と「日曜朝の開拓」について。
でわ
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19:00  |  巨大ロボアニメ

Comment

ダグラム

ダグラムはガンダムのヒットの後を受けて出てきた作品、
すなわちロボットアニメにとってリアルであることが
絶対的な価値観を持った時代の産物ですしね。
監督の高橋良輔氏も「何を作っても、ガンダムと比較される
事は避けられない」と設定には相当頭を使ったそうです。
物語の決着が、妥協による政治判断によって決まった
ロボットアニメはダグラム
くらいでしょう。
片倉(焼くとタイプ) |  2013.12.02(月) 23:03 | URL |  【編集】

こんばんわ、片倉(焼くとタイプ) さん

その後、リアルさで張り合う作品が制作されなかったので
「ダグラム」によって「リアル過ぎる事も良くない」と認識されたと思います。

「スーパーとの融合」や「アイドルを出す」など
リアルさの追求より、幅広い視聴者層にアピールする方向に流れたようですね。

やっぱりそういう結末でしたか。
そんな予感が確信に変わって、観るのが辛くなった事を覚えてます。
でわ
珍来 |  2013.12.02(月) 23:34 | URL |  【編集】

今回の記事の作品はガンダム以外ほぼ未見ですが…

今回ので初めてトムス・エンタテイメントが元東京ムービー新社と知りました。
今録ってる「レッドバロン」や「魔法騎士レイアース」も、昔好きで結構
観てた「スペースコブラ」もトムス・エンタテイメント作品だったので…

なお、僕はガンダム(再放送)以降長らくリアル系ロボットアニメを
殆ど観てなかったため、あまり触れられる話題は無いのですが、
スパロボを切っ掛けに見直すようになる以前、唯一ハマッた
リアル系ロボットアニメが80年代の終わりにありました。

それが「機動警察パトレイバー」です。ガンダムはおろかダグラムや
ボトムズよりもむしろはるかにリアルな設定のリアル系ロボで、
元々は出渕裕やゆうきまさみといった面々がメジャーデビューする前に
仲間内で"企画ごっこ"をやっており、あわよくばアニメ会社に
売り込もうと考えていたロボットアニメの企画の一つだったといいます。

ちなみに初期の頃考えていた合体ロボの企画「電光石火ギャラクレス」
の分離メカの一つが"○○ギャリー"という名前だったのですが、
丁度同じ頃に「ザブングル」で新メカ「ウォーカーギャリア」が登場し、
被ってしまったため、ボツになったというので、「ダイナマン」の
ダイナギャリーはそこからリサイクルしたネタだと思われます。

で、その「パトレイバー」の元になった企画も「人が死なないロボットアニメ」
を作りたかったそうで、しかもリアルといっても「トライダーG7」の様に
ミサイル一発打つのにソロバンを弾くといった現実的な面をもっと
強調する方向で作られていたようです。

未見ならTVシリーズ版の方を観てみる事をお奨めします。そう言えば
近々実写版が上映されるようで、アニメTVシリーズの10数年後の設定ながら
唯一本編シリーズからの継続で整備班のシバシゲオだけは
班長となって本人(千葉繁)がキョウリュウジャーに引き続いて
顔出し出演するそうです。

「キョウリュウVSゴーバス」のティラノレンジャーゲキと
アバレッド白亜凌駕の登場も楽しみですが…
堀川廉 |  2013.12.05(木) 02:01 | URL |  【編集】

こんばんわ、堀川廉 さん

私も東京ムービー新社の件は「年表」を作る際に初めて知りました。

「パトレイバー」は漫画版の最初の方を読んだ事があります。
「ダグラムよりもリアル」と言える、唯一? の作品かも。
89年にテレビアニメが放送された事は「年表」を作る際に初めて。。。
「バブル」「冷戦」が続いてる10年後の世界観らしいですね。

実は「消費税が上がるまで」忙しくなってしまったので
あまり観たい作品を観る時間が取れなくなってしまいました。
「キョウリュウVSゴーバス」は楽しみに観に行こうと思います。

前半しか観てませんが、ダグラムはあまり人が死んでなかったです(汗)。
でわ
珍来 |  2013.12.05(木) 23:41 | URL |  【編集】

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