2014.02.16 (Sun)

U12 小学生以下スーパーヒロインの変遷

日本のスーパーヒロインは "12歳以下" が年少と言える異常なまでに超早熟な世界です。
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爪弾くは女神の調べ♪  キュアミューズ・調辺 アコは9歳(小3)。

円 亜久里(10歳、小4)は "愛の切り札" キュアエース(15歳?)に「成長」します。
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プリキュア・ドレスアップ☆ 女児人気が非常に高かったようです。

「アニメブーム」にトドメを刺した昭和と平成の狭間の「忌まわしい事件」
について。 「思い出させるな!」とお叱りを受けそうですが、一度は触れるべきと思いました。
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以前「少年スーパーヒーローの変遷について」(13.2/10)の記事で「地球を守る」人々は
中学生(15歳)以下が「少年少女」と書きましたが、日本のスーパーヒロインの場合は
元祖魔法少女・夢野サリーが11歳(小5)で「美少女戦士セーラームーン」(92~3)から
「女子中学生が(変身して)地球を守る」 事が "標準" になりました。

海外、特にアメリカでは 「子供を戦わせる」 事に強い抵抗があり、
(平和ボケした?)日本のように「少年少女が地球を守る」作品は少なかったりします。


新作「魔法使いサリー」(89~91、全90話)は旧作(66~8、全109話)の続編ですが、
旧作第108話「ポロンの子守唄」で人間・カオルに戻ったハズのポロン(4~5歳?)
が登場します。  出さなければ旧作のファンが悲しむので当然の選択でしょう。

管理人は旧作を再放送で観ましたが、ポロンはトラブルメーカーで苦手だったような…
この頃は後述する事件で、アニメと特撮番組がバッシングされた非常に苦しい時期でした。

パーマン3号・パー子こと星野スミレは元祖・正体がアイドル(芸能人)のスーパーヒロイン。
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パーマン1号と同い歳なら11歳です。 "人助け" だけではなく人命救助、犯罪捜査をこなし、
原作漫画では水爆を処理しました。 小学生にそこまで、と管理人は正直思いましたねw

少年少女が主人公の作品は基本的に 「人の死」 が(あまり)描かれません。
事件事故で即死する人や最善を尽くしても助けられない人は「居ない事」になってますね。
例外は多々あります、個人的に真っ先に思い浮かぶのは「無敵超人ザンボット3」(77)w

「ふしぎなメルモ」(71~2)の渡メルモ(9歳、小3)は "ミラクルキャンディー" を持ってます。
魔法少女は10歳以下が年少でしょう。 個人的には19歳のメルモの方が良いですね~。


女児は男児より「成長」に憧れる  事を "漫画の神様" は御存知でした。


「魔法のプリンセス ミンキーモモ」(第1作、82~3)は12歳のヒロインが、様々な職業の一流の
技量を身に付けた18歳に変身!(唯一ですが人間に可能な事ならほぼ出来る便利な魔法)。
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「魔法の天使クリィミーマミ」(83~4)は森沢 優(10歳)が16歳に変身してアイドルデビュー!
「第2期魔法少女ブーム」 (82~6)を起こし「おたく(層)」も支持しました。
(「やや高い年齢層の男性」が「サブの視聴者層」である事が制作側に広く知られました)


「おたく」 という言葉はバブル期に一般に知られるようになり、ギャグ漫画などで
「ロリコン」 「暗い」と決め付けられましたが、概ね大らかに採り上げられました。

「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」 (88~9) により

その状況は一変!!! 犯人がアニメと特撮のビデオを大量に収集していた事から
「おたく=犯罪者予備軍」的な偏見に満ちた暴力的な報道が繰り返えされ、
アニメと特撮番組はマスコミからのヒステリックな激しいバッシングに晒されてしまいました。

当時を知る方々には思い出したくもない忌まわしい事件ですが、一度は記事で触れるべきと
思ってました、すいません。 今後の記事ではこの件について一切触れない予定です。


「美少女仮面ポワトリン」(90)は特撮界を元気にさせる大ヒット作でした。 管理人は
「ご町内の平和と安全を守る」(宇宙もついでに) "ゆるい"設定は面白いと思いましたが
「変身するスケバン刑事」を期待&イメージしたので、ハマらなかったですね。

「村上ユウコ」(ポワトリン、高2)の妹・モモコ(小2)が中盤からポワトリンプティットに変身…
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時期的に大丈夫だったのかな。。。 モモコ/プティットを演じた前田利恵さんは当時9歳。

「美少女戦士セーラームーン」シリーズ(92~7)は「ポワトリン」と「戦隊」がベースで、
80年代末から90年代初頭に掛けて低迷したアニメ界の「中興の祖」になりました。
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単年度は不明ですが、その売上は5年間で1,000億円を越え記録的なメガヒット!!!
「救世主」でしたが、その陰で「東映不思議コメディーシリーズ」(81~93)が終了。。。

管理人は97年にビデオで観てみましたが「ちびうさ」(外見的に8歳)が苦手でしたね。

しかし、セーラーサターン・土萠ほたる(初登場時12歳)は落ち着いてるのでOK!
個人的に大人びてる子なら可、現在までで全話視聴したのは「無印」と「S」だけです。


「ポケモンショック」(97.12/16)以来、アニメと特撮がバッシングされた
大きな事件は特に無いようで何よりです。 現在、全く不安が無いワケではありませんが。。。

「カードキャプターさくら」(98~00)は90年代後半を代表する評価が高い大ヒット作!

木之本桜は「はにゃーん」「ほえ〜」「はう〜」が口癖の小4、萌えの最高峰とも言われます。

<追加>実写版「美少女戦士セーラームーン」(03~4)Act.26から登場した「セーラールナ」。 

小池里奈さんのデビュー作で当時10歳。 同期の「ナージャ」よりは売上が良かったようです。 管理人は一昨年、この作品を観てみようと思っていたら何故かプリキュアにハマりましたw

管理人は「燃え」重視ですが、最近まで女児向けに求めるのは間違いと思い込んでました。
「スイートプリキュア♪」(11~2)のキュアミューズは第11話から通称「黒ミューズ」として登場!

メイジャーランドのお姫様で、父と戦う事に苦悩する9歳。 シリーズ初の小学生プリキュア。 
「仮面ライダーBLACK RX」(88~9)とのMAD、この熱過ぎる歌と見事にマッチしてますね。
管理人は黒ミューズの方が好きだったりします、キュアエースも変身後の方が良いかな。

「スマイルプリキュア!」(12~3)第38話では「コドモニナ〜ル」で全員4~5歳になりました。 

戦隊で子供になるお話は多いですがメンバー全員はありません。 動画の再生数がスゴイ! 
語尾が「~クル」の妖精キャンディが「バブクル」と連呼したのは破壊力ありましたw

「ドキドキ!プリキュア」のキュアエースは変身時に口紅やアイシャドーまでします。
(胸だけ成長しない理由は、一人だけ膨らみがあるとチームの和が乱れるから、だと思います)
「成長」に憧れる「女児層」人気が高く、それを嫌う一部の「やや高い年齢層男性」には不評。
その反面「プリキュア5つの誓い」が直撃の「やや高い年齢層男性」に大好評!
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プリキュアたるもの一流のレディたるべし

「帰ってきたウルトラマン」(71~2)の有名な「ウルトラ5つの誓い」のオマージュである事は
直撃ではない管理人にも分かりました。 第31話でそれぞれ誓いを立てた後、キュアハートが

 
みんなで力を合わせれば不可能はない

を付け加えて実質「6つの誓い」になりました。「六神合体ゴッドマーズ」(82~3)とのMAD。

「お姫様」や「アイドル」、「特別な力」と「成長」に憧れ、更に「女の子だって暴れたい!」。
つくづく、女児の願望(欲望)は男児と同等かそれ以上ではないか、と思います。
でわ

P.S.
近年アニメ(漫画)が直面した危機は「児童ポルノ禁止法」見直しの動き(07?~)ですね。
「絵」や「実在しない児童」を規制の対象にする法案が可決されてしまうと「それ」と
見なされたキャラが登場する作品は、全部かほとんど視聴困難になる恐れがあります。
今回の記事で採り上げた作品はどれもかなり危なくなるかも。。。

日本は元来その方面にゆるく、90年代半ば過ぎから世界的に叩かれました。
でも、あまり外圧に圧されてしまうと、外国人からは日本人女性は幼く見えるので、
フツウの実写作品すら理不尽で過剰な規制をされてしまう懸念もありますね。
今回採り上げ方が悪かったかも知れないけど、非常に重要な問題です。
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Comment

ドラゴンボールGTのパンも10歳で戦ってましたね~
(実力的に戦力外になる事も少なくなかったですが)

それと爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAXの大神マリナは
小4らしからぬスタイルでしたね。
(ホビー物ですがそのホビーで支配が行われようとしてるので
ある意味バトルアニメでしょう)
kivaxtuto |  2014.02.16(日) 15:28 | URL |  【編集】

調べてたら色々出て来ました。

実は「ポワトリンプティット」は初めて知りましたw
色々出てきましたが「セーラールナ」だけ追加しましたね。
設定上「0歳」とかキリが無い って、パンは声がセーラーサターンですか!?

年齢設定がおかしいキャラは多いですね。 黄金聖闘士の半数は
7~8歳で選ばれたようなので、早熟さは魔法少女に負けてませんw

小学生以下スーパーヒロインが多く見られるのも
日本がそっち方面で大らかだから、だと思います。
それは決して安泰ではなく、たった一人の異常者や
外圧によって、呆気無く失われる脆弱なモノだと思いますね。
でわ
珍来 |  2014.02.16(日) 16:43 | URL |  【編集】

…これは米の作品なのですが…

年少スーパーヒロインと聞いてまず最初に思い浮かんだのは
設定上全員が幼稚園児の「パワーパフガールズ」でした。

後に日本で作られた「パワパフZ」では逆に年齢が上がって
中学生になってましたが…
以前記事で取り上げていたと思いますが、巨大ロボ"ダイナモ"
に乗り「全方位ミサイル」を放っていたのも印象的でした。

吹き替え版のナレーションが小堺一機さんだったのでかなり
好きで見てました。(実は96年頃から番組終了までずっと
ラジオのコサキンリスナーだったので…
今年のトッキュウジャーも期待してます。)

二つ目にプリキュアが全員子供になったエピソードから
連想したのは、
「パワーレンジャー」の第3シーズン後半のストーリーでした。
日本では深夜の吹き替え版も第2シーズンまでしか放送
してなかったので実際に見た事はありませんが、後半では
レンジャー全員が子供になってしまい、戦闘も変身も
できなくなったので代わりに別の星から呼ばれて来た
"エイリアンレンジャー"(スーツはカクレンジャー)
が戦うという展開でした。

あと、その第3シーズン冒頭で当時、新番組として
放映していた"米版仮面ライダーBLACK RX"の
「マスクドライダー」とコラボを行っており、
異星の王子であるマスクドライダーが地球に来る
前日譚をやってた訳ですが、変身前の南光太郎に
当たるキャラがどう見ても中学生位の少年でした。

実は去年の夏位から自分のブログで
「スーパーヒロインの歴史」を追っていまして、
今は相当ややこしい80年代を扱っていて資料集めが
大変なため、中々先に進めないでいるのですが
(18禁OVAも含まれるので…)

いずれ取り扱いたいのですが2000年代に入ってから
結構気に入って観ていたアニメがあって、

ここでも取り上げられた事のある「東京ミュウミュウ」
や「ぴちぴちピッチ」と同じテレ東土曜朝枠で
放送されてた「おとぎ銃士赤ずきん」や
"少女漫画版仮面ライダー電王"とも言える
「しゅごキャラ!!」はかなり好きでした。

ちなみに「赤ずきん」は"3・じゅ~すぃ~"
で全員14歳
(但し外見は小学生にも見えるが…)、
「しゅごキャラ!!」は全員小学生でした。
この他にも色々あるのでちょっと調べて見ては?
勿論僕も調べてますが。
堀川廉 |  2014.03.03(月) 23:17 | URL |  【編集】

パワーパフガールは…

実年齢「0歳」ですね。 ギャグだから許されてると思います。
「Z」の方の「ダイナモZ」は本人達に似せたゲッターロボ
みたいでしたが、後期OPと最終番にちょっと出るだけでした。

「パワーレンジャー」で全員子供になったお話があるんですか?
日本版でも子供でも変身しようとして出来たのは
ゲキレッドだけです。 ちなみに子供になったヒロインは居ません。
「マスクドライダー」は全く分からないですね。
少なくてもアメリカでは仮面ライダーとウルトラマンは
戦隊と違ってウケなかったようです。 理由は不明。。。

80年代で「戦闘美少女」と言える作品は
「ピンキーパンチ」と「スケバン刑事」シリーズとその亜流、
おまけして「ぱいぱい」シリーズだけだと思われます。
(それぞれ「ポワトリン」「セラムン」のルーツ的要素がありますね)
アニメの方では無いんではないかと、あれば18禁OVAでも
教えて頂きたいです。 というか後で貴ブログを拝見します。

「おとぎ銃士赤ずきん」(06~7)は「セイザーX」の後番組ですか
ちょっと調べましたけど面白そうですね。
「しゅごキャラ!」(08~9)はwikiを読んでもよく分かりません(汗)。

「セラムン」以降「魔法少女」は特に「戦闘美少女」方面で
活性化したのに対して、「エヴァ」は「巨大ロボットもの」を
活性化させたか、何かを遺したのか疑問が残ります。
「中興の祖」的な作品ですが「セラムン」と大きく違うのは
"マネし難い" 所だと思います。
でわ
珍来 |  2014.03.04(火) 02:37 | URL |  【編集】

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