2014.04.13 (Sun)

スーパー戦隊シリーズの強化形態

「地球戦隊ファイブマン」(90~1)第37話で開発された強化形態(装甲)「ファイブテクター」は
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第38話で5人全員が着用しました。 腕部の「アームシールド」と脚部の「パワーレガース」
そして "肩パッド" のような「シールドガード」が印象的です。 このアイディアは…

「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(92~3)で "6人目の戦士" ドラゴンレンジャー・ブライの
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「ドラゴンアーマー」に生かされ "追加戦士の恒例化" に繋がりました。
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集団ヒーローもので「追加戦士」のアイディア、強化服を更に強化するアイディアは古くから
ありましたが「作品の世界観をブチ壊す」危険性がある事も知られていて、
「スーパー戦隊シリーズ」で定着するには長い紆余曲折がありました。

「秘密戦隊ゴレンジャー」(75~7)第43話で「ダイヤモンド仮面」のダイヤモンドカッターに
「ゴレンジャースーツ」が破られ「ニューゴレンジャースーツ」(外見上変化無し)が登場!
「転換」時の高圧電流は10万ボルトから15万ボルトになり、メンバーの負担が増しました。
1-67-2代目キレンジャー殉職
しかし67話で「カンキリ仮面」のカンキリカッターを防ぐ事が出来ず、2代目キレンジャー・
熊野大五郎が殉職しました。 完全な防具があるハズなく、シリーズ初の殉職者でした。

「ジャッカー電撃隊」(77)第23話でシリーズ初の追加戦士・ビッグワンが登場しましたが、
その玩具が発売されないまま番組は打ち切り。 関係者に多大なトラウマを残したようです。


「科学戦隊ダイナマン」(83~4)第8話でダイナブラック専用装備「バトルテクター」が登場!
7-8-バトルテクター
放送時間が25分に短縮された初回なので "思い切ったアイディア" が採用されたのかも。

「超獣戦隊ライブマン」(88~9)第30話で初のスーパー合体・スーパーライブロボ登場! 
12-スーパーライブロボ
「聖闘士星矢」(86~9)の玩具「聖闘士聖衣大系」により実現したアイディアでした。
初期3名から追加戦士2名が加入しましたが、賛否両論で定着しなかったようです。

この頃「団塊ジュニア」(71~4年生)が15歳を越え、アニメは新規児童層獲得に動き始め
戦隊もそれを追いました。 「子供番組の黄金期」が終わった、と言えます。

「ファイブマン」第37話「人間大砲」では長男・学が開発した強化装甲「ファイブテクター」を…
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次男・健が実戦で着用! 同時期の「鎧もの」の影響で昔のアイディアが採用されたのかも。

第28話で美形悪役・シュバリエが登場した事により、視聴率はV字回復しましたが…

玩具は「DX大型基地マックスマグマ」(¥16,800)が記録的在庫を残して不振を極めました。
ターボビルダー&マックスマグマ
「バブル崩壊」(90)の年ですが、第29話と最終話(第48話)の2回しか変形せず、2回目で
敵に破壊されたので「売る気があったのか!?」と今尚語り草になってます。


日本は戦後「モノを造る」「人を育てる」事で復興を遂げましたが「金余りの時代」(88~90)、
「マネーゲーム」 に一部の層が興じた事により、それまで築き上げて来たモノを
"ブチ壊してしまった"  「バブル崩壊」を端的に言えば、そうだと思います。
92年以降は「人余りの時代」と言われ、日本のあらゆるモノに逆風が吹きました。

<追加>「鳥人戦隊ジェットマン」(91~2)の第23~4話、第41~2話に登場した新戦隊的な
「裏次元ディメンシアの戦士」と「ネオジェットマン」もショルダーアーマー的デザインでした。

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トリケラレンジャーとティラノレンジャーが変身しましたが、まだ(6人目の)「追加戦士」には
踏み切れませんでした。 既に "トレンディー" なんて雰囲気は日本から消えてましたねw



「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(92~3)はシリーズを救った「中興の祖」的な作品です。
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それを付けていればキングブラキオンの攻撃

にもかなり耐えられるハズだ!
 弟・ゲキと助け合う兄・ブライ。

第29話「謎!?襲う獣騎神」でゲキは「アームドティラノレンジャー」になりました。


今こそ兄弟が力を合わせて地球を守るんだ!

第42話「ブライ死す…」で「レンジャーアームレット」「獣奏剣」と共にゲキに託されます。 
ブライは第22話で改心した後、己の罪を償うように残りわずかな命を削って戦い続けました。
その姿は視聴者に絶大なインパクトを残し、以後「追加戦士」はほぼ定着し、その多くは
"ショルダーアーマー" 的な装備で初期メンバーと差別化されてます。


「星獣戦隊ギンガマン」(98~9)第二十三章で初期5人が「獣装光ギンガマン」になりました。
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第二十四章では「超装光ギンガイオー」が登場! 合体ではなく「追加装甲」でパワーアップ。
現在の放送時間で「玩具売上」と「世界観」の両立に苦心した跡が多く見られる作品でした。

97年4/1に消費税が3%から5%に上がりましたが、逆に税収が下がる現象が見られ
「デフレスパイラル」が始まりました。 "負の連鎖" が止まらない状態で、
最近やっと脱出出来たのではないか、と希望が持てる状態になっています。
来年、消費税を8%から10%に上げられなくなったりすると、またヤバくなるけど。。。


「爆竜戦隊アバレンジャー」(03~4)では「アバレモード」への "変形" が見られました。
第31話では伯亜凌駕・アバレッドのみが強化形態「アバレマックス」になり、第34話で
温和な凌駕の怒りが遂に爆発し、仲代壬琴・アバレキラーを本気で倒すつもりで戦いました。
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こんなゲームは今日で終わりにしてやる!!

仲代壬琴は「キラー」を自称し、自分もろとも人類(地球)を破滅させる事が目的です。

彼の言い分を端的に言えば 「世の中がつまらないから、ブチ壊して自分も死ぬ」
管理人は到底好きになれませんでした。 「死刑になりたくて人を殺した、誰でも良かった」
ヤツと何が違うの? と思います。 彼が犯した罪は「絶対に償えない罪」でしょう。

以後「炎神戦隊ゴーオンジャー」(08~9)を除いて「強化形態」は何らかの形で登場し、
ほぼ定着してると言えます。 その内まとめてみたいと思います。
でわ
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テーマ : 特撮ヒーロー - ジャンル : テレビ・ラジオ

23:30  |  データバンク

Comment

難産

今回は地球戦隊ファイブマンを取り上げたんですね、このファイブマン、前作高速戦隊ターボレンジャー同様視聴率的にも関連商品の売り上げも低迷しネタ切れにスタッフが苦しんだ作品でもあります、秘密戦隊ゴレンジャーから太陽戦隊サンバルカンの初期の5作はメイン脚本家が上原正三氏でした、氏は宇宙刑事ギャバンのメイン脚本を手掛ける関係で大戦隊ゴーグルファイブ以降はそれまでサブライターだった曽田博久氏がメイン脚本を手掛ける様になりました、メイン4作目の電撃戦隊チェンジマンは1番上手く脚本を書けたと仰ってました、次作の超新星フラッシュマン以降はマンネリ化との戦いだったと証言しており、メイン7作目の超獣戦隊ライブマンは主役メンバーが3人だった頃は上手く書けたと仰ってましたがメイン9作目のファイブマンは苦しみながら執筆していたと証言しています、ターボレンジャー、ファイブマンの頃は東映の間では戦隊は毎年製作して当たり前と言う感覚が蔓延しておりこの状況を変えたくてチーフプロデューサーの鈴木武幸氏はファイブマンの次作の鳥人戦隊ジェットマンではメイン監督を若手の雨宮慶太氏、メイン脚本家を井上敏樹氏に依頼し恋愛の要素を入れたそうです、ジェットマンが視聴率、関連商品の売り上げがファイブマンを上回った為恐竜戦隊ジュウレンジャーに繋がったと仰ってました、昭和最後の戦隊のライブマンが終了してから平成に突入したターボレンジャーの初っ端から苦戦しジェットマン、ジュウレンジャーで軌道修正出来た感があります。
あさばよしゆき |  2014.04.14(月) 14:30 | URL |  【編集】

こんばんわ、あさばよしゆき さん

「ファイブマン」は色んな試みをしてますが
「ファイブテクター」を含めて "活かし切れなかった" 印象があります。
「ジェットマン」も色々しましたが「追加戦士」には踏み切れませんでした。
「ジュウレンジャー」で「追加戦士」が定着したのは「ドラゴンアーマー」で
差別化出来た事が大きいと思います。 「鎧モノ」の影響かも知れません。

「強化形態」を「2段変身」と捉えるなら、日本では
「レインボーマン」(72~3)と「イナズマン」(73~4)が元祖だと思います。
強化服に「強化装甲」を付けるアイディアの元祖は分かりません。

戦隊だけではなくライダーとプリキュアでも「強化形態」が定着してますね。
でわ
珍来 |  2014.04.14(月) 22:52 | URL |  【編集】

命が尽きる直前の追加戦士からレッドが専用武器を受け取る展開は
タイムレンジャーでもあって
最終決戦でタイムレッドはVコマンダーを使い
DVディフェンダーとブイレックスを使用しましたね
kivaxtuto |  2014.04.16(水) 02:24 | URL |  【編集】

お久しぶりです、kivaxtuto さん

そろそろドラゴンレンジャーとタイムファイヤー、
そして仲代壬琴が登場したお話を採り上げる予定です。
彼らはきっと生前の罪を悔いて「力を正しく使う者」を
探し求めていたんだろうな、と思いました。

滝沢直人はのし上げるための「力」を追い求めて破滅した、
冷たい言い方をすれば "自業自得" で、そんなに悪い事は…
いや大惨事になってもおかしくなかった事はしてますか。。。
でわ
珍来 |  2014.04.16(水) 20:29 | URL |  【編集】

直人は更生するつもりの怪人を容赦なく殺そうとしたり
ワクチンの回で手柄を立てようと欲張った結果
危うく多くの命を危険に晒す自体になった事がありますね
(どっちも最終的には心を入れ替えてますが)
まぁ本人は失脚した終盤でも
生き方を変えるつもりも後悔もしてないと言ってましたが
kivaxtuto |  2014.04.17(木) 01:33 | URL |  【編集】

こんばんわ、kivaxtuto さん

D.D.ラデスの件は「立場上当然の行動」ですが、
レダーウイルスの件はちょっとかばいようが無いかも…
改心した様子は無かったように記憶してます。
どうだったかな、観返してみようかな。。。

実は私は「改心するキャラ」は大好きで、
最も好きな黄金聖闘士は山羊座のシュラだったりします。
アニメ版の「最も女神に忠誠厚い」も好きですね。
でわ
珍来 |  2014.04.17(木) 21:56 | URL |  【編集】

初めまして
ゴーバスターズのは、てこ入れになったんですかね?

ついでに、Pixivにて、オリジナルのヒロイン戦隊を書いてます。
へのへのもへじ |  2014.04.19(土) 08:09 | URL |  【編集】

初めまして、へのへのもへじ さん

Mission33の「ゴーバスターズ パワードカスタム」は
Mission23の試作品が完成したモノなので間違いなく
当初からの予定ですね。

次回の記事はアニメでの「美少女戦隊」ブームです。
でわ
珍来 |  2014.04.19(土) 22:07 | URL |  【編集】

そういえばアバレンオーとの合体が出来ないことに悩み
自分の力を試すために誘いに乗ってアバレンジャーを裏切り
アバレキラー側についていたステゴスライドンのことも気に食わないですか?
kivaxtuto |  2016.04.08(金) 15:30 | URL |  【編集】

ステゴスライドンって…

どんなヤツか忘れて調べ直しましたw
スタッフも迷ってたようですが、終盤で
キラーを味方にする為の要員ですね。
合体が無いと寂しいから合体要員でもあります。

活躍出来ないから移籍ってヘンな所で人間臭いけど
あんまり好きじゃないな、って感じです。
でわ
珍来 |  2016.04.10(日) 22:02 | URL |  【編集】

そういえば強化形態を最終決戦の等身大戦で止めに使うのって少ないですよね
止めに使ったのは確かギンガマン、ゴーバス、キョウリュウと
最終決戦限定の強化形態で勝利したトッキュウくらいですかね
kivaxtuto |  2016.11.03(木) 18:11 | URL |  【編集】

最終版は等身大戦で強化形態が使えない、巨大戦でも
全合体が使えない、でピンチ演出が多いようです。
…もう売上を気にしないで良い、んでしょうねw
ラス前では「全員揃わない」事も多いです。
でわ
珍来 |  2016.11.05(土) 01:39 | URL |  【編集】

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