2014.04.20 (Sun)

戦闘美少女アニメブーム (92~)

「聖闘士星矢」(86~9)は "聖なる鎧を纏った美少年戦隊" 的な作品で…
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その要素を受け継いだ「鎧もの」(88~90)は「巨大ロボもの」の後を継げませんでしたが、
"聖なる衣を纏った美少女戦隊" 的な「美少女戦士セーラームーン」
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シリーズ(92~7)は「魔法少女もの」を「戦闘美少女」的な方向で大いに活性化させました。

女性聖闘士が仮面を被る「掟」の理由 について。

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「セラムン」が日本アニメ界の「中興の祖」または「救世主」と呼ばれる理由は

 ①非常に苦しい時期に大ヒットしたから  と

 ②「戦闘美少女アニメ」を確立したから でしょう。

"マネし易い" "パクリ易い" ので「女神」のように有難がれ崇拝されましたが、
特撮が開拓した「戦闘美少女」を "アニメのモノ" にしてしまった作品とも言えます。


日本の変身する「戦闘美少女」(バトルヒロイン)の元祖は「好き!すき!!魔女先生」(71~2)
第14話で登場した「アンドロ仮面」です。 「変身ブーム」(71~4)の影響を受けました。
魔女先生-アンドロ仮面
原作に無く、賛否両論だったので定着しませんでした。 しかし既に「変身ヒロイン」の
仮面は最低限の "アイマスク" にすべき、という認識があった事が興味深いです。

「キューティーハニー」(73~4)と「魔女っ子メグちゃん」(74~5)は何度も再放送された
人気作でしたが、不思議な事にその「戦闘美少女」要素をパクった作品はありませんでした。
ハニー&メグ
どちらも "エロ要素" が非常に強い作品だったので、PTAの攻撃を恐れたのかも知れません。


「戦闘美少女」の "需要" を認識させた最初の作品は「スケバン刑事」シリーズ(85~8)です。
それ以前の作品はシリーズ化されたり、パクられて「亜流作品」が制作されたりしてません。
スケバン刑事×ポワトリン
「戦闘美少女の火」は途中消えそうになりましたが「美少女仮面ポワトリン」(90)
へと受け継がれました。 不思議な事にアニメ側でそれをパクった作品はありませんでした。
OVA「スケバン刑事」(91)はありましたが、当時テレビで「戦闘美少女アニメ」は無かったです。

「コードネームはセーラーV」は「ポワトリン」の影響、というより明らかにパクってます。
セーラー服モチーフの戦闘服は、管理人的には「スケバン」の影響としか考えられません。

「セーラー服を着たポワトリン」 と言って良いと思います。


ファンメイド手描きOP。 アニメ化が検討されましたがタイトルがセーラー万年筆によって
商標登録されていたため企画がボツになった… 正に "天の配剤" と言えます。
おそらくこのままなら "アニメ版ポワトリン" 的な評価に留まった、でしょう。

企画の練り直しが行われ「美少女戦士セーラームーン」(92~3)は「戦隊」的になりました。
管理人的には "天体モチーフ" に「聖闘士星矢」(86~9)の影響が感じられます。
「テレビ朝日系土曜19:00枠」繋がりMAD、速度調整してますが奇跡のシンクロ率です。


星座の瞬き数え 占う恋の行方 同じ会社で産まれたの♪

「スケバン」「ポワトリン」「戦隊」「星矢」と個性が強いモノでパクリにパクリを重ねた結果…

ビッグ・バン が発生して大ヒットに繋がり、その余波が拡がって行きました。

またアイマスクが外れ "変身後も素顔" になった事も「星矢」の影響と思われます。

バンダイスーパーミュージカル「海皇ポセイドン編」(91)主演はSMAP(88~)の "6人"
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96年まで6人ですか。 木村拓哉さんが「ユニコン邪武」ではなく「ポセイドン」役でした。
管理人は95~05年まで "テレビ離れ" したので "売れてない" 頃の記憶が微かに… 
は置いといてw 「鎧もの」(88~91)が「やや高い年齢の女性層」に人気だったのは
「顔を隠さない美少年戦隊」 的だった事が大きいと思われます。 それに対し
「顔を隠さない美少女戦隊」 が「セラムン」と言えます。 それ以降…

変身後がほぼ素顔でも正体はバレない 事は

戦闘美少女にとって、もはや "常識" となったのです! …と言うよりも

「Yes!プリキュア5」第23~4話で5人は "絶望の仮面" を被せられ奈落に堕とされました。
(妖精・ココの決死の呼び掛けで救われました。 彼は "イケメン" になれるだけじゃなかった)
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シリーズ屈指の大トラウマ回と言われてます。 現代では戦闘美少女が仮面を被る事は
女児達が怖がる "有り得ない事" にまでなってます(「黒ミューズ」など例外あり)。

一方で「変身後も素顔の特撮ヒーロー」作品があったら、どうでしょう?
どんなにアクションを頑張ってくれても不可で、男児達も絶対受け入れないと思われます。
「美しいモノを隠すのはおかしい!」 と女性層がいくら言ってもムリ!
「特撮ヒーローが変身後に仮面を被る」は "昔からの決まり" です。


美少女版「サムライトルーパー」が「有言実行三姉妹シュシュトリアン」(93)と言えるかも。
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「スケバン刑事Ⅱ」(85~6)で既に成功してたのに "変身する美少女戦隊" のアイディアで
「セラムン」に先を越され "変身後も素顔" になったので「戦闘美少女特撮」は廃れました。
若くてルックスと演技力、アクションが水準を越えた女優を3~5人集める、は困難だから。

美少女版「シュラト」が異世界ファンタジー繋がりで「魔法騎士レイアース」(94~5)でしょう。
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戦闘美少年的な「鎧もの」(88~90)が廃れたのに「戦闘美少女アニメ」は完全に定着して
現在も続いています。 玩具が売れる事と視聴者層が幅広い事が要因だと思われます。

「赤ずきんチャチャ」(94~5)ではヒロイン・チャチャが "マジカルプリンセス" に変身!

OP「君色思い」(歌:SMAP(TV放送時))。 「アンドロ仮面」のように原作に無い設定ですが、
人気作になり全74話に放送延長! 狼(仔犬?)に変身するリーヤの声が香取慎吾さんです。


「セラムン」終了後も "萌えアニメブーム" を起こして戦闘美少女は続きましたが、
やや沈静化した頃「(実写版)美少女戦士セーラームーン」(03~4)が制作されました。
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「シュシュトリアン」以来10年ぶりで現在最後の「女児向け戦闘美少女特撮」です。
(「美少女戦麗舞パンシャーヌ 奥様はスーパーヒロイン!」(07)は女児向けではないです)
管理人は近年序盤を視聴しましたが "プリキュアの熱さ" に大ハマりして中断してます。
色々と見所があって興味深かったので、もう少ししたら視聴再開する予定ですが、
"アクション重視" の戦闘美少女アニメにより、特撮側の復活はより難しくなったと思ってます。


「プリキュア」シリーズ(04~)は少年漫画的な 「燃え」 を導入した事から、比喩的に

「星矢」と「セラムン」の娘 と言われます。 深く考えないでw

「Splash Star」(06~7)と「星矢」1stOP「ペガサス幻想(ファンタジー)」のMAD。

「聖衣」装着SE(効果音)が最高! 「ドラゴンボール」と「セラムン」の娘、とも言われます。
「燃え」は「ハニー」や「スケバン」にもありましたが "不要" と思い込まれていたようです。

「スマイルプリキュア!」(12~3)と「星矢」2ndOP「聖闘士神話(ソルジャードリーム)」のMAD。

「北欧アスガルド編」(74~99話)と「海皇ポセイドン編」(100~114話(最終回))の2種作り分け。

中盤や劇場版、終盤で「スーパープリキュア」(総称)になる事が恒例化してます。
「星矢」でも「聖衣」の改修、上位乗り換え? があり「セラムン」も "スーパー" になりましたね。

映画「Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪」とOVA「聖闘士星矢
冥王ハーデス エリシオン編」OP「女神の戦士 〜Pegasus Forever〜」(08)が主な大作MAD。

究極形態 "アルティメットフォーム" と言える「シャイニングドリーム」が出現!!

吹っ飛ばされて顔から堕ちる "車田落ち" はプリキュアシリーズの "名物" です。
プリキュア車田落ち
劇場版ではミントは免れましたがアクアレモネードそしてルージュは車田落ちしてます。

「ドキドキ!プリキュア」(13~4)と「聖闘士星矢Ω」(12~4)4thOP「閃光ストリングス」のMAD。

「キュアハート・パルテノンモード」は第48話(最終回)で降臨!!!

「パルテノン(神殿)」はギリシャ語で「処女宮」「乙女の部屋」を意味して、戦いの女神・アテナ
を祀っています。 「Ω」は "自分の意志で仮面を被らない" 女性聖闘士が数人居ますね。
管理人は特に興味がありませんでしたが、ある切っ掛けで最後の方だけ視聴しました。

現在の「やや高い年齢の女性層」は「戦闘美少女アニメ」を観て育った世代と言えます。
しかし現在 "商売にならない" と言う理由で、その層向けのアニメはあまり制作されません。

大鉱脈を掘り出す方法が確立されてない
 
のかも知れませんが、管理人には非常に勿体無い事に思えてなりません。
でわ

P.S.
「星矢」では女性聖闘士の方が仮面を付ける、興味深い "逆転現象" が見られます。
(「Ω」やスピンオフ漫画「聖闘士星矢 セインティア翔」(13~)では怪しくなってます)

女性聖闘士にとって素顔を見られることは「裸」を見られるよりも屈辱であり、
素顔を見られた場合、その人間を「殺す」「愛さなければならない」 


勿論シャイナさんと魔鈴さんの物語のための設定ですが、こんなワケの分からない「掟」
を定めたのはアテナしか居ないでしょう。 管理人は連載中から「理由」が気になりました。

手芸の神・アテナは人間・アラクネと物語を織り込む勝負をした、という神話があります。

原典ではアテナは「自分が伯父・ポセイドンとの戦争に勝った事」を織り込んだのに対し、
アラクネは「アテナの父・ゼウスが人間の美女達と浮気を繰り返した事」を織り込みました。
アテナは激怒してアラクネを蜘蛛に変えた… 性悪女・アラクネに同情の余地無しですが、
アテナは勝気で嫉妬深く "冷酷なまでに" 無慈悲に描かれる事が多いです。

「掟」を定めた理由は「女を捨てろ」とか逆に「顔だけは守って欲しい」とかの優しさではなく、

①女性聖闘士達の美しさに嫉妬したから であり

②美少年達を一人占めするため と勝手に思ってます。

これしか考えられませんが、ハッキリそう分かってしまったら管理人なら忠誠を誓えませんw
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15:00  |  魔法少女&戦闘美少女アニメ

Comment

「原作にない設定を大人の事情で盛り込んだ美少女アニメ」を
こちら葛飾区亀有公園前派出所でネタにした話がありましたね。

知人が原作者の"普通のラブコメ"の
アニメ版に関わってた主人公の両津が
分け前に目がくらみ原作者が遠出してたのをいい事に
色々盛り込んだ結果かなりカオスな
戦闘美少女アニメになってしまいます

↓がその回のアニメ版です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12052578

kivaxtuto |  2014.04.20(日) 15:17 | URL |  【編集】

こんにちは、kivaxtuto さん

「チャチャ」は原作無視で成功した例として名高いようですね。

パクリにパクリを重ねて新しいモノが出来るんですが、
どうして「ハニー」や「メグ」をパクらなかったのか、不思議です。
それと「スケバン」や「ポワトリン」をパクろうとしたアニメが
92年まで無かった事も実に不思議です。
アニメ業界は意外と保守的なのかも知れません。

動画は実に面白かったです。 コメントにあった
「ナースエンジェルりりかSOS」(95~6)の最終回がヤバい事は知ってます。
怖いけど、そのうち観てみようかなw
でわ
珍来 |  2014.04.20(日) 16:45 | URL |  【編集】

調査お願いします

聖闘士星矢を意識して製作されたアニメは1988年の超音戦士ボーグマン、鎧伝サムライトルーパー、1989年の天空戦記シュラトの3作品ですが視聴率、関連商品の売り上げが低迷しロボットアニメみたいに大量生産される事無く終わりました、それに代わって登場したのが1992年~97年の美少女戦士セーラームーンですね、視聴率、関連商品の売り上げもバブル崩壊後にも関わらず好調でした、1994年の魔法騎士レイアースと言った美少女戦士ものが大量生産される事になりまして現在も形を変えてプリキュアと言った派生作品が製作されています、ところで管理人さんはゲームをなさるのでしょうか?ギャルゲーと言う言葉はご存じとは思いますがギャルゲーのはしりともなった美少女戦士もののゲームが1986年12月にパソコンゲームとして発売された夢幻戦士ヴァリスである事は有名な話です、ご存じでしたでしょうか?内容としては女子高生が戦士となって異世界の支配者率いる魔物と戦うレイアースのプロトタイプみたいな感じです、シリーズ化もされ1993年まで商品展開をしました、ヴァリスが出来る経緯となったのは斉藤由貴主演のスケバン刑事と1985年のOVA作品の幻夢戦記レダの2作品をヴァリスを製作した今は無き日本テレネットが参考にしました、1986年12月当時はゲーム界にとっては画期的な作品になりました、ヴァリスを管理人さんがご存じでなければ調査してこのブログで取り上げて欲しいですね、あと、セーラームーンが今年リメイクされてインターネットで配信されるみたいですが地上波でやって欲しかったですね。
あさばよしゆき |  2014.04.20(日) 19:30 | URL |  【編集】

こんばんわ、あさばよしゆき さん

本当かどうか分かりませんが「セラムン」無印は視聴率は良かったけど
玩具は伸び悩んで半年で終了しそうだった、話を聞いた事があります。
「ムーンスティック」発売後に急上昇したんだとか。
もし半年で終わってたら「戦闘美少女アニメ」は定着しなかったんですね。

私は「スパロボ」「サカつく」「サクラ大戦」などにハマりました。
脱衣麻雀「スーチーパイ」や18禁は「下級生」などもしましたね。
エロゲーは「エスカレイヤー」だけだったりしますw

ゲーム「夢幻戦士ヴァリス」やOVA「幻夢戦記レダ」は初めて知りました。
"ビキニアーマーをまとった少女戦士" はアメリカで人気みたいですね。
シャイナさんや魔鈴さんもワリと近いけど、日本ではちょっと。。。

「セラムン」リメイクの件は知ってましたが、記事を書く前に
調べ直したらワケの分からん事になっていたのでスルーしましたw
でわ
珍来 |  2014.04.20(日) 22:45 | URL |  【編集】

漫画も含めると大ヒット作が
最初から期待されてたり、評判良かった訳でもありませんからね

仮面ライダーも大人の事情で2号になり他にもテコ重ね人気になりましたし
プリキュアも最初から期待されまくって作った訳ではないようですしね
kivaxtuto |  2014.04.20(日) 23:48 | URL |  【編集】

こんばんわ、kivaxtuto さん

「セラムン」が当初期待されてなかった事は本当らしいです。
「プリキュア」も期待されてなかったようですね。

「仮面ライダー」も2号の "変身ポーズ" で人気が出て
"Wライダー" で爆発した、話は聞きます。
特撮ブログしてるのに、まだ視聴してないやw

「ポワトリン」と「トトメス」は途中から "2人目"
が出てますが、一人で一年持たすのはタイヘンな事と
"Wライダー" を意識してたのかも知れません。
初期3人で戦隊にするアイディアが何故出なかったかな。。。
でわ
珍来 |  2014.04.21(月) 00:00 | URL |  【編集】

そういえば新セーラームーンの声優発表されましたね。
kivaxtuto |  2014.04.28(月) 18:39 | URL |  【編集】

確認しました。

一昨年からあった話ですが、実現して何よりです。
原作者の武内直子さんがノリ気ではないのではないか?
とか噂が立っていたようですね。
漫画家としては長く休業されてますが、特撮マニアで
「実写版」の時には非常にノリ気だったと聞いてます。
でわ
珍来 |  2014.04.28(月) 22:23 | URL |  【編集】

神風怪盗ジャンヌは実写版美少女戦士セーラームーンと同じような実写版もできてもらいたいです。
そうなれば、ひさびさの女児向け戦闘美少女特撮になると思われます。
特急海老名 |  2014.07.05(土) 23:55 | URL |  【編集】

初めまして、特急海老名 さん

コメントありがとうございます。
「プリキュア」「まどマギ」にハマって
最近「魔法少女・戦闘美少女もの」を調べています。

「ジャンヌ」は別の記事で採り上げました。
ベルサイユのばら (79~80)
ttp://supersentaiseries954.blog77.fc2.com/blog-entry-850.html
そろそろ実写の「魔法少女・戦闘美少女もの」を観てみたいですね。
でわ
珍来 |  2014.07.06(日) 23:01 | URL |  【編集】

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