2014.04.27 (Sun)

破裏拳ポリマー (74~5)

鎧 武士(よろい たけし)はオレガー・スッテル博士の仇・鬼トカゲ団と遂に戦いました。
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その遺志を心に秘めて悪に挑戦する タツノコプロ

破裏拳ポリマー、ここに参上!!! 4大ヒーロー。

博士は武士を「正しい少年」と信じ、悪と戦い平和な世界を築くため「ポリメット」を託しました。
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必ずポリマーとして戦い抜いてみせます!!

傑作ギャグ回、第17話「稲妻怪人ピカデール」と第19話「ポリマー誕生の秘密」を紹介します。

本作で感じた製作者の 「ヒーローに対する思いやり」 について。
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本作は「科学忍者隊ガッチャマン」(72~4)、「新造人間キャシャーン」(73~4)、
「宇宙の騎士テッカマン」(75)と共に「タツノコ4大ヒーロー」に数えられます。
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「ガッチャマン」は "日本の集団ヒーローの元祖" 「忍者部隊月光」(64~6)を変身させた、
と言ってしまうには留まらない大人気作(全105話)で、管理人は再放送で何度も観ました。

「変身ブーム」(71~4)に大ヒットしたもう一つアニメと言えば「マジンガーZ」(72~4)です。

"主人公が乗り込んで操縦する" アイディアで「鉄人28号」(63~6)以来の「巨大ロボもの」に

ビッグ・バン を起こし「(第1次)アニメブーム」(75~84?)の礎になりました。
一方「(第1次)石油危機」(73)による制作費の高騰で「変身ブーム」は終息して行きます。

「キャシャーン」は "メインスポンサーの倒産" により全35話で終了、当時よくある事でした。 

フレンダーはペットの犬・ラッキーの脳の情報をコピーしたロボットで4形態に変形します
(カー、ジェット、タンク、マリン)。 玩具で再現不能な "ゲッター変形" でした。
当時それが当たり前で例外と言えば「ガッチャマン」の「ゴッドフェニックス号」5体合体と
「マジンガーZ」の「パイルダーオン」と「スクランダークロス」しか無かったと思われます。
(それ以前に非 "ゲッター変形" で合体するメカが登場する番組があれば教えて下さい)

「ゲッターロボ」(74~5)がその代表のように言われるのは本来おかしな話ですが、
「勇者ライディーン」(75~6)と「超電磁ロボ・コン・バトラーV」(76~7)で即修正され
企画から玩具メーカーが立ち会った "リアルな変形、合体をする玩具"
が大ヒット! 菓子メーカー主導だった子供番組が玩具メーカー主導に推移しました。
石油危機とその後の不況に "一致団結して活路を見出した" と言えます。
その姿勢は日本全体に見られ、80年代は "日本の一人勝ち"的になりました。


「ヤットデタマン」(81~2)は "ポリマーのオマージュ" 的であると言われます。

巨大人型ロボ「大巨神」(前作「オタスケマン」の「オタスケキンタ」がシリーズ初)
が登場しましたが、ギャグがふざけ過ぎに見えて管理人は好きではありませんでした。
(次回作「逆転イッパツマン」の「逆転王」「三冠王」は大好きでしたね)

「機動戦士ガンダム」(79~80)の精巧なプラモデル "ガンプラ" が大ヒットして、
83年に「巨大ロボアニメ」は週10本制作されましたが "ファミコン" が発売されると
陰りが見えました。 "ピークを迎えると衰退が始まる" は真理のようです。
しかし世界初のOVA「ダロス」(83.12/12)が発売された記念すべき年でもありますね。


管理人が初めて視聴したOVAは「スケバン刑事」(91、全2巻「誕生篇」「逆襲編」)でした。
OVA スケバン刑事
原作準拠でしょうが「特撮版」(85~8)が大好きだから借りたので、印象に残ってません。
OVA「CASSHAN」(93)と「GATCHAMAN」(94)は発売された事すら全く知りませんでしたね。

95年にゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズ(91~)に大ハマリして、その関係のOVAを
観ましたが、それ以外で観たのは「新・キューティーハニー」(94~5、全8巻)だけです。

「旧作」(73~4)の正式な続編、なんですか… 「変身シーン」以外も非常に良かったです。
でも「旧作」が "女児人気も高かった事" は知られてるので、エロくないリメイクをすれば
「美少女戦士セーラームーン」シリーズ(92~7)に先駆けて「戦闘美少女アニメ」
ブームを起こせたんじゃないか? と思いました。 そんな事を92年以前の関係者に言っても

エロく出来ないなら作りたくない! と言われたでしょうねw

「キューティーハニーF」(97~8)は "需要" がハッキリ分かった後で制作されました。

OVA「新破裏拳ポリマー」(96~7、全2巻)は売れなかったようで未完結、シビアです!

新房昭之 監督作品として知られています。 「バブル崩壊」(90)後もOVAは伸びましたね。
「石油危機」の時と違って全く団結出来ず「不良債権問題」がドロ沼化した時期です。

<追加>主題歌がカッコ良いのでフルで聴きたい方は「Splash Star」(06~7)とのMADをどうぞ 

「秘密のプリキュア~」と聞こえる部分の歌詞は聞き取れませんでした。


管理人は「キャシャーン」「テッカマン」の再放送を良く覚えてません。 気のせいではなく、
この時期は暗い雰囲気の作品が多いようですが「ポリマー」は非常に明るかったです。
第17話では自称 "二代目シャーロック・ホームズ" 車 錠(くるま じょう、38歳)が変身!
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タイフーンホラマー こと 車 錠 ここに参上! 

産まれは農家です
 敵首領に「ブザマー」とか言われてますw

夢オチでしたが、ラストではヒロイン・南波テルが "コスプレ" 。 ほぼ毎回違う衣装を着る…
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女ハリケン、ここに参上! 斬新な試みがされたヒロインでした。

管理人は幼い頃「白鳥のジュン」「ミスアメリカ」を「脚を隠さないと危ない!」と心配しましたw 
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もうイヤ! 探偵長の "セクハラ" (当時無い言葉)に平手打ちしてエンド。

「ポリマー」(polymer)とは「重合体」である事、電磁フィールドが動力源で「高圧電流」が

弱点である事が明かされたお話でもありますが "傑作ギャグ回" として有名ですね。

第19話では武士が国際警視庁長官・鬼河原 虎五郎(通称「鬼虎」)の息子である事と、
ポリマーになった経緯が明かされます。 オレガー博士が亡くなってしまった事により…
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お前の顔などもう見たくない! 「勘当」(法律的に無効)。

武士は罪悪感と責任を感じ一切弁明せず家を去りますが、父はずっと後悔してました。 

「転身」メカニズムの解説は鮮烈でした! 「マシン」「ドリル」「ローラー」「グランパス」
「ホーク」の変形は "2段変身" と言えます。 制限時間「46分1秒」(よろい)を過ぎると…
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皮膚呼吸が出来ず 人間は死なない事を知ってたので、ここだけが残念。

博士の仇を討ったのに、武士が喜びを一切示さなかった事が非常に不思議に思えました。
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鬼トカゲをやったのはこの車って事で、一つ

少し大きくなって観返した時に「博士は帰って来ないから」「約束をまだ果たしてないから」
と気付きました。 武士はこの時きっと "沈痛な表情" をしてると思われます。
その表情を映さないのは製作者の「ヒーローに対する思いやり」でしょう。

本作はアニメ的に "変身(強化服)" を可能な限り "リアル" に描いた作品、だと思います。

次話で「極低温」(-50℃以下)も弱点だと明かされました。 「高温」に対しては不明。
それからどう見ても「口の部分」が弱点ですね。 当然「毒ガス」などにも無防備でしょう。
「アメコミ」では "口の部分を隠さないヒーロー" が多いから、その影響かも。

最終回で武士は父と探偵長、テルらと共に捕らえられ、その前で「転身」した事から
正体がバレ、父と和解。 その後も車探偵事務所で「ポリマー」として活動しました。
博士の発明は、きっと平和のために解析されて… とは言い切れない! その発明は

「人類にはまだ早過ぎる」 と思ってしまう結末でした。
でわ
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01:30  |  アニメ

Comment

リバイバルで成功したものと失敗したもの。

破裏拳ポリマーの主演の曽我部和行氏は2006年に食道ガンでこの世を去りました、曽我部氏の死から8年が経過、時間が経つのは早いものです、タツノコプロ出身の脚本家では曽田博久氏が秘密戦隊ゴレンジャーのサブライターとしてメイン脚本家の上原正三氏を5作目の太陽戦隊サンバルカンまで支え、6作目の大戦隊ゴーグルファイブで宇宙刑事ギャバンのメイン脚本家になった上原氏に代わりメイン脚本家に就任します、14作目の地球戦隊ファイブマンまでメイン脚本家を務め上げ戦隊シリーズを離脱、18作目の忍者戦隊カクレンジャーから20作目の激走戦隊カーレンジャーまで再びサブライターを務め上げます、曽田氏の脚本はタツノコテイストに溢れていましたね、ヤッターマンが実写映画化され成績も良かったみたいでしたが近年のガッチャマンの実写映画は成績も評判も悪かったみたいでした、21世紀になって古き良き時代のアニメ、特撮の復刻映像化が流行りましたが成功したものと失敗したものと大きく分かれる結果になっていますね。
あさばよしゆき |  2014.04.28(月) 14:50 | URL |  【編集】

こんばんわ、あさばよしゆき さん

OVA発売は曽我部氏の声優引退前だったので賛否が分かれたようですね。
ポリマーが初主演でブルース・リーの映画を何回も観に行かれたそうです。

「ヤッターマン」(77~9)以前は "ギャグヒーロー" が
認知されてなく、ポリマーは早過ぎた、という話を聞いた事があります。
ポリマーは転身後はガチなので、ヤッターマンとは違う気がしますが。
でわ

珍来 |  2014.04.28(月) 22:11 | URL |  【編集】

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