2014.05.11 (Sun)

宇宙の騎士テッカマン (75)

テッカマン・南城二(声:森功至さん、大鷲の健)は "赦されない大罪" を犯しました。
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放っといたら先にこっちがやられるんだ!!!

彼は第1話で父・恒星を「悪党星団ワルダスター」に殺されたため、異星人を憎んでいます。
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トラウマ伝説第11話「失われた宇宙船」と第26話(最終回)「勝利のテッカマン」を紹介します。
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本作は「タツノコ4大ヒーロー」では最後に放送され、唯一打ち切りになりました。
「終末ブーム」(75~9?)を反映した暗い雰囲気が児童層にウケなかったようです。
管理人は再放送で観ましたが、第11話に強い疑問を感じて視聴をやめた記憶があります。 

城二は偶然システムに適合し、苦痛に耐えてテッカマンに変身します(制限時間37分33秒)。


「変身ごっこされなかったヒーロー」 として有名です。
 
「有刺鉄線を自分に巻いて…」「友達に巻いて…」直撃世代が思い出を語ってますが、
ネタでしょう。 そんな事を本当にやったら70年代でも新聞に載ってしまうと思いますw

システムを内蔵した「ペガス」(Pegasusのフランス語読み)は非常に礼儀正しいロボットで
「オ邪魔シマス」と敵艦に突入し、破壊の限りを尽くした後「失礼シマシタ」
とワルダスター団長・ランボスにペコリと御辞儀をして飛び去った事があります(話数失念)。

ペガサス繋がりで「スマイルプリキュア!」(12~3)とのMAD。 コメントにありますが…

この娘達が泣き叫んで、悶え苦しみながら変身したら… スマイルじゃなくなりますねw
女児達に余計なトラウマを与えるでしょうが、一度だけなら観てみたい気がします(爆)。

「特別な力には必ず代償がある」 思想は分かりますが、
メインターゲットの男児層が「なりきり遊び」しなくなってしまうのは失敗だったでしょう。


「宇宙の騎士テッカマンブレード」(92~3)は設定を大幅に変更した作品ですが、管理人は
興味が無くて観ませんでしたね。 「ドキドキ!プリキュア」(13~4)との比較付きMAD。

旧作と張り合う欝作品のようですが「テックセッター」で苦しまないようになったようです。

テッカマンレイピア・相羽ミユキ (主人公の妹、声:水谷優子さん)のテックセット。

「女性テッカマンが居た」と聞いて思わず探しましたが、悶え苦しんでないんですか…
個人的に「苦しまないとテッカマンじゃない」気がしますが、よっぽど不評だったのかな。。。

「キューティハニー」(73~4)以降、ヒロインの変身シーンでは "裸体" がよく描かれます。
永井豪大先生の天才的なアイディアで男性層に熱烈な支持を受けましたが、女児達は
「美少女戦士セーラームーン」(92~3)まで「変身ごっこ」し難くなってしまいました。。。
途中、女児達が「変身ごっこ」し易い作品は数多くありましたが、おおよその傾向として。

管理人が知る限り「スーツ着用シーン」で悲鳴を挙げて悶え苦しんだヒロインは…

「機動武闘伝Gガンダム」(94~5)のレイン・ミカムラだけです。 「ファイティング・スーツ」は
強化服ではないので変身とは言えませんが、これで目覚めてしまった男児は多いのかな。
他に変身時に悶え苦しむヒロインを御存知の方はコメントで教えて頂ければ幸いですw

「セラムン」以降の「女児向け戦闘美少女アニメ」では「変身シーン」で
体の線を描かない傾向が強まりました。 女児達が「なりきり遊び」し易くなった、
と言えますが! 現在放映中の「ハピネスチャージプリキュア!」(14~)の変身シーンが
「見ようによっては非常にエロい!」 と一部で話題になってます(汗)。
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「(女児達が)バスタオルで変身ごっこして困る!」と苦情が寄せられるかも知れませんねw

コメントが非常にヤバいのでどうするか迷ったんですが、思い切って動画も添付します。
"やや高い年齢の男性層向け" の戦闘美少女は変身シーンで体の線が描かれる事が多く、
"女児向け" では描かれる事が少ない、当たり前ですが、けっこう大事な事だと思います。 

ごめんなさい、かなり脱線しましたが「テッカマン」の話に戻ります。

城二は「謎の宇宙船」をワルダスターと決め付け、テッカマンになって一刀両断しました。
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おかしいな! どうしたのかしら、あの宇宙船?

「アンドロー梅田」(声:山田康雄さん、95年62歳没、ルパン三世)はワルダスターに
移住船団を壊滅させられたサンノー星人の生き残り。 地球人に批判的で、宇宙人を
敵と決めつける城二の態度が不満でした。 彼は海を漂流していた女性・カレンを救出し…
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帰りてぇよな、自分の星に! 彼女が宇宙人だと見抜きます。

天地局長は月面から回収された謎の宇宙船の残骸を分析した結果を城二に伝えます。
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そう、ワルダスターではなかった。 局長!?

地球人類史上初の大失態に城二は衝撃を受けます。 公害による人類滅亡が迫って
いたため、局長は「リープ航法」(超光速航法)可能な宇宙船の開発に懸命でした。 

カレンは地球に交流を求めに来たユーコック星人、両親と仲間達をテッカマンに殺されました。
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私はテッカマンに復讐します! 城二の犯した罪 その①。

地球人側(城二)に非がある事は間違いありませんが、ワルダスターの侵略を受けている
地球に何の事前連絡もせず地球圏に侵入したユーコック星人側にも非があると言えます。
この件については城二に "情状酌量の余地が有る" と個人的に思います。

城二はワルダスター配下になったアメーバ星人を宇宙バズーカで背後から撃ち殺しました。
カレンは城二を強い口調で非難しますが、この件については "任務" であると言えます。
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宇宙人とみれば鳥や虫のように殺す悪魔!!

城二達はアメーバ星人の宇宙船が潜んでいる月の裏側にブルーアース号で向かいました。
博士の娘・ひろみはともかく、サンノー星のミュータント・ムータンを連れて行かないのは酷い。
(第1話では「ひろみちゃん」と呼んでいたのに、余裕が無くなって呼び捨てになりました)
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私達を置いてくなんて… そうだわよ、勝手過ぎるわよ!

城二はリープ航法装置の搭載された宇宙船を無傷で手に入れるため懸命に戦いました。
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ボルテッカァー!!! 彼が考えた出来る限りの "贖罪" の後…

城二はカレンに宇宙バズーカを渡して自分を殺すよう促します。 城二の犯した罪 その②。
テッカマンに唯一成れる自分が死ねば、地球はワルダスターに侵略されてしまう事が
分かってるのだから "自分の命で償う" なんて事を彼は絶対にしてはいけないのです!!

それにカレン以外の犠牲者に対して何の償いにもなってません。 これは既に当人間で解決
してはいけない "地球人類とユーコック星人間の問題" なのです。

厳しいようですが、独断専行も甚だしい。 アンドローが自分を盾にしてカレンを説得しました。
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いけないカレン! アンドローそこをどいて!

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君はそんな事をしちゃいけないんだよ、その指を動かせば
君は城二と同じ過ちを犯すんだぞ!
 アンドロー!?

"女房役" ペガスも城二を赦してくれるよう懇願しました。 でも別にイジメてるワケではない…
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オ願イデス、城二ヲ赦シテ下サイ、カレンサン。 城二ハ
十分苦シミマシタ。 コレ以上城二ヲイジメナイデ下サイ
オ願イデス。
 彼女は地球人に最悪の印象を持って、ユーコック星に帰りました。

アンドローもサンノー星に帰れる所でしたが戻って来ました。 3人で笑い合います。
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それは孤独な2人にふと芽生えた友情の証であったろう

管理人は初見の時、ショックな出来事のオンパレードに大混乱しましたが、幼くても漠然と
「笑ってる場合じゃないだろ!?」 と強い疑問を感じた記憶があります。

その後、彼らは局長にありのままを正直に事後報告したでしょう。 局長はきっと…

何て事をしてくれたんだ!!! と怒鳴り散らしたと思います。

リープ航法装置の搭載された宇宙船を回収しなかっただけではなく、生存者カレンを通して
ユーコック星人から何らかの "技術協力" を得る機会を失ったのですから。。。
ユーコック星と通信手段を確保出来ればワルダスターを撃退出来るかも知れない!!!

一刻も早く彼女を母星に帰してあげたかった、それしか考えられなかったんです!
と彼は言うでしょうが、地球人類は滅亡を逃れる千載一遇のチャンスを失ったのかも。。。

城二が犯した罪 その③ カレンをユーコック星に帰した事

①は地球人類全体がユーコック星人に謝罪すべき事で、②は彼が途轍もない重圧に耐え
懸命に戦ってる事を考えれば赦される事です。 しかし③は短慮では済まされない絶対に
"赦されない大罪" でしょう。 大人になって観返した時、管理人はそう思いました。

脚本家はそこまで考えず、城二が宇宙人を憎む考えを改め、アンドローと友情が芽生える…
を事を意図したんでしょうが、長く語り継がれる伝説的トラウマエピソードになりました。

書籍などで "傑作エピソード" 扱いされてますが、管理人は全くそうは思わないですね。
「ヒーローに対する思いやり」 に欠けたお話だと感じます。
"ヒーローだって過ちを犯す" リアルを描いてますが、あまりにも過ちが大き過ぎる。。。


ラス前に「リープ航法装置」を入手して、スペースナイツは「ブルーアース号」で旅立ちます。

多くの犠牲を踏み越えて宇宙空間に脱しましたが、リープ前にワルダスターの襲撃を受け、
テッカマンとペガスは迎え撃ちます。 彼らが生き残る可能性がもしあるとすれば、
"地球人類に友好的な宇宙人に救出された" しか考えられない終わり方でした。
でわ
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Comment

レイピアは、変身時ではなく戦闘終了後に苦しみました。
これは、ミユキの身体がテックシステムに適応しておらず、変身する度に、身体が組織崩壊を起こすからでした。
そのレイピアは、兄エビルと敵テッカマン3人の四人がかりで斬り刻まれた挙げ句、自爆して戦死します。

その後、主人公のブレードも、実は、テックシステムから無理矢理出されたせいか、組織崩壊が始まりますが、進化してブラスターブレードになった事で、組織崩壊を止めますが、組織崩壊が脳の記憶中枢に起こり、徐々に記憶を失っていき、双子の弟エビルを死闘の末に撃破して、託されたエビルのテッククリスタルで月に向かう途中で、完全に記憶を失いますが、怒りと憎しみだけで、最終決戦に向かい、フルボッコされながらも勝利しましたが、記憶は戻らず、精神も壊れたまま終了します・・・が、この数年後に、大事件が!!
へのへのもへじ |  2014.05.11(日) 04:23 | URL |  【編集】

お久しぶりです、ヘのへのもへじ さん

旧作よりブレイドの方が欝らしいですね。
敵側のテッカマンソードは女性のためかリンチに加わらなかったようです。
何かの作品で逆に紅一点の女性メンバーが率先してやっていて、
男性メンバーがドン引きしてた例があったような気がします。

OVA「Ⅱ」(04~5)が制作されたので人気作だったようです。
更にスーパーロボット大戦の「J」(05)にⅠ、「W」(07)にⅠ&Ⅱが
参戦してるんですね。 未プレイだけど違和感無かったのかな。。。
でわ
珍来 |  2014.05.11(日) 17:27 | URL |  【編集】

いや、ソードも加わってましたよ?
因みに、1と2の間のミッシングリンクと2の後日談もありますが、ミッシングリンクも、かなりの鬱展開ですよ。
へのへのもへじ |  2014.05.12(月) 22:33 | URL |  【編集】

こんばんわ

その部分の動画を観たんですが全部ではなかったのかな。
ブレイドにちょっと興味が出て来ました。

90年頃からこの頃は「リメイクもの」が多くなりましたが、
正直「テッカマンまでやるんだ!?」と当時は驚いてました。
打ち切りでも何かしら心に残るものがあったようです。
でわ
珍来 |  2014.05.12(月) 23:17 | URL |  【編集】

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