2014.09.21 (Sun)

アイドル冬の時代 (90~7?)

「不思議少女ナイルなトトメス」(91)の主演は「乙女塾」5期生・堀川早苗さん(当時18歳)。
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前作「ポワトリン」と共演する劇場版が企画されましたが、実現せず… 是非観たかった!

「うたう!大龍宮城」(92)の主演は「桜っ子クラブさくら組」(91~4)の中山博子さん(当時14歳)。
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「ミュージカル 美少女戦士セーラームーン」(93~05)の初代マーズ(93~4春)を演じました。

女児の夢「芸能界」と「戦闘美少女」 の変遷について。

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管理人は幼い頃「大人になったら何になる?」と聞かれる事が大嫌いでした。
よっぽど難しい(ヘタな)事をしなければ幸せになれる、と思ってたので決められなかったから。

作文で書かされると一行も書けず途方に暮れました。 ただ漠然と思った事は一つだけ

両親に心配と迷惑を絶対かけない事がしたい

完全にそう出来たか疑わしい(汗)。 芸能人になる方々は管理人の理解を越えてますね。 


「魔法使いサリー」(66~8)の大成功により「女児向け作品」の可能性が模索されました。
「東京五輪」(64)で金メダルに輝いた「東洋の魔女」(女子バレーボール全日本)
人気を受けて制作された「サインはV」(69~70)と「アタック№1」(69~71)は大ヒット!
140921-3 東洋の魔女
「スポ根ブーム」(60年代後半~70年代)の「熱血」なノリを女児も好む事を証明しました。
(「エースをねらえ!」(第1期、73~4)ではマスコット的な飼い猫・ゴエモンが登場してます)

「さすらいの太陽」(71)は日本で「初めて芸能界を描いた作品」でした。

藤 圭子(13年満62歳没、宇多田ヒカルさんの母)さんをモデルにした事でも知られてます。

「キャンディーズ」(72~8)は「やや高い年齢の男性層」、「ピンクレディー」(74~81)は「女児層」
から特に高い支持を得ました。 その頃から日本でも「アイドル」という呼称が定着しています。

「ピンク・レディー物語 栄光の天使たち」(78~9)と「スーキャット」(80)は "幻の作品" です。
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「女児の憧れ⇒芸能界」を「スポ根」のノリで描いたようですが、制作側が条件反射的に
「暗黒面を描かないといけない」 と考えた事が、失敗の原因のようです。

日本で初めて成功した芸能界アニメは「魔法の天使クリィミーマミ」(83~4)でしょう。
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「魔法少女もの」と合体させ「スポ根」を排し「ラブコメ」を採り入れた事で大成功!
この頃「やや高い年齢の男性層」にも需要がある事が制作側にも広く知られたようです。

「ガラスの仮面」(第1期、84)は全23話なので成功したとは言い難いような、OPがコワイ!
管理人はミュージカルを初めて観た時「これ」を思い出して "狂気" を感じました。。。

「原作」(75~)は休載が多く "終わらない漫画" として有名。 管理人はOPしか観てません。
"命懸け" で歌手、女優を目指す人も多いでしょうが、当時 "しろうと" が持て囃されました。

「おニャン子クラブ」(85~7)はその代表格で(男子中高生に)絶大な人気を誇りましたが…

誰でもアイドル、女優に成れる 的なノリが非難されました。

ファンだった方々には申し訳ないのですが、管理人も「どうかな?」と疑問に思ってました。

その解散以降は新人アイドルが売れなくなり、90年代「アイドル冬の時代」に突入すると
その原因が雑誌などで盛んに採り上げられ、多かったのは「おニャン子元凶説」

おニャン子(解散)は芸能界のバブル(崩壊)

と見なす、戦後から築き上げて来たモノをブチ壊したから、育たなくなった的な論調でした。


「乙女塾」(89~91)はフジテレビ主催で「おニャン子」を反省したのか "育成" を強調!

「らんま1/2(熱闘編)」(89~92)の主題歌に抜擢するなど、猛プッシュしたんですが、
女優として成功したのは「ribbon」(89~94)のセンター・永作博美さんだけかな…

「トトメス」は波にノレなかったようですが、堀川さんはピンで5曲もシングルを出されてます。

2,002年頃のインタビュー記事。 ttp://www.toeihero.net/archive/index.shtml

「大龍宮城」は「戦闘美少女」を捨てたミュージカル仕立てのコメディー路線でしたが…

振るいませんでした。 「美少女戦士セーラームーン」(92~3)がメガヒットしたのを受け
「有言実行三姉妹シュシュトリアン」(93)で後を追いますが、既に手遅れだったようです。

第16話「怪人カメラの犯罪」で "鯉のぼりにされて、一般人に下から写真を撮られる"
今では観られないピンチシーンがありましたが「女児層が観たら」どうでしょう?
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「プレイガール」(69~76)大成功以来の「男性層にサービスした方が良い」
を払拭出来ませんでした。 「セラムン」が「戦闘美少女のを受け継いだ要因は

①変身ヒロインを「戦隊」にするアイディアを先に実行した
②女性の目線で「女児層」を第一に考えた の2つだと思います。


「さくら組」はテレ朝「桜っ子クラブ」(91~4)でレギュラー出演しましたが、売れませんでした。
2ndシングル「DO-して」を「クレヨンしんちゃん」(92~)3ndEDにしてプッシュしてましたが…

売れてなかった頃の「SMAP」(88~)の "6人" が出演していた事でも知られています。
ジャニーズなのでアニメの主題歌を取れましたが、男性アイドルも "冬の時代" でした。

ところで「男児向け」の「芸能モノ」ってありませんよね? あっても管理人は絶対観ませんw
「男性アイドルに憧れる男児」は居ないのに、なる人が居る、ちょっと不思議な事ですね。

女優として最も成功した2人のうち、菅野美穗さんは「大竜宮城」の主演候補だったそうです。
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中谷美紀さんは「KEY WEST CLUB」(91~2)で「ムーンライト伝説」の元曲を歌いました。

その後「ムーンライト伝説」は「さくら組」が「ムーンリップス」名義でカバーしたりしました。

<追加>「S」と「SuperS」のOPでは「桜っ子クラブ さくら組」でクレジットされてますね。

「ミュージカル 美少女戦士セーラームーン」(通称「セラミュ」、93~05)は「さくら組」の"遺産"。 
初期メンバーとして出演した「さくら組」5人による主題歌「ラ・ソウルジャー」(La Soldier、93)。

初代ムーン・大山アンザ(現・ANZA)さんを「歴代最高」と評するファンは多いようです。

管理人はミュージカルに "狂気" を感じます。 命懸けで「嘘」をついて「真実」にする…
そこに「夢」が生まれるのかも。 ただ、その「夢」にとり憑かれたら「幸せ」になれるのか。。。
(「セラムン」20周年を記念して「セラミュ」は昨年から "全員女性キャスト" で復活しました)

「乙女塾」「さくら組」に対する管理人のイメージは正直 "おニャン子の二番煎じ" でした。
どうして同じような事をするんだろ? と不思議に思ってたんですが、
93年?の雑誌によると「バブルが弾けて一人ずつ売り出せなくなったから」らしいです。
「会員制グループアイドル」が主流になった事で、管理人はアイドルに興味を無くしました。

94年になると「アイドル冬の時代」は "閉塞感" に満ちた "暗黒期" に突入しますが、
97年に「モーニング娘。」がデビューすると、少しずつ光明が見えて来たようです。
でわ

P.S.
管理人は95~05年頃まで "テレビ離れ" したので「モー娘。」が何故成功したのか、
経緯を読んでもピンと来ません。 それに今でも "一人でも輝ける人" が理想です。
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テーマ : ☆女性アイドル☆ - ジャンル : アイドル・芸能

22:00  |  90年代アイドル

Comment

おニャン子クラブは1986年が舞台の仮面ライダーキバ(過去編)で
度々話題に出て来てましたね

それとおニャン子クラブの一員が組んだユニット
「うしろゆびさされ組」が歌った
ハイスクール!奇面組の主題歌「うしろゆびさされ組」は
懐かしのアニメソングとされ別の歌手や声優にカバーされてますね

それとSMAPもかつては姫ちゃんのリボンや赤ずきんチャチャで
主題歌歌ってましたね
kivaxtuto |  2014.09.22(月) 19:21 | URL |  【編集】

本文でも触れた「クリィミーマミ」(83~4)から
アイドルがアニメの主題歌を歌うことが増えました。

「キバ」ではマニアックなファンの方が登場してましたね。
会員番号32番のファンとか「どうかな…」と思いました。
その解散以降は年々アイドルの歌が売れなくなりました。

「姫ちゃん」「チャチャ」のOPは以前の記事で意図的に触れました。
91年の歌手デビュー以来、ジャニーズなのにオリコン1位が
3年間取れなくて「お前ら何で売れねえんだ」と怒られたそうです。
でわ
珍来 |  2014.09.22(月) 20:48 | URL |  【編集】

前の時に語り損ねてましたが…

僕はこの90年前後に特撮熱が再燃し、色々な作品を観ていた訳
ですが、その一方で自分の気に入ったアニメ主題歌等の
女性ボーカル曲だけを曲調の近い歌をグラデーションさせる
感じで120分のカセットテープにまとめて収録し、
「第○次スーパーアイドル大戦」と名付けて(全12巻+7巻作成)
マンガ原稿を描く時などのBGMとして使ってました。今でも時々
聴いたりしますが、傾向としてどうしても声優の歌が多くなって
しまいました。

何故ならその当時、声優が注目されつつあり、キングレコード
などを中心にオリジナルアルバムが発表され始めていた時期で、
当時お気に入りの声優だった松井菜桜子や水谷優子のCDが出て、
一時期ハマッていたからでした。

それに関連してますが、この当時のアイドルアニメに於ける実験作
として忘れてはならない番組が二つあります。

「ミンキーモモ」等で知られる葦プロダクション制作の
「アイドル伝説えり子」とその後番組、
「アイドル天使ようこそようこ」です。

プロレスのタイガーマスクや獣神サンダーライガー
の様にアニメと同時進行で同名のアイドルを売り出そう
と言う企画意図だったようですが、

大映ドラマ風味の正統アイドルアニメだった「えり子」の
田村英里子の方はそこそこ売れたのに対して、
「ようこ」こと田中陽子は番組の主演声優の
かないみかと共演の林原めぐみに全部持っていかれ、
殆ど話題になることも無く消えてしまいました。
実際、番組終了の数年後に劇中の田中陽子の歌を全て
かないみかで録り直したアルバムも発売されています。
(田村英里子の方は歌は劇中でもほぼ本人に拠るもの
だったので矢島晶子版の歌は出なかった)

そして、この番組以降で林原めぐみを始め
国府田マリ子や近年の水樹奈々や堀江由衣、田村ゆかり
に至る声優アイドルが台頭してくる訳ですが…

勿論その前から「マクロス」の飯島真理や「タッチ」の
日高のり子、件の「クリィミーマミ」の太田貴子等が
いましたがそれらは殆どがアイドルが声優に
挑戦してみたという形式でした。

このタイプは90年代でも「飛べ!イサミ」の中嶋美智代
や「ご近所物語」の宍戸留美、「赤ずきんチャチャ」の
香取慎吾など多く存在しています。
高橋由美子も「ワタル2」と「ちびまる子ちゃん」で
声優をやってました…
まぁ近年ではそれ以外に1年間のアフレコ経験を
活かしてスーパー戦隊の出演者が声優に転身する
ケースも増えていますが…

あと、菅野美穂といえばメガCDのシューティング
ゲーム、「慶応遊撃隊」で主役の蘭未の声を
充てていました。
(というか当時このゲームで菅野美穂の名前を
知ったのですが…)
堀川廉 |  2014.09.23(火) 23:12 | URL |  【編集】

レス遅れてスイマセン。

タイトルしか知らない作品が多かったもので。
「アイドル伝説えり子」(89~90)は大映ドラマのノリですか。
必ずしも "暗黒面を描く事" がNGではないんですね。
70年代は "ギャグとして楽しむ" という見方がなかったようですけど。

「ピエロ魔法少女シリーズ」(ペルシャを除く)のように
アイドルが主演声優を担当しなかったんですね、賛否両論だったし。
後番組が制作されたので成功したようです。
田中陽子さんは「素行不良」と引退理由が発表された事だけ知ってます。
本当にそうであっても、フツウ有り得ない事でした。

私は95年に「スーパーロボット大戦シリーズ」に大ハマリして
それから声優さんの名前を大量に覚えました。
現在、プリキュアとやや高い年齢層向けの戦闘美少女アニメに
ハマって、最近の声優さんにも興味が出ています。
キュアブロッサム・水樹奈々さんなどレベル高い!
キュアハニー・北川里奈さんが新人と聞いて驚きました。
「しあわせごはん愛のうた」は耳に残りますw

ただ近年のアイドル・芸能アニメ「アイカツ!」(12~)は
少し観たけど熱血要素を感じなくて、個人的には興味を持てないです。
「妖怪ウォッチ」もダメかなぁ。。。

名前が出てましたけど、次回の記事は高橋由美子さんについてです。
でわ
珍来 |  2014.09.25(木) 18:03 | URL |  【編集】

初めまして、珍来さん

初めまして珍来さん、佐倉遊です。
ずっと前から珍来さんのブログを見ていて毎週どんな特集が出てくるか楽しみにしてる人です。
以前、90年代のアイドル氷河期の特集やったが、それと似た別の氷河期が今ありまして・・・。
2012年頃からアニメ人気が衰退してることがわかり、ある人から「アニメ氷河期が再びやってきた」という情報が出てきました。
なんとなく「現在のアニメ氷河期」は、20年前ぐらいの「90年代のアイドル氷河期」と酷似して自分もガッカリしています。
佐倉遊 |  2014.10.12(日) 06:28 | URL |  【編集】

初めまして、佐倉遊さん

コメントありがとうございます。
「アイドル冬の時代」も「バブル崩壊」も
リアルタイムではワケが分からない事だったんですよ!

「アニメ氷河期」って昭和と平成の狭間と
20世紀と21世紀の狭間では、と個人的に思います。
近年は「マドマギ」や「ガルパン」があるから…
でも、ピンと来ないけど、全体的にはヤバい状況なのでしょうか?

最近 "熱血" 要素がある「魔法少女もの」と
「戦闘美少女もの」にハマってて、過去作を色々観てますが、
今のアニメ界の状況が良いか悪いか、は特に気にしてません。
でわ
珍来 |  2014.10.13(月) 00:48 | URL |  【編集】

前回のコメントから1年半経ちました

珍来さん、1年半ぶりです。
前回から今のアニメ業界などの現状は1994年のアイドル氷河期のように行先も見えず閉塞感漂い、むごたらしくて(無慈悲で)残酷な暗黒時代に突入してしまいました・・・。
「おそ松さん」が大ブームになってる中、本作品終了後に「おそ松ロス」があったり、、円盤の売り上げが低迷したり、1989年の宮崎勤事件の再来とも言える「朝霞・女子中学生誘拐事件」が起こり、その犯人が「女子高校生アニメ」が好きだったということがあり、1985年から1990年まであった「アニメ冬の時代」に逆戻りになった今頃です。
正直、今後のアニメ業界がものすごく心配です
佐倉遊 |  2016.03.30(水) 14:13 | URL |  【編集】

「おそ松さん」(15~6)をたった今知りましたw
個人的に「まどマギ」「ガルパン」以降、これはと思った
最近の作品は特に無いんですが、正直あまり興味が湧きません。
現在は「魔法使いプリキュア!」が心配… なくらいです。

「朝霞・女子中学生誘拐事件」 そういう名称になったんですね。
「女子中学生アニメ」がヤリ玉に挙げられなくて何よりです。
犯人は「一人でパソコンを使う」と報道されたようですが、
私も一人で使うので犯罪者予備軍扱いされそうで心配です。
でわ
珍来 |  2016.03.30(水) 19:51 | URL |  【編集】

第1次アニメ冬の時代について

3か月ぶりです
2年前にアイドル冬の時代の記事を取り上げていましたが、それと同時期に起きた「第1次アニメ冬の時代(1985年~91年ぐらい?)」を取り上げてほしいです。
今のアニメの時代はまた冬の時代(2012年~)になっているが、80年代後半~90年代初頭に起こったアニメ冬の時代はどんなだったのか気になります。
佐倉遊 |  2016.06.17(金) 10:04 | URL |  【編集】

お久しぶりです、佐倉遊さん

昭和の終わり頃から平成の始め頃まで特に
「アニメ冬の時代」的であった事は複数の記事で触れてます。

・U12 小学生以下スーパーヒロインの変遷
 ttp://supersentaiseries954.blog77.fc2.com/blog-entry-847.html
・超年少スーパーヒーロー&ヒロイン のまとめ
 ttp://supersentaiseries954.blog77.fc2.com/blog-entry-848.html
ではどうでしょう? 「アニメブーム」は「第1次石油危機」(73)で
特撮に勢いが無くなった75年頃から始まり
「ファミコン」発売(83)により84年頃終わったと見るのが一般的でしょうか。

アニメ「聖闘士星矢」が終わって「美少女戦士セーラームーン」が始まるまでの
89~91年頃はブームが完全に終わった感がありました。

「エヴァ」による「第2次アニメブーム」が97年の「ポケモンショック」で終わったとも言われます。

89年と97年はアニメが叩かれる「忌まわしい事件」もありましたし
「消費税増税」と「バブル崩壊」「デフレ元年」とも重なります。
「アイドル冬の時代」の方は「ピンのアイドル」がフツウだった
89年までの記憶がある者にとっては97年以降も「冬」のままです。
アニメだって平成以降はずっと「冬」にしか思えなかったりします。

2,012年以降が「アニメ冬の時代」と言われてますが、
70、80年代を知る者にとっては90年代以降はずっと「冬」にしか思えなかったりします。
…あんまり「昔は良かった」的な事を書くのは年寄りみたいで
イヤなのでw なるべく近年の頑張ってる所に目を向けようとしてます
でわ
珍来 |  2016.06.19(日) 00:16 | URL |  【編集】

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