2015.09.27 (Sun)

ゲゲゲの鬼太郎シリーズ (68~) その2

第3期(85~8)の鬼太郎(声:戸田恵子さん)はシリーズで最も正義感が強い "熱血ヒーロー"。
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僕には出来ないよ! 悪友・ねずみ男を殺すなんて、絶対に出来ない。

第4期(96~7)の鬼太郎(声:松岡洋子さん)は何を考えてるか分からない "怖い鬼太郎" で…
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この街の名は「地獄」だからね  悪い人間には厳しく接します。

第3期第55話「マル秘指令!!ねずみ男は死刑だ」、地獄編第7話「鬼太郎 最後の出会い!!」
第4期第35話「鬼太郎の地獄流し」、第89話「髪の毛地獄!ラクシャサ」を紹介します。

人間でない者が人間の味方をする理由 について。

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紙芝居「墓場奇太郎」は主人公が親の仇に復讐を果たす、純然たる "怪奇もの" でした。
その元になった怪談「子育て幽霊」では "高僧になった" と伝えられますが "妖怪退治"
はしてません。 水木しげる大先生が "ヒーローもの" にアレンジした事で人気が出ました。

「妖怪ブーム」(60年代後半~70年代前半)は 「怪奇ヒーローブーム」
でもあったのです。 そこで問題になるのは "人間の味方をする理由" ですが、
"人間は善良だから" という理由で戦う怪奇ヒーローは居ない、と思われます。


「ドロロンえん魔くん」(73~4)は "閻魔大王の甥" で "(悪い)妖怪から人間を守る" 事が使命。
永井豪大先生の原作は完全にエロ漫画でしたね(主演:野沢雅子さん、初代鬼太郎)。

「えん魔くん」(♂)が何故か "ミニスカート" を履いて頻繁に "パンチラ" したんですが、それで
"勃った" という話は聞いた事がありませんw 「雪子姫」(♀)は "ノーパン" 主義者で
"パンチラ" 出来ませんでしたw …「鬼太郎」第1期第20話を再放送で観て思ったんですが、

"悪い人間を殺せ" と大王から命じられたら、彼らはどうしたでしょう?
おそらくどんな極悪人でも拒否でしょう "弱い者イジメ" になってしまうから。
「そんなの下っ端妖怪にでもやらせてよ!」と反論すれば、大王も「うむ」と頷くでしょう。
(「ザ・カゲスター」(76)や「快傑ズバット」(77)は "極悪人" には容赦しませんでしたが、
"弱い者イジメ" だと批判され、変身ヒーローが人間に制裁を加える事はNGになりました)
 

もし大王の命で極悪人を殺そうとしてる下っ端妖怪に彼らが出くわしたら、とも想像しました。
「あまり騒ぎを大きくするなよ!」「スイマセン…」くらいで "スルー" したかも。。。
大王が決めたなら "死んだ方が世の中の為になる人間 " だから庇う事は出来ません。
(管理人はそういう展開があった漫画を読んだ記憶がありますが、タイトルが思い出せません)


「鬼太郎」第3期は怪奇色が薄く、ヒーロー色が濃かったので、管理人は観なくなりました。
強い抵抗を感じたのはフツウの少女「天童 夢子」(以下「ユメコちゃん」)のレギュラー化で、
「僕達と一緒に居るのは危険だよ」 と鬼太郎は諭すべきだと思いました。

エロシーン(話数不明)。 「一反木綿」は本作から九州弁で饒舌に喋り、仲間の危機には

駆けつける頼もしい "航空戦力" になりました。 「ぬりかべ」の方は相変わらず寡黙ですが
仲間の窮地には、突然地割れを起こして現れ、体を張って守る "防御の要" になってます。

 
第55話は番組欄で「第1期第20話のリメイクだ!」とピンと来て録画しながら観ました。
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「泥太宮」「蜂の宮」「血戸」については今インターネットで調べ直しても何も分かりません。
(「三虫」(三尸)は3匹と勘違いされて伝わったので、地方での異名なのかも知れません)

猫娘の豪快なパンチラ! 当時「キン肉マン」(83~6)、「北斗の拳」(84~7)、「ドラゴンボール」
(86~9、主演は初代鬼太郎)、「聖闘士星矢」(86~9)が大人気の"ジャンプアニメ全盛期"。 
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第3期はそれらと互角以上の視聴率を叩き出した、シリーズ最高の大ヒット作になりました。

「三虫」の報告で大王が極悪人を殺すよう妖怪に命令を出す、原作の設定は却下でしたね。
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仕事ダ、メンド臭イナァ  三虫が仕事熱心なら世の中は良くなるか?  

鬼太郎の為に動くWヒロイン、ユメコちゃんが居るので本作の猫娘は影が薄かったです。
(本作の猫娘の声はアニメ「悪魔くん」(89~90)で主演(「埋れ木 真吾」役)の三田ゆう子さん)
(ユメコちゃんの声は「聖戦士ダンバイン」(83~4)のリムル・ルフト役の色川京子さん)
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貴女とはライバルだけどお願い! ライバル? 

人望で仲間達も動いてくれますが「お金を返しても罪は消えない」と鬼太郎は覚悟してました。
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どんな罰を受けようとも覚悟は出来ています

本作はリメイクが多く、原作者は「4本に1本は良アレンジ、2本は微妙、1本は改悪」的に…

評価されてますが、第55話は "人間と妖怪は友達" 的世界観に合っていると思います。 
(2代目鬼太郎の戸田さんはその後「それいけ!アンパンマン」(88~)の主演をされてます)

原作「地獄編」(87)と第3期「地獄編」だけ "鬼太郎の母は人間" という設定になってます。 
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「ぬらりひょんは日本妖怪の総大将」的になったのは本作からで、主に策謀を巡らし、他者
(妖怪)を利用しましたが、鬼太郎と剣を交える正々堂々とした所もあり、人気がありました。
(「妖怪オカリナ」には「召喚」「鞭」「剣」の3大機能がありましたが第4期では「剣」は未使用)

"心が清いから妖怪に狙われ、また説得出来る" ユメコちゃんは「朱の盤」を改心させました。
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アンタの為に死んでくれる人はおらん、だからオラが…

彼は最後まで「親分」を慕ってました。 「本当に悪い人間も妖怪も居ない」的な世界観でした。

「胎内道」から人間界に戻れる寸前で、不運な事故によりユメコちゃんは死んでしまいます。
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ユメコさんの御両親の悲しみを考えなさい

正にヒーローの母の言葉! 母・岩子(お岩さんの遠縁)は生き返る権利を彼女に譲りました。

"バブルな鬼太郎" と他世代から揶揄されても、本作は "ヒーローの王道" を貫いたのです!

また「人間との混血だから妖怪と人間が共存出来る世界を目指す」とは一言も言ってません。
明解な理由ですが、絶対言って欲しくない事で、それだったら「何となく」の方が良いです。
(混血は強い設定の作品も多いですが、本作の「半妖怪」は弱い設定なので矛盾してます)


閑話休題、先日「ガルパンMAD」を観てたら「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」
(94~5、第1~4期)という「ポンキッキーズ」(93~01、第1期)で放送された作品を知りました。 


「来たら」助けてくれるよ 「学校の怪談」ブームの「怪奇ヒロインもの」。

「来ない」と助けてくれず "調子にノッる奴" が被害者の場合は "笑ってる" 事すらあります。

"理不尽な目に遭ってる" 場合も助けてくれない事もあり "気まぐれ" な感じです。
花子さんは闇の世界の存在、人間を(たまに)助ける事は単なる "趣味" なのかも。。。
「児童層」向けですが怪奇+シュールなギャグが面白い、それに伊武雅刀さんの語りも怖いw


バブル崩壊後は "調子にノッてる奴は助けなくて良い"

的な雰囲気がありました。 日本全体が "調子にノッてた" 事を(必要以上に)反省したのです。


そこで第4期に期待された事は "怖い鬼太郎" の復活でした。 時代的に70年代的な
「人間が溶ける」「モブ厳」等は許されないのに "可能な限り怖くした" と評価が高いようです。

鬼太郎は、人間の「大黒」とその「手下」を "地獄" に閉じ込めました。 更生させる為なのか?
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第3期以降の鬼太郎ファミリーは「砂かけ婆」は遠距離攻撃に強く「目玉おやじ」に次ぐ参謀、
「子泣き爺」は近距離攻撃に強く「ぬりかべ」に次いで防御が強い、と役割がハッキリしました。

第48話で本物の "地獄" に行ったので、これは鬼太郎ファミリーが勝手にやっている事です。
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ここに泊まったらお母さんの思い出は何もかも

消えてしまいますが
  構うもんか ホテル「猫屋」のやり取り。

「手下」は "母との約束" を思い出したので解放、単に "憂さ晴らし" や "ヒマ潰し" なのかも。 
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そうだな、今晩ゆっくり考えるさ 「大黒」のその後は不明。

原作が原型を留めないほど改変されたお話が多いですが、良アレンジが多いようです。

また第64話から東映動画(98年より「東映アニメーション」)初のデジタル化作品になりました。

本作の「猫娘」(声:西村ちなみさん、キュアビューティ)は攻撃力は低いものの、素早さで…
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避けながら敵を説得するなど「正ヒロイン」。 大人になった第89話は "神回" と言われます。

"操られてる" というより、心の奥に秘めた鬼太郎への恋愛感情が抑えられなくなったように…
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私は永遠に子供のままだと思った? 個人的に見えます。

間違いなんだよ、それ…  "獲物を狙う目" になってて怖いですが。

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私だって大人に成れる 奇麗な女の人に成れる

第3期以降は「なるべく妖怪を殺さない」的でしたが、実力が高い強豪妖怪の場合は不可能。
「霊毛ちゃんちゃんこ」を引き裂いたのは「ラクシャサ」(元はインドの鬼神、羅刹天)と第5期
第85話で "毒の石爪" で強化された「ぬらりひょん」だけでした(どちらもすぐ再生してます)。
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お前に居なくなってもらいたい妖怪がどれほど

多いか知るまいな
(声:塩沢兼人(2,000年46歳没)さん、早過ぎる死でした)。

第5期の「猫娘」とどちらが可愛いか、論争になるようですが、昭和世代は沈黙するしかないw
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こないだのケーキ、食べ損なっちゃったからさ ありがとう

結局、鬼太郎が人間や妖怪を助ける理由は "お人好しだから" だと思われます。

出生や能力による義務感ではないでしょう。 第5期の記事で主な歴代声優をまとめます。
でわ

P.S.
先日「プラザ合意」(85.9/22)から30周年を迎えて "日本はどこで間違えた" 的な事が
言われてましたが、良い事もあったんですよね。 「対外純資産」 は91年以降、
24年連続で世界一みたいなんです。 調子にノッて国内投資した人は不良債権化させて
関係無い人達も理不尽な目に遭わせたんですが、海外投資した人はそうじゃなかった!

単純に「海外に高額の資産を持ってる高年齢層が多い」と考えても良いらしいのですが、
管理人の周囲には一人も居ないw 日本が本当に危なくなった時に(海外に逃げたりせず)
"日本の為に使ったら寿命が伸びる" なんて考えてくれたら嬉しいです。
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00:00  |  ゲゲゲの鬼太郎シリーズ

Comment

鬼太郎と言えば

このシリーズがリアル世代になりますね。
吉幾三さんが歌うノリノリのOPと
味わい深いEDが忘れられませんが
このシリーズでの妖怪で一番印象深いのが
映画に登場した南方妖怪のボス、その名も「チ〇ポ」。

当時二十代半ばのお年頃で後にアンパンマンともなる
鬼太郎こと戸田恵子さんに「〇ンポ」などと言わせた
ある意味女性から見ればとんでもない極悪妖怪で
ぬらりひょんと結託して鬼太郎を倒そうとしますが
結局敗れてしまい、逃げる時にようやく必殺技
人呼んで「三連チン〇噴射」で逃げていくと言う
お間抜けながらも今では十分過ぎるほど
放送コードに引っ掛かる妖怪でした。

今年の戦隊の敵は妖怪と聞きますので
妄想の世界の中にヒロインだけを引き込んで
果たして「三連チ〇ポ噴射」が通用するのか、
戦わせて見ようと思います。

毎度のエロオチですが、鬼太郎の敵で彼ほど
怖さよりもインパクトが先行する妖怪は居ないので
一応ご紹介しておきます。
特撮最前線 |  2015.10.08(木) 22:01 | URL |  【編集】

南方妖怪のボス

の話は聞いてましたが、改めて調べました。
漫画「鬼太郎の世界お化け旅行」(76)で初登場。

・南国妖怪ちんぽ様
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm152542
鬼太郎の劇場版は85年に第1作が公開、ちょっと意外です。
96年の第5作にも再登場したので、インパクトがあったんですね~。
第5期にも登場し「チンボ」に改名されたそうですw

妄想ネタとして、
鬼太郎の原作には「ろくろチンポ」VS「ろくろ首」戦がありました。
孔雀王の原作には3本どころか、何本も生えてる「美童」が出てきましたね。
興味があれば検索して下さい、どちらも放送禁止ですw
・続ゲゲゲの鬼太郎第15話「チンポコ紛失」
 ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3710131
「天狗の女房」に取られてしまう、トンでもないお話です。

個人的には第5期が中途半端になってしまったのが残念でした。
第8作「日本爆裂!!」(08)は良かったと思うけど…

先日「超ドラゴンボールがヒドイ!」と聞いて、興味を持ち
観てみましたが「ホントにプリキュアを作ってる会社!?」
と思ってしまうほど動いてなかったですね。
それに何だか引き伸ばしがスゴそうで、もう観ません。
でわ
珍来 |  2015.10.09(金) 00:02 | URL |  【編集】

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